Kubernetes Meetup Tokyo #25 で使用したスライドです。
Kubernetes において、Pod を分散させる基本単位は Node です。しかし現実には複数の Node に Pod が分散している状況であっても、それらの Node が同じ Availability Zone やラックにホスティングされていた場合には、障害が原因で Pod が全滅しサービス停止に陥る可能性があります。
この問題を解決するため、Kubernetes v1.16 ではアルファ機能として Topology Spread が導入されました。この機能を有効にすると、Node に Label を付与することで故障ドメインを表現した論理的なグループを作成し、そのグループ単位での Pod の分散方法を指定することができます。
イベント概要:https://k8sjp.connpass.com/event/150873/
動画:https://www.youtube.com/watch?v=m4SpEzKN-RM&t=8138s