CloudNative Days Tokyo 2022 で使用したスライドです。
ネットワークのトラブルシューティングは辛い作業になりがちです。特に AWS の VPC ネットワークは多数の設定が必要であり、疎通ができない場合にその原因を発見・修正するためには往々にして高いスキルが必要となります。
このような状況に対処し、誰でも体系的にネットワーク不通の原因を解消できる助けにするため、AWS は VPC Reachability Analyzer と VPC Network Access Anazlyer という二つの機能を提供しています。この機能には「到達不可能な場合であっても、その原因部分を含め送信元から送信先への完全な経路が得られる」という特徴があります。
今回の講演ではこの点について、AWS から公開されている 2 本の論文をベースにして解説を行いました。
講演アーカイブ動画:https://event.cloudnativedays.jp/cndt2022/talks/1591
ブログ記事:https://ccvanishing.hateblo.jp/entry/2022/11/23/205855