Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
microCMSを使った ビジネスサイドとの コミュニケーション
Search
meijin
September 30, 2021
Programming
2
1.2k
microCMSを使った ビジネスサイドとの コミュニケーション
meijin
September 30, 2021
Tweet
Share
More Decks by meijin
See All by meijin
Technical Decisions and Reflections on "Test Maker" After Two Years of Development
texmeijin
1
47
弊社の「意識チョット低いアーキテクチャ」10選
texmeijin
5
26k
DDDを志して3年経ったら「DDDの皮を被ったクリーンアーキテクチャ」になった話【デブサミ2024夏】
texmeijin
4
3.2k
サービス黎明期にNuxt.js v2からNext.js移行を決めた理由と進め方
texmeijin
0
420
スタートアップCTOが個人開発で収益化・年13本記事発信・5件登壇を平行するための時間管理
texmeijin
4
1.1k
個人開発がおすすめな理由
texmeijin
3
980
弊社の開発体験の良いところは?メンバーに訊いてみた!
texmeijin
0
410
初めてESLintプラグインにコントリビュートした話
texmeijin
0
210
先生と一緒に プロダクトを良くする アナリティクス機能の開発
texmeijin
0
96
Other Decks in Programming
See All in Programming
Perplexity Slack Botを作ってAI活用を進めた話 / AI Engineering Summit プレイベント
n3xem
0
670
The Evolution of Enterprise Java with Jakarta EE 11 and Beyond
ivargrimstad
1
840
Kotlin エンジニアへ送る:Swift 案件に参加させられる日に備えて~似てるけど色々違う Swift の仕様 / from Kotlin to Swift
lovee
1
250
Create a website using Spatial Web
akkeylab
0
290
deno-redisの紹介とJSRパッケージの運用について (toranoana.deno #21)
uki00a
0
130
GraphRAGの仕組みまるわかり
tosuri13
7
450
Enterprise Web App. Development (2): Version Control Tool Training Ver. 5.1
knakagawa
1
120
イベントストーミング図からコードへの変換手順 / Procedure for Converting Event Storming Diagrams to Code
nrslib
1
150
ASP.NETアプリケーションのモダナイズ インフラ編
tomokusaba
1
390
第9回 情シス転職ミートアップ 株式会社IVRy(アイブリー)の紹介
ivry_presentationmaterials
1
200
Gleamという選択肢
comamoca
6
740
「ElixirでIoT!!」のこれまでとこれから
takasehideki
0
370
Featured
See All Featured
Why Our Code Smells
bkeepers
PRO
337
57k
Become a Pro
speakerdeck
PRO
28
5.4k
No one is an island. Learnings from fostering a developers community.
thoeni
21
3.3k
What's in a price? How to price your products and services
michaelherold
245
12k
Building a Modern Day E-commerce SEO Strategy
aleyda
41
7.3k
Done Done
chrislema
184
16k
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
307
110k
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
330
24k
[Rails World 2023 - Day 1 Closing Keynote] - The Magic of Rails
eileencodes
35
2.3k
Rails Girls Zürich Keynote
gr2m
94
14k
Stop Working from a Prison Cell
hatefulcrawdad
270
20k
Save Time (by Creating Custom Rails Generators)
