今回のHands-on で、Single node のRancher server と二つのk3s クラスタ環境を構築します。 その後、Rancher server のContinuous Delivery 機能で、二つのk3s クラス タを操作します。 このステップでは rancher ノードだけを操作します。 rancher ノードで、以下のdocker command を実行しSingle node のRancher server を構築します。 sudo docker run -d --restart=unless-stopped \ -p 80:80 -p 443:443 \ --privileged \ rancher/rancher:v2.5.10 Rancher server が1 分程度で立ち上がりますので、以下のpublic IP をブラウザで開いてRancher UI をアクセスしてください。 https://${vminfo:rancher:public_ip} このHandson の場合、Rancher は自己署名証明書を使用しているため、ブラウザに証明書の警告が表示されます。この警告はスキップしても問題ありません。 また、一部の ブラウザでは、スキップボタンが表示されない場合があります。 この場合は、エラーページの任意の場所をクリックして、「thisisunsafe 」と入力します(引用符は含みま せん)。 これにより、ブラウザは警告をバイパスして証明書を受け入れるようになります。 初回アクセスの時パスワードの初期設定が必要です。画面のガイドに従って設定してください。 Step 2: Deploy k3s Kubernetes Cluster このステップでk3s クラスタをインストールします。 手順はとても簡単で、以下のコマンドをk3s-1 とk3s-2 ノードで実行するだけです。 今回のHands-on でアップグレードもやる予定なので、ここではk3s のバージョンを指定しクラスタをデプロイします。 k3s-1 sudo curl -sfL https://get.k3s.io | INSTALL_K3S_VERSION=v1.19.15+k3s2 sh - k3s-2 sudo curl -sfL https://get.k3s.io | INSTALL_K3S_VERSION=v1.19.15+k3s2 sh - デプロイが完了したら、以下のコマンドでクラスタを確認してください。 sudo kubectl get node Note: K3s はroot ユーザの操作を想定しているのでsudo 権限が必要です。 Step 3: Add k3s cluster to Rancher このステップでk3s クラスタをRancher にImport します。 以下の手順で、k3s-1 を登録してください。 1. Rancher のGlobal 画面で、右側にある"Add Cluster" をクリックし、”Other Cluster” を選択してください。 2. Cluster Name にクラスタの名前 k3s-1 を入力しCreate をクリックします。