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200名の育児中男性の声 「僕たちは、キャリアとライフをトレードオフにしたくない」共働き3.0...

200名の育児中男性の声 「僕たちは、キャリアとライフをトレードオフにしたくない」共働き3.0世代の男性が 本当に求める働き方とは【ワーキングペアレンツの転職意識調査2023|XTalent株式会社】

今回のレポートでは、出社回帰に伴う変化を踏まえ、「男性のキャリアとライフのトレードオフ」というテーマに焦点を当てています。これまで働き方の柔軟性や育児との両立は女性特有の課題として多く語られてきましたが、ワーキングペアレンツの転職支援をする立場として、もはや性別を問わない課題になりつつあると感じています。

その背景には、共働き世代の価値観の変化があります。
「男性は仕事中心、女性は家庭中心」というステレオタイプを超え、家事や育児においてフェアな分担を目指す価値観のある方は明らかに増加しており、私たちはこういった層を「共働き3.0世代」と定義しました。
男性育休の普及に加え、コロナ禍で変化した働き方によって「個のwell-being」を重視するようになったことも、この背景にはあると考えます。

従来のように年収や仕事のやりがいだけを求めるのではなく、「個のwell-being」を追求できるような働き方や企業風土が土台にあり、その上で働きがいを求めたい・・そんな変容が起きているのかもしれません。

この変化を捉えていくことは、企業の人材獲得や組織運営においても重要な要素になってくると考えられます。その一助として、本レポートが活用されたら幸いです。

XTalent株式会社 代表取締役
上原 達也

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■調査概要
・調査テーマ:育児中 / 育児を控えているの男性社員の本音
・調査方法:Webアンケート
・調査対象者:全国の正規雇用、会社の役員として働く20代〜50代の子どもがいる男性
・調査実施日:2023年6月2日(金)~2023年6月18日(月)
・調査主体:XTalent株式会社
・分析対象回答数:204

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\ 特別対談も公開 /

育児やライフの充実をきっかけに転職を検討し、実際にキャリアとライフを両立できる企業への入社を果たした3人の男性に「本音」を取材しました。転職活動における男性ならではのモヤモヤ、そして今子育て中の男性が望む生き方に迫りました。ぜひ併せてお読みください。

▼「男だけど、仕事と育児を両立したい」子育てきっかけに転職した男性3名が言いたくても言えなかったこと
https://story.withwork.com/n/n257f01f0fb52

■withworkについて
「フェアな労働市場をつくる」をミッションとするXTalent株式会社が2019年7月に立ち上げた転職サービスです。「キャリアとライフはトレードオフじゃない」をコンセプトに、子育て世代の新しい働き方を支援しています。リモートワークやフレックス勤務など柔軟な働き方でやりがいも実現できる求人を取り揃え、多忙な求職者に配慮したLINEでのやりとりやWEB面接をコーディネートするなどオンライン完結型のサービスを提供。企業側へは即戦力となる30〜40代ミドル層のご紹介で優秀な人材の採用をサポートするほか、社内のDE&I推進に向けた研修の開発・提供、イベントの共同開催などを実施しています。

サービスサイト:https://www.withwork.com/

■XTalent株式会社について
会社名:XTalent株式会社
所在地:〒106-0047 東京都港区南麻布3丁目20‐1 Daiwa麻布テラス5F
代表者:上原 達也
設立:2019年7月
関連会社:XTech株式会社
コーポレートサイト:https://xtalent.co.jp/

■本レポートに関するお問い合わせ
担当者:栗林
お問い合わせ先メールアドレス:[email protected]

XTalent株式会社

December 07, 2023
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Transcript

  1. 共働き3.0 世代の男性が 共働き3.0 世代の男性が 本当に求める働き方とは 本当に求める働き方とは ワーキングペアレンツの転職意識調査2023 XTalent 株式会社 200

    名の育児中男性の声 200 名の育児中男性の声 「僕たちは、キャリアとライフをトレードオフにしたくない」 「僕たちは、キャリアとライフをトレードオフにしたくない」
  2. 目次 はじめに 02 調査概要とデモグラフィックデータ 03 調査結果 04 - 10 50%