garrettdimon
PRO
31
1.2k
Transcript
📮 microCMSを使った ビジネスサイドとのコミュニケーション meijin / 株式会社NoSchool CTO
自己紹介 - meijin / 株式会社NoSchool CTO - Twitter: @Meijin_garden -
最近はReact / React Nativeをよく書いてる - Webフロントエンドとソフトウェア設計が好き - 趣味は将棋☗ 2
📌 本スライドの要点 3 - microCMSの良いところを語るスライドです - microCMSはビジネスサイドと一緒に 管理画面を見ながらデータ構造を設計できる - 何ができる/できないのイメージ共有がしやすい
- カテゴリー分けとカスタムフィールドを紹介
microCMSを使った ビジネスサイドとの コミュニケーション 対象のJamstackサービスと 運営体制 4
マナリンクTeachers - https://for-teachers.manalink.jp/ - Next.js(ISR) + microCMS - オンライン家庭教師向けの情報メディア インタビュー記事や指導のコツなどを掲載
5
6
運営体制 - ビジネスサイド1名 - 企画、先生へのインタビューなど - 開発サイド1名(私) -
日頃アプリや決済機能なども開発しているので、 工数を抑えて開発するためにバックエンドはmicroCMS! - サーバー費用も安い(Vercel) 7
microCMSを使った ビジネスサイドとの コミュニケーション 要件定義の例① 記事のカテゴリー分け 8
記事のカテゴリー分けとは - https://for-teachers.manalink.jp/useful/job-side - ポイント - 大カテゴリと小カテゴリがある - 各カテゴリごとに一覧があり、URLとTitleとDescription等があ る
- 各記事につき必ず大小1つずつ紐づく 9
STEP1 各カテゴリごとの仕様を表で整理 10
STEP2 カテゴリごとに”動的に”変わる点を洗い出し - URL(に使われる英単語) - カテゴリの名前 - Title / Description
- どの大カテゴリに属するか※小カテゴリのみ 11
STEP3 microCMSでAPIを作成 動的に変わる部分を スキーマとして設計 12
ポイントは、 ここまでの流れをすべて ビジネスサイドの方でも自分でできること👍 13
最初は一緒にAPIを作成 ↓ 「では同じ調子で作成してください」 「わかりました」 「他のAPIのカテゴリ作成もできました!」 「内容OKです! ダミーデータ入稿お願いします!」 14
この開発フローの良いところ 15 - 早い段階からダミーデータの入稿に入れるため、 要件をビジネスサイドにイメージしてもらいやすい - リレーションとかスキーマみたいな概念を肌で感じてもらい やすい(microCMSさんのワーディングが上手)
microCMSを使った ビジネスサイドとの コミュニケーション 要件定義② 記事本文中に吹き出しを埋めたい 16
こんな感じで記事に吹き出しを入れたい要望 17 会話を載せたいコンテンツ - 先生へのインタビュー - 先生方との勉強会
普通にmicroCMSを使った場合 本文に指定するリッチエディタフィールドは 単純に大きいHTMLなので、吹き出しを埋めるのは困難 18
STEP1 カスタムフィールド 19
STEP2 カスタムフィールドの繰り返しを設定 20
STEP3 React実装 21
企画の流れ 「microCMSこんなことできるみたいです〜」 (Slackに記事をシェア) 「記事に吹き出しを埋めたいです」 「たぶんできそうなのでやってみます(勘)」 「実装できたので入稿お願いします!」 「入稿しました!」 22
コミュニケーションのポイント 📌 社内でmicroCMSのノウハウ記事をシェアする 📌 管理画面から入力可能なデータ形式なら実装可能、と いう話をする。できる/できないのイメージ共有がしやすい 23
24
microCMSを使った ビジネスサイドとの コミュニケーション まとめ 25
microCMSを使ったコミュニケーション 📌 管理画面を一緒に見ながら要件定義を進める 📌 何ができる/何ができないのイメージ共有をする 📌 慣れてきたら自分でAPI作成・改修ができる (UIによるITリテラシの底上げがノーコードやローコードの本質なのかも?) 26
microCMSを使った ビジネスサイドとの コミュニケーション 告知 27
オンライン家庭教師マナリンクはエンジニア採用中! 以下のサービスを開発しています 28 先生を集客するメディア 先生を探せるWebサイト オンライン指導専用アプリ
29
マナリンクTeachers (https://for-teachers.manalink.jp/) めっちゃ面白いインタビュー記事を多く 掲載しているのでぜひ 読んでいただきたいです (右のは私の個人的なおすすめ) 30
ご清聴ありがとうございました 発表内容等についてもっと知りたい /カジュアル面談のお申込みはコチラ @Meijin_garden 31