Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
チームのふりかえりで大事な3つのこと / 3 ways to run an effective...
Search
Teppei Fushino
December 10, 2020
Technology
0
2.3k
チームのふりかえりで大事な3つのこと / 3 ways to run an effective retrospective
Teppei Fushino
December 10, 2020
Tweet
Share
More Decks by Teppei Fushino
See All by Teppei Fushino
チームの心理的安全性を可視化するワークショップ「片思いマッピング」 / Kataomoi Mapping at furiconf2022
tfushino
2
3.8k
自作アプリを社内でユーザビリティテスト したら学びとUXが爆増したはなし / Usability test for self made application
tfushino
0
53
Netlify +Vueで画像ジェネレーターを作った話 / Developed Image-Generator with Netlify
tfushino
0
67
Other Decks in Technology
See All in Technology
Intuneお役立ちツールのご紹介
sukank
3
770
Exadata Database Service on Cloud@Customer セキュリティ、ネットワーク、および管理について
oracle4engineer
PRO
0
1.1k
Amazon CloudWatch Network Monitor のススメ
yuki_ink
0
160
第23回Ques_タイミーにおけるQAチームの在り方 / QA Team in Timee
takeyaqa
0
260
株式会社島津製作所_研究開発(集団協業と知的生産)の現場を支える、OSS知識基盤システムの導入
akahane92
1
200
Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure(ExaDB-D) UI スクリーン・キャプチャ集
oracle4engineer
PRO
2
3.1k
The Role of Developer Relations in AI Product Success.
giftojabu1
0
110
Lexical Analysis
shigashiyama
1
140
メールサーバ管理者のみ知る話
hinono
1
110
マイベストのデータ基盤の現在と未来 / mybest-data-infra-asis-tobe
mybestinc
2
2k
ExaDB-D dbaascli で出来ること
oracle4engineer
PRO
0
3.8k
データの信頼性を支える仕組みと技術
chanyou0311
6
1.7k
Featured
See All Featured
Raft: Consensus for Rubyists
vanstee
136
6.6k
Teambox: Starting and Learning
jrom
133
8.8k
Code Review Best Practice
trishagee
64
17k
Producing Creativity
orderedlist
PRO
341
39k
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
50
7.2k
The Language of Interfaces
destraynor
154
24k
Fireside Chat
paigeccino
33
3k
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
43
13k
Performance Is Good for Brains [We Love Speed 2024]
tammyeverts
6
400
Templates, Plugins, & Blocks: Oh My! Creating the theme that thinks of everything
marktimemedia
26
2.1k
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
33
2.4k
Become a Pro
speakerdeck
PRO
25
5k
Transcript
チームの「ふりかえり」で ⼤事だと思う3つのこと
⾃⼰紹介 2019年新卒・エンジニア Cast Me!・SEARCH WRITEの開発を経験 今は、受託案件チームで開発を⾏っています 「最⾼のプロダクトは最⾼のチームから⽣まれる」 チームの⼼理的な側⾯やプロセス改善の役割を任されています。 特に⼤事にしているのがチームでの「ふりかえり」です
1年前、チームで感じていた悩み あの人は どう思ってるか不安になる もっと効率のいい 方法があるはず なのに・・ 自分が 役にたてて いない気がする メンバーの
コミュニケーションが うまくいっていない 気がする
その時、別チームでは習慣的なふりかえりをしていた 開発 レビュー ふりかえり リリース 1週間 開発 レビュー ふりかえり リリース
1週 間 開発 レビュー ふりかえり リリース 1週間 チームは1週間単位のふりかえりを⼊れた開発サイクル →開発プロセスやチームコミュニケーションの継続的改善
初めてチームでふりかえりをやってみた 30分時間をとって、チームでGood&Moreを出して、 改善アクションを決めよう!! ところが.. そうだ、ふりかえりをやろう!!
