・VP of Engineering とは成果を出し続けられるエンジニア組織を作っていくこと
・成果を出し続けるエンジニア組織を目指してやってること →問題に当たったら、先人の知恵をお借りして物事を進めてます。
成果を出し続けるエンジニア組織を目指してやってること先人の知恵から大いに学んで1株式会社ウエディングパーク@yasuhiro1711 Yasuhiro Nishiwaki
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・自己紹介・ウエディングパークについて・VPoE(今後、VP of Engineering=VPoEと表記)の捉え方・エンジニアリングマネージャーとしてやってるVPoE的なコト メンバーとの対話/チーム作り/その他・まとめ今日話すこと2
Yasuhiro Nishiwaki @yasuhiro1711所属:株式会社ウエディングパーク@表参道メディア開発本部: 技術ボード SREチーム エンジニアリングマネージャーWedding Park AI Lab: Labマネジャー書籍:→を監訳・監修自己紹介3
株式会社ウエディングパーク4・通称「ウエパ」・インターネット X ブライダル で事業・実はアメブロと同い年・可愛いキャラクターが 最近生まれたよ
http://www.weddingpark.net/http://foreign.weddingpark.net/ウエパのサービス紹介5
マネージャー = VPoE的役割技術ボード = CTO的役割CTO、VPoE の役職はありません。ウエパのエンジニア系組織6
VP of Engineering の捉え方
VP of Engineering とは成果を出し続けられるエンジニア組織を作っていくこと8
じゃあ、それ目指して何をやるもんなの?今日はこの話をお伝えできればと。9
成果を出し続けられるエンジニア組織10= ビジネス的動きが取れる (仕事が出来る) エンジニアチーム
私のマネージャー業務 一例11・全体、チームの目標やKPI設定・目標達成のための各種施策実施・それらの定期的な進捗確認・他部署のマネージャや、 担当執行役との定期的な情報共有やMTG・目標やKPIの振り返りと改善・エンジニア採用(私は少ない)・全社横断的な課題について、解決策の提案etc…
成果を出し続けるエンジニア組織を目指してやってること→問題に当たったら、 先人の知恵をお借りして 物事を進めてます。 (多分、自分一人の力で解決できたことは一度もないくらいに、先人の知恵万歳!)12
エンジニアリングマネジャーとしてやってるVPoE的なコト
エンジニアリングマネジャーとしてやってるVPoE的なコトメンバーとの対話ポイント
メンバーとの対話ポイント151on1 ・週に1人20分 ・メンバーとの会話時間 ・No雑談。 (雑談はアイスブレイクだけ) ・目標進捗を話すことは少ない ・週ごとに、テーマを決めての会話 ・コーチング時間であることを意識
参考:「技術スキルと人間スキルが 成長のための両輪である」16エンジニアの成長、会社の成長。いかに成果をあげ、成長するか。「技術スキルと人間スキルが 成長のための両輪である」と心得よう。「ドラッカーさんに教わったIT技術者が変わる50の習慣」より引用
参考:内発的動機を加速させる役割17・内発的動機と外発的動機 「モチベーション3.0」にて・エンジニアはアメとムチの管理では 内発的動機を壊してしまう・メンバーの内発的動機を 1on1を通じて加速させよう「ドラッカーさんに教わったIT技術者が変わる50の習慣」より引用
メンバーとの対話ポイント18権限委譲 ・言葉の解釈は奥深くて難しい。 → 自分がやるべき仕事をするために、 人にできる仕事(ゴール)を渡すこと。 ・上司→部下だけでなく、チーム内外でやろう。 ・自発的な組織を作る第一歩 ・若手ほど権限委譲で「伸びる!」 ・不満のあるメンバーは、自分の仕事の領域で 権限がない(orゴールがない)状態であることが多い。
参考:メンバーに「生き生き」 仕事してもらう19・自分がやるべき仕事をするために、 人にできる仕事(ゴール)を渡すこと・仕事を「人」に合わせること・適材適所・メンバーに生き生きと 仕事をしてもらう事がつまり大事 「経営者の条件」より一部を引用
メンバーとの対話ポイント20成果へのありがとう ・メンバーの成果への感謝の気持ち。 ・感謝は「ありがとう」の言葉より、同調。・褒めることは重要じゃない。・マネージャーは誰にでも真摯になれないと、 同調できない。(大事)