    以上の育児中の男性、 「リモートワークができない」を 理由に転職検討 ...04-05 ...08 ...09-10 まとめ 11 参考コンテンツ 12 Copyright XTalent, Inc. All right reserved コロナ禍で変化した企業選び 「働きやすさあってのやりがい」が 顕在化 出社頻度、理想は週1 以下 許容範囲は週3 出社まで 「制度の充実」は前提 「上司の育児取得経験」が働きやすさ の鍵 本レポートに関するお問い合わせ 13 ...06 -07
  3. ワーキングペアレンツの転職意識調査2023 今回のレポートでは、出社回帰に伴う変化を踏まえ、「男性のキャリアとライ フのトレードオフ」というテーマに焦点を当てています。これまで働き方の柔 軟性や育児との両立は女性特有の課題として多く語られてきましたが、ワーキ ングペアレンツの転職支援をする立場として、もはや性別を問わない課題にな りつつあると感じています。 その背景には、共働き世代の価値観の変化があります。 「男性は仕事中心、女性は家庭中心」というステレオタイプを超え、家事や育 児においてフェアな分担を目指す価値観のある方は明らかに増加しており、私 たちはこういった層を「共働き3.0

    世代」と定義しました。 男性育休の普及に加え、コロナ禍で変化した働き方によって「個のwell-being 」 を重視するようになったことも、この背景にはあると考えます。 従来のように年収や仕事のやりがいだけを求めるのではなく、「個のwell- being 」を追求できるような働き方や企業風土が土台にあり、その上で働きがい を求めたい・・そんな変容が起きているのかもしれません。 この変化を捉えていくことは、企業の人材獲得や組織運営においても重要な要 素になってくると考えられます。その一助として、本レポートが活用されたら 幸いです。 はじめに 0 2 XTalent 株式会社 代表取締役 上原 達也 Copyright XTalent, Inc. All right reserved
  4. 0 3 ワーキングペアレンツの転職意識調査2023 概要とデモグラフィックデータ ▪調査概要 ・調査テーマ:育児中 / 育児を控えているの男性社員の本音 ・調査方法:Web アンケート

    ・調査対象者:全国の正規雇用、会社の役員として働く20 代〜50 代の子どもがいる男性 ・調査実施日:2023 年6 月2 日(金)~2023 年6 月18 日(月) ・調査主体:XTalent 株式会社 ・分析対象回答数:204 Copyright XTalent, Inc. All right reserved
  5. Q. リモートワーク縮小 / 廃止をきっかけに、転職を検討したことがありますか? n=719 n=204 ▪ワーキングペアレンツのためのハイクラス転職サービス「withwork 」の新規登録 ユーザーにおける男性の割合【2022 年10

    月〜2023 年6 月間】 0 4 ワーキングペアレンツの転職意識調査2023 50% 以上の育児中の男性、 「リモートワークができない」を 理由に転職検討 「新型コロナウィルス流行以降、お勤めの企業(現職・前職に限らず)「リモートワークが 導入されていない / 廃止 / 縮小した」ことを理由に、「転職を考えた / 実際に転職をした」 ことはありますか?」という設問に対し、全国の正規雇用、会社の役員として働く20 代〜 50 代の子どもがいる男性のうち53.0% が「ある」と回答した。 Copyright XTalent, Inc. All right reserved 2022 年10 月以降、ワーキングペアレンツのためのハイクラス転職サービス「withwork 」の 新規登録者においても、男性の登録者数が増えている。2022 年夏以前は登録者のほとんど が女性だったが、2022 年10 月〜12 月に男性の登録者は全体の15.3% 、翌2023 年1 月〜3 月に は28.3% となった。この変化は何を意味するのか?
  6. 0 5 ワーキングペアレンツの転職意識調査2023 顕著な増加がみられたのは、2023 年から。GAFA を始めとした北米のIT 系企業が出社回帰の 道を辿り始め、日本企業も出社を含んだ働き方に戻すことを検討し始めた頃である。 実際にwithwork に登録した男性ユーザーに「転職理由」を聞いたところ、以下のような回答

