は群にな ります。これを X の対称群と呼びます。 SX の中にはキューブ操作の組み合わせだけでは実現できないも のもあります。例えば、3 面体のひとつをルービックキューブか ら取り外して、小面のうち 2 つの色を逆に貼り替えてからルー ビックキューブに戻す、ということをします。これは小面集合 X の置換にはなっていますが、キューブ操作だけでは元の配置に戻 すことができません。 基本操作 U, D, L, R, F, B で生成される SX の部分群 G を、ルー ビックキューブ群と呼びます。 G := U, D, L, R, F, B ⊂ SX 宇佐見 公輔 ルービックキューブ群を SageMath で見る