参考:(マネジャーには)根本的な素質が 必要である。真摯さである。21・ドラッカーは、 マネジャーに必要不可欠な資質は 「真摯さ」だと言っている。・何が正しいかだけを考え、 誰が正しいかを考えない。・VPoEの視点でも同様。 野球チームとも同じ。ドラッカーの言う「真摯さ」とは何かを考えてみた を参照http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1609/07/news020.html
メンバーとの対話ポイント22個人ビジョンに沿う目標の設定 ・目標設定は、3ヶ月(Q)毎に実施 ・将来の個人ビジョンとの連動目標を1つは入れる ・1つも入れれないなら、入れれるように、 マネージャーが道を作る。 ・決定した個人目標はメンバー同士で共有
参考:それは「強みに集中する」 目標設定か?23・弱みの改善より、強みを伸ばす・より仕事を楽しみ、 集中できるようになる。「不得手なことの改善にあまり時間を使ってはならない。自らの強みに集中すべきである。まったくの無能を平均以下の水準にするには、 一流を超一流にするよりも、はるかにエネルギーと努力を必要とする。」「ドラッカーさんに教わったIT技術者が変わる50の習慣」より引用
メンバーとの対話ポイント24コトに向かう ・私が最近、大事さを再認識してるワード ・「自分に向かわず、他人に向かわず、コトに向かう」 (DeNA南場智子さん) ・組織をつくること = コトに向かうこと ・人と自分に向いすぎずに、 仕事に向かう。コトに向かう。 コトを成すことに精一杯取り組む。DeNA南場智子さんの講演「ことに向かう力」がいい話だった【全文】 - NAVER まとめhttps://matome.naver.jp/odai/2137283171836034701より、一部引用
エンジニアリングマネジャーとしてやってるVPoE的なコトチームづくり
チームづくり、どうしてますか?26・どうやって団結させよう?・エンジニア組織の活性化施策を何やろう?ぜひこれらより先に、「カンバン方式」の導入をオススメ。なぜって?次のスライドからそのお話です。
書籍「カンバン仕事術」272016年発売
「カンバン方式」が効果を発揮する状況28納期によく遅れる見積もりが不正確なことが多いチームは仕事に追われている優先度がよく分からない色々なところからチームに仕事がくる誰が何をやっているのかよくわからない
うちの「カンバン方式」導入時のルール29・会社で時間を使う事を全てをチケット化しよう。・定例ではやってることを語り合おう。 周りに刺激を与え合おう。・予定工数と工数の記録を適当でいいのでつけよう。
「カンバン方式」を導入した結果30・仕事が見える化された。・タスクの流れが明確になった。・メンバーの自主性が大きく伸びた。・変化していくことを楽しめるようになった。・チームメンバー間の信頼度アップ。詳細はブログにも載せてます。https://engineers.weddingpark.co.jp/?p=1091
「カンバン方式」の導入により31導入前よりも、 ・チーム力アップ ・仕事力アップ が図られているでしょう!せっかくならこの状態になってから活性化施策や、エンジニア施策を考えるのをオススメです。ウエパでは、、、
エンジニアリングマネジャーとしてやってるVPoE的なコトその他
その他33経営層の考えをメンバーに伝達 ・経営層の端的な言葉を、まず自分が噛み砕く。 ・それを自分の言葉にしてメンバーに伝える。 ・エンジニア視点に置き換えることが重要。 自分が誰よりも強い意思を持って動き、魅せる!メンバーからの信頼を得る ・「好かれなくても、信頼される」になる。
その他34エンジニア組織外の人にエンジニアを理解してもらうことの難しさ ・気合いを重視する割と営業寄りな文化はある。 ・それを押し付けられると萎える。 → マネージャーが社内に理解を広める役割もってる。 → 話す、話す、話す。
まとめ
VPoEを進める人に伝えたいこと(まとめ)361, 先人の知恵は凄い!借りれるだけ借りよう→ 本を沢山読もう。2, 先輩方の経験を聞けば、そのまま力になる → 話を聞きに、会いに行こう。 自分から率先して、経験を話そう。
VPoEを進める人に伝えたいこと(まとめ)37というか、ドラッカーすげーから読んでみてください。
完38エンジニア絶賛募集中!