    が得られた。 Copyright XTalent, Inc. All right reserved 近年は「共働きだけど、男女の役割分担に偏りがある2.0 世代」と「共働きで、役割分担も フェアなあり方を目指す3.0 世代」が入り交じる分岐点にあると言える。2.0 世代は主に女性 が仕事とケア責任(育児や介護をメインで行うこと)を背負ってしまうという課題があり、 3.0 世代は男女ともにフルタイムで働きたい意向が強く、それぞれが働き方やステレオタイ プの壁に直面するという課題がある。 例えば、女性に対しては「育児と仕事の両立は大変だろう」、男性に対しては「家庭もある から年収は下げられないだろう」とそれぞれに性別役割分担を元にした配慮を受けやすい。 海外では、これを「母親ペナルティ」「父親ボーナス」と呼んだりもする。「父親ボーナ ス」は、裏返せば、育児への関与を認められづらい、という父親ペナルティでもあると言え る。 2.0 世代から3.0 世代へ変化するタイミングであるにも関わらず、社会に蔓延するステレオタ イプは未だなお1.0 世代のままーーそんな構造があるのではないか。 ちなみに、同様の環境にある育児中の女性に同じ質問をしたところ、85% が「転職を考えた / 実際に転職をした」ことがある」と回答。女性の家事・育児負担が大きい現状で、リモー トワークができなくなる / 実施されていないという状態は、仕事と家庭を両立する上で、致 命的な変化だったことが分かる。 男性育休取得推進などが叫ばれる中で、性別役割分担意識はますます変化していくと予想で きる。近い将来、多くの男性も家事・育児を担う存在となるだろう。そういった変化が生じ たとき、企業選びにおいて重要視するのは「両立ができる働き方が整っている環境」だ。次 章ではコロナ以前・以後で変化した育児中の男性が企業選びで重視する点について見てい く。 妻も働いているため、保育園の呼び出しや送迎等も含めて、仕事と育児の両立を図りた い。 共働きのため、子どもの看病等で休むことや行事参加などが非常に困難。リモートワー クやコアタイム勤務など、フレキシブルに働けると育児の幅が広がると思い、転職を考 えた。 在宅勤務がなく、フル出社で残業も多い現職。3 人目が産まれて、ワークライフバラン スをもう少し保ちたい。家庭もキャリアアップも諦めたくない。 第2 子を授かり1 年が経つが、夫婦共働きで妻へかなり負担をかけてきた。家族のこと、 自身の年齢を考えたときに今が転職するタイミングだと思った。
  7. 0 6 ワーキングペアレンツの転職意識調査2023 コロナ禍で変化した企業選び 「働きやすさあってのやりがい」 が顕在化 Copyright XTalent, Inc. All

    right reserved 「新型コロナウィルス発生以前(〜2019 年)」と「新型コロナウィルス流行以降(2020 年〜現在)」でそれぞれ企業選びにおいて重視していたものについて、育児中の男性にどの ような変化があったのか分析した。 Q. 新型コロナウィルス発生前後で、企業選びにおいて、下記11 項目で重視していたもの上位 3 つを教えてください。 ▼新型コロナウィルス発生以前(〜2019 年) ▼新型コロナウィルス発生後(2020 年〜2023 年6 月時点) 1. 仕事へのやりがい 2. 年収アップや公平な評価制度 3. 自分の経験が活かせる、成長できる 4. 一緒に働く経営者・仲間の人柄、社風 5. 業界やプロダクトの成長性 6. 事業内容やビジョンへの共感 7. 充実した福利厚生(研修制度、退職金、健康管理など) 8. 子育てに理解があるカルチャー(育休取得実績、急な発熱などに対応) <「働きやすさ」に関する項目> 9. リモートワーク可 10. 柔軟な勤務時間(フレックス制度、時短、時差出勤) 11. 残業時間や労働環境がホワイトである コロナ以前、育児中の男性で企業選びにおいて「仕事へのやりがい」を重視する人は 133/204 人(65% )と半数以上。一方で、「リモートワーク可」「柔軟な勤務時間(フレッ クス制度、時短、時差出勤)」「残業時間や労働環境がホワイトである」を挙げなかった 人、つまり、企業選びにおいて「働きやすさ」をあまり重視していなかった人は96/204 人 (47% )という結果に。
  8. 0 7 ワーキングペアレンツの転職意識調査2023 Copyright XTalent, Inc. All right reserved では、コロナ以降はどうか?先ほどの「仕事のやりがい」を重視し、「働きやすさ」を重視

    していなかった育児中の男性のうち、「働きやすさ」に関する項目のいずれかが、企業選び で重視することに新たに加わった人は28 人/96 人だった(29.1% )。 しかし、けっしてワーキングペアレンツは「働きやすさ」ばかりを求め、「仕事へのやりが い」を求めなくなったのではない。育児中の男性のうち、コロナ以前より「仕事へのやりが い」も「働きやすさ」も求めていた人と合わせると182 人となり、全体の89.2% となった。 時間的制限があるからこそ「働きやすさ」を担保して、「やりがい」にコミットしたいと考 えるようになったのではないか。 コロナを経て、リモートワークや柔軟な勤務時間を求めることが許されるようになり、男女 問わず、ビジネスパーソンはより働きやすい環境を求めるようになった。実際に、withwork を利用するワーキングペアレンツの多くが、育児をしながらでも働きやすい環境を前提に転 職活動をしている。 コロナを経て、新たに 「働きやすさ」を重視するように 29.1%が
  9. 0 8 ワーキングペアレンツの転職意識調査2023 出社頻度、理想は週1 以下 許容範囲は週3 出社まで Copyright XTalent, Inc.