全然うまくいきませんでした • ⽬的が漠然として、意⾒が抽象的になり、議論が盛り上がらない • 30分では、具体的なアクション決定にたどり着かない ふりかえりが無駄な時間に思えて 実施されなくなっていく 結果、改善につながらない
それから1年間勉強と試⾏錯誤を続けてきた結果 少しずつうまくできるようになってきました 議論の ⽅向づけ⼤ 事 机の配置 は丸くす る オンライン でのふりか
えりはどう やるか 改善アク ションすぐ 着⼿できる ように 課題全部解 決しなくて いい アクション は実験 ⼼理的な気持 ちづくりも重 要 ⼈vs⼈ の構図に しない
チームのふりかえりで特に⼤事なこと 時間を確保する 設計をする ふりかえりの ふりかえりをする
1. 時間を確保する • 時間が短いと適切な効果を得られない • しっかり時間をとって⽴ち⽌まる勇気を持つ 週単位 Q単位やプロジェクト単位 60分 90~120分
ふ り かえ り 時間 ⽬安 ※慣れていないチームは1.5〜2倍必要
2. 設計をする 設計で考えること • 優先的な課題は何か • 課題に関連するファクトは何か • ふりかえりで何をすべきか •
ツールや時間配分、アジェンダをどうするか 当日メンバーとやる 事前設計 目的を考える 構成を考える 場づくり 思い出し・ 共有 アイデアを 出し合う アクションを 決める ふりかえりを ふりかえる
事例︓Cast Me!でのふりかえりの設計 1. Nさんがしてくれていた良かったことを引き継ぎたい 2. Mさんとメンバーで「知りたいこと、実はできること」を 伝えあって、お互いの理解を深め、モヤモヤをなくしたい ⼤活躍していたメンバーのNさんが 抜けるから不安 プロダクトオーナーのMさんが開発チームの
働きをどう思っているか気になる
⽬的をもとにアジェンダを設計 目的を伝えてふりかえりに臨む気持ちを作る 3Qのふりかえりと良い習慣の定着 Mさんとメンバーの相互理解 メンバーに何を得たかを言葉にしてもらう Q単位のふりかえりなので、120分 メンバーからリーダーへ リーダーが確認、回答を用意 リーダーとメンバーの対話で疑問点解消 「何をしたから良かったか」ファクトを洗い出す
継続したい習慣の共通認識をとる 実行責任者を決定
⽬的をもとにアジェンダを設計 目的を伝えてふりかえりに臨む気持ちを作る 3Qのふりかえりと良い習慣の定着 Mさんとメンバーの相互理解 メンバーに何を得たかを言葉にしてもらう Q単位のふりかえりなので、120分 メンバーからリーダーへ リーダーが確認、回答を用意 リーダーとメンバーの対話で疑問点解消 「何をしたから良かったか」ファクトを洗い出す
継続したい習慣の共通認識をとる 実行責任者を決定 優先的課題
⽬的をもとにアジェンダを設計 目的を伝えてふりかえりに臨む気持ちを作る 3Qのふりかえりと良い習慣の定着 Mさんとメンバーの相互理解 メンバーに何を得たかを言葉にしてもらう Q単位のふりかえりなので、120分 メンバーからリーダーへ リーダーが確認、回答を用意 リーダーとメンバーの対話で疑問点解消 「何をしたから良かったか」ファクトを洗い出す
継続したい習慣の共通認識をとる 実行責任者を決定 ファクト集め
⽬的をもとにアジェンダを設計 目的を伝えてふりかえりに臨む気持ちを作る 3Qのふりかえりと良い習慣の定着 Mさんとメンバーの相互理解 メンバーに何を得たかを言葉にしてもらう Q単位のふりかえりなので、120分 メンバーからリーダーへ リーダーが確認、回答を用意 リーダーとメンバーの対話で疑問点解消 「何をしたから良かったか」ファクトを洗い出す
継続したい習慣の共通認識をとる 実行責任者を決定 アジェンダ
3. ふりかえりのふりかえりをする 最初からうまくはいかない • ふりかえり⾃体がどうだったかをチームで確認する • ふりかえりのふりかえりをふりかえりの最後に⼊れることで、 ふりかえり⾃体の改善を継続的にしていく 当日メンバーとやる 事前設計
目的を考える 構成を考える 場づくり 思い出し・ 共有 アイデアを 出し合う アクションを 決める ふりかえりを ふりかえる
チームのふりかえりで特に⼤事なこと 楽しいふりかえりライフを!! 時間を確保する 設計をする ふりかえりの ふりかえりをする