Upgrade to PRO for Only $50/Year—Limited-Time Offer! 🔥

5分で振り返る!AWS生成AI 2025 ハイライト

Avatar for yu-Matsu yu-Matsu
November 26, 2025
81

5分で振り返る!AWS生成AI 2025 ハイライト

2025年11月26日に開催された「KAGのLT会 #9 feat. #しむそくRadio re:Invent直前スペシャル」にて発表した資料です。2025年のAWS 生成AIサービス周りのアップデートや新機能の個人的なハイライトを紹介しています。

Avatar for yu-Matsu

yu-Matsu

November 26, 2025
Tweet

Transcript

  1. 1 KDDI Agile Development Center Corporation 松好 祐紀 ⾃⼰紹介 ⽣年⽉⽇︓

    1993年6⽉15⽇ 出⾝︓ 奈良県 所属︓ KDDIアジャイル開発センター株式会社(略称「KAG」) 略歴︓ KDDI株式会社 2019年度⼊社 → KAG社(兼務出向) 役割︓ ソフトウェアエンジニア、⽣成AIエンジニア 趣味︓ ゲーム、漫画、⽣成AI周りの個⼈開発、技術記事執筆 AWS Community Builder の2年⽣なので、 re:Inventを⽬⼀杯楽しみたいです︕
  2. 3 KDDI Agile Development Center Corporation 2025年の主なトピック • MCP (Model

    Context Protocol) ◦ 2024/11にAnthropicから発表され、2025年3⽉ にOpenAIが正式採⽤したことから⼀気に話題 に︕ ◦ AIエージェントがツールやデータソースを統合す るための標準プロトコル • A2A (Agent to Agent Protocol) ◦ 2025/04にGoogleから発表された ◦ AIエージェント同⼠が通信する際の標準プロトコ ルであり ◦ A2AとMCPで相互補完 LLMの進化 標準プロトコルが話題に︕ 2024/01 DeepSeek-R1登場 2025/03 Gemini 2.5 Pro リリース ・「Deep Think」搭載 2025/05 Claude 4 Opus & Sonnet リリース ・拡張思考 搭載 2025/08 GPT-5 リリース ・複雑な推論とコード⽣成が可能に 2025/09 Claude 4.5 Sonnet リリース 2025/10 Claude 4.5 Haiku & Grok 4 リリース 2025/11 GPT-5.1 & Gemini 3 リリース ・ひと⽉に2つの主要モデルがアップデート
  3. 6 KDDI Agile Development Center Corporation Strands Agents • AWS公式のAIエージェントのSDK

    • 2025年5⽉プレビュー版が公開され、翌⽉に正式リリース • オープンソースでありGitHub上で公開されている • わずか数⾏のコードでAIエージェントを構築することができる︕
  4. 7 KDDI Agile Development Center Corporation Strands Agents • 公開からわずか4ヶ⽉でダウンロード数100万回を突破する⼈気ぶり︕

    • 単純なエージェントだけでなく、マルチエージェントや MCP、A2A にも対応ていて、直感的 に実装ができるようになっている ◦ 公式の Quick Start (https://strandsagents.com/latest/documentation/docs/user- guide/quickstart/) がかなり充実しているので、気軽に触るところから始めることがで きます︕
  5. 9 KDDI Agile Development Center Corporation Bedrock AgentCore • ⾃分たちで実装したAIエージェントを展開・運⽤するために最適なエージェントプラット

    フォームサービス • 2025年7⽉にプレビュー版が公開され、10⽉にGA︕ • Strands Agentsはもちろんのこと、LangGraph や OpenAI Agents SDK、Mastra などあら ゆるフレームワークに対応 引⽤元︓ https://builder.aws.com/content/2jo9g696XrBeJROs6Ep4JZ4lqHT/bedrock-agentcore-understand-agentcore-and-build-your-first-agentcore-ai-agent-in-under-an-hour
  6. 10 KDDI Agile Development Center Corporation Bedrock AgentCore • Runtime:

    ◦ AIエージェントのホスティング機能。MCPサーバーや A2Aサーバーとしてのホスティングも可能 • Identity: ◦ AIエージェントの認証情報管理機能であり、ユーザーの 代わりにAWSリソースや外部サービスへのアクセスを 可能にする。Microsoft Entra ID、Amazon Cognito などの既存IDプロバイダーとの統合が可能 • Gateway: ◦ API、Lambda関数、既存サービスをエージェント互換の ツール(MCP準拠)に⾃動変換する機能。 GAに伴いターゲットに既存のMCPサーバーを指定できる ようになった︕ • Observability: ◦ CloudWatchのGenAI Observabilityダッシュボードも GAされた
  7. 12 KDDI Agile Development Center Corporation Kiro • AWS謹製のAI統合開発環境(Agentic AI

    IDE) • 2025年7⽉にプレビュー版が公開、11⽉17⽇にGA︕
  8. 13 KDDI Agile Development Center Corporation Kiro • 従来の Vibe

    Coding はもちろんのこと、SpecやHookなどの機能を利⽤した 仕様駆動開発 が魅⼒ ◦ Spec︓ 簡単なプロンプトから 要件定義、設計、タスク分解 をエージェントが実施した上で、コーディング を⾏ってくれる︕ ◦ Hook︓ ファイルの変更時やコミット時などに⾃動実⾏するプロンプトを設定できる︕ 例)React コンポーネントを保存すると、フックがテストファイルを更新する、など ◦ Steering︓ プロジェクトに関する永続的な知識を提供する機能。Markdown形式で管理でき、エージェントが その内容に従ってコードを⽣成してくれる︕
  9. 14 KDDI Agile Development Center Corporation Kiro CLI • 11⽉17⽇のGAに合わせて追加された機能︕

    ◦ Amazon Q Developer CLI の後継としてリリース • ターミナルから直接Kiroを使うことができる︕ • カスタムエージェントにより、様々なユースケース専⽤のエージェントを作成することがで きる︕ ◦ ⾯⽩い例:「 AWS re:Invent 2025 Kiro CLI × MCPで「セッション検索アシスタント」を試して みた」 https://dev.classmethod.jp/articles/aws-re-invent-2025-kiro-cli-mcp/