    All right reserved 出社頻度について、「理想の出社回数」と「” 許容” できる出社回数」についても回答を求め た。育児中の男性の理想の出社頻度は「週に1 回(27.9% )」「月に3 日以下(23.0% )」と 週1 回以下の出社が理想と答えた人が過半数を超えた。 一方、許容できる範囲については「週に2 回(27.5% )」「週に3 回(25.5% )」の順に多 く、育児中の男性社員が感じる出社頻度の限界は週2 〜3 であることがわかった。 許容範囲の理由を自由回答で求めたところ、キャリアとライフの両立の観点から、こんな声 が上がった。 夫婦でフルタイムで働くには、お互いに週の半分はリモートワークにして保育園の送り 迎えをできるようにする必要がある。 (30 代男性、エンジニア系/一般社員/年収1000 〜1499 万円/関東在住) 一度フルリモートで家事分担をしたため、(出社)回帰すると妻の負担が増えるため。 (40 代男性/マーケティング系/リーダー層(主任、係長、課長)/年収1000 〜1499 万円/関東在住) 夫婦でリモート勤務のタイミングを調整すれば、二人とも平等に子育てに関わることが できる。出社して同僚とコミュニケーションを取ることで刺激を受けたり思考が磨かれ る利点もある。 (30 代男性/セールス系/一般社員/年収400 〜499 万円/関東) 対面ならではのコミュニケーションの必要性について言及する意見も多く、出社して仕事を するメリットに一定の賛同はある。しかし、出社メインの働き方に揺り戻されることで、再 び女性(妻、母親)に家事育児の負担が偏ることを懸念し、家事育児が分担可能な範囲での 出社を求めている男性が過半数ということがわかった。
  10. 0 9 ワーキングペアレンツの転職意識調査2023 「制度の充実」は前提 「上司の育休取得経験」が 働きやすさの鍵 Copyright XTalent, Inc. All

    right reserved 弊社が2023 年2 月に公開した調査レポート「育休を取得した男性社員1000 人に聞いた より 働きやすくなるために必要なこと」でも興味深い示唆があった。同レポートは、育休を取得 した全国の正社員の男女1,000 人ずつを対象に「育休復帰後において、自身が働きやすくな るために必要なことは何だと思いますか。あてはまるものすべてにチェックを入れてくださ い。」という設問に対し、複数選択形式にて回答を得た。 次に回答項目を、フレックス制度や子の看護休暇などハードな「制度」に関連する項目と、 社員のネットワークや育休取得社員の昇進実績などソフトな「コミュニケーション」に関連 する項目に分けて分析を行なった。 その中で、「制度」に関する項目は男女ともに8 割超がひとつ以上必要と回答した一方で、 「コミュニケーション」に関する項目は男女ともに過半数がひとつ以上必要と回答した。そ して、必要とする割合は男性の方がやや多いという結果に。一般的に「コミュニケーショ ン」に関する施策は女性を対象にすることが多いが、男性も必要としていることを認識する 必要があることが分かっている。 「コミュニケーション」に関する項目の内訳を見てみると、「上司が育休を取得したことが ある」という項目が男女ともに最も求められていた。育児をしながら働くことを理解しても らうために、実際に育休を取得した経験のある上司を求めている人が多いと考えられる。特 筆すべきは、「育児中社員のネットワーク」および「育児中社員へのメンター制度」の項目 において、女性より男性の方が多くの割合で必要であると回答していたことである。「男性 社員は、自分から積極的に相談しようとしない、ネットワークを求めない人が多い」という 認識がステレオタイプとしてあげられることがあるが、実態は異なる。そういった従来の認 識は捉え直したほうがいいと言えるだろう。また、男女間で回答割合の差が大きかった項目 は、「育児中社員の昇進・登用実績」であり、男性に比べて女性の方が+8 ポイント高い結 果となった。同じ育児中社員であっても、女性の方が「昇進・登用実績」における課題意識 が強いことを裏付ける結果となった。 Q. 育休復帰後に、自身が働きやすくなるために求めているものは?
  11. 1 0 ワーキングペアレンツの転職意識調査2023 Copyright XTalent, Inc. All right reserved 実際にwithwork

    を通じて転職を叶えた男性利用者にインタビューをしたところ、前職の上司 を見ていると、キャリアとライフを両立している人はほとんどおらず、『ロールモデルがな い』と感じ、転職を決意したと話す。 キャリアに対する価値観が大きく変化した今、「男性社員は育児サポートを求めない」とい う認識を企業側が捉え直す必要があると言える。そして、育児をしながら仕事を両立した社 員を社内に増やし、育成することで、次の育児世代となるZ 世代・ミレニアル世代の人材流 出を防ぐ1 つの施策になりうるのではないか。
  12. 1 1 今回、メインテーマは「育児中の男性のキャリア観の変化」とし、顕在化され ていなかった男性たちの声をまとめた。 調査を通じて、育児中の男性は、女性と同様にキャリアアップや仕事のやりが いと家庭を両立できる環境を求めていることがわかった。ごく当たり前に聞こ えるが、まだまだ当事者である男性たちは「家庭も大事にしたい」と言いにく い風潮がある。当社の転職サービスにご登録いただく男性ユーザーの皆さんか らも、そういった声を多くいただく。 育児・介護休業法改正から早1

    年が経ち、男性の育児休業取得が推進されるな ど、男性の育児参加が当たり前になりつつある。これまで女性に偏っていた家 事育児の負担が、男性にも役割が移るとなると、コロナ以前から女性が求めて いた“ キャリアとライフをトレードオフにしない” 環境は、企業が人材流出を防 ぎ、採用競争を生き抜いていく上で、非常に重要なファクターとなるだろう。 また、制度や働く環境のみならず、育児しながらキャリアを構築したロールモ デルの育成や社内の理解促進も、企業が早急に対策すべき要素である。共働き 世帯の働き方の変化に伴う男性のキャリア観の変化にも目を向け、彼らがより 活躍できる職場環境を整えていってほしい。 そして、我々XTalent もDEI 推進カンパニーとして、より支援の輪を広げていき たいと考える。 まとめ ワーキングペアレンツの転職意識調査2023 Copyright XTalent, Inc. All right reserved
  13. 1 2 ▼【特別対談】「男だけど、仕事と育児を両立したい」子育てきっかけに転職 した男性3 名が言いたくても言えなかった本音 https://story.withwork.com/n/n257f01f0fb52 ▼withwork ユーザーの転職ストーリー ・「妻のキャリアも大切にしたい」2 人で仕事も家庭もトレードオフにしないた

    めの、転職 https://story.withwork.com/n/n3870d04d3a4c ・子どもが生まれ、働き方を変えたくなった― 心に秘めた「理想」を叶えるた め、7 年勤務した会社からスタートアップへ。 https://story.withwork.com/n/nc6cd4abf5679 ・【30 歳の決断】人生の大半を注ぐ仕事に、もっと、熱狂を。大手を卒業し、 ベンチャーへ転職した2 児の父の想い。 https://story.withwork.com/n/nffc6a8423f2f ▼調査レポート 育休を取得した男性社員1,000 名に聞いた、 より働きやすくなるために必要なこと 【無料ダウンロード】 https://dei.xtalent.co.jp/reports/3 ▼代表・上原執筆note XTalent がDEI コンサルティングを始めた理由と、解決したい課題 https://note.com/tatsuya39/n/n9dffb1ece7e0 ワーキングペアレンツの転職意識調査2023 参考コンテンツ Copyright XTalent, Inc. All right reserved
  14. 1 3 【作成者】 XTalent 株式会社 広報マーケティングチーム 【レポートの引用・転載について】 本調査データは、広くご活用ください。データの引用・転載時には「引用 元:XTalent 株式会社」と引用元を明記していただくようお願いいたします。

    【取材等のお問い合わせ】 ・メールアドレス:[email protected] ・担当者名:栗林 【会社概要】 XTalent 株式会社 〒106-0047 東京都港区南麻布3 丁目20-1 Daiwa 麻布テラス5F 代表: 上原 達也 https://xtalent.co.jp/ ▪ワーキングペアレンツのためのハイクラス転職サービス『withwork 』: https://withwork.com/ ▪計測とトレーニングでDEI の理解・改善に伴走する『DEI コンサルティング』: https://dei.xtalent.co.jp/ 本レポートに関する お問い合わせ ワーキングペアレンツの転職意識調査2023 Copyright XTalent, Inc. All right reserved