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AICoEでAIネイティブ組織への進化

 AICoEでAIネイティブ組織への進化

2026/7/16 CCoE実践者コミュニティ関西 #9での登壇内容

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YukiOgawa

July 16, 2026

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  1. ©Mitsubishi Electric Corporation 2 ス ピーカー紹介 小川 雄喜 おがわ ゆうき

    • AWS Community Builders 2025/2026 • Japan All AWS Certifications Engineers 2025/2026 • Japan AWS Top Engineers 2025/2026 【 所属&経歴】 2010 ~2019 研究所 • ク ラ ウ ド ど こ ろ か コ ー デ ィ ン グ も し て い ま せ ん で し た ・ ・ ・ 2019 ~2020 アメリカでの海外研修 • ク ラ ウ ド ( A W S ) を 初 め て 触 り ま し た 2 0 2 0 ~2 0 2 6 新設組織でプ ラ ットフォーム開発 • 初 め は 仕 様 書 作 成 だ け 、 そ こ か ら コ ー デ ィ ン グ → ク ラ ウ ド ア ー キ テ ク チ ャ 設 計 と 広 が っ て い き ま し た • 新 設 組 織 だ っ た た め 、 社 内 ハ ッ カ ソ ン や L T 会 な ど の 盛 り 上 げ イ ベ ン ト も 担 当 す る よ う に な り ま し た 2026.4 ~ CCoE / AICoE の専任 • C C o E : 主 に A W S を 中 心 と し た 勉 強 会 、 各 種 S a a S 製 品 の チ ー ム 展 開 な ど • A I C o E : K i r o を 中 心 と し た A I 講 習 会 を 開 催
  2. ©Mitsubishi Electric Corporation 3 生成AI周りのサ ービス の進化 2024-04-xx: Amazon Q

    Developer/Business 2024-05-30: Bedrock Converse API 2024-08-27: クロスリージョン推論対応 2024-11-22: Prompt Flows 2024-12-03: Amazon Nova 2025-04-07: Prompt Caching 2025-04-08: Amazon Nova Sonic(音声対話モデル) 2025-12-02: S3 Vectors 2026-05-14: Claude Platform on AWS 2025-10-13: Amazon Bedrock AgentCore 2026-06-18: AgentCore harnes 2026-06-19: AgentCore Web Search 2025-11-17: Kiro 2024-03-04: Claude 3 Opus / Sonnet 2024-06-20: Claude 3.5 Sonnet 2025-02-24: Claude 3.7 Sonnet 2025-05-22: Claude Sonnet 4 / Claude Opus 4 2025-08-XX: Claude Opus 4.1 2025-09-29: Claude Sonnet 4.5 2025-11-24: Claude Opus 4.5 2026-02-05: Claude Opus 4.6 2024 2025 2026 2026-02-17: Claude Sonnet 4.6 2026-04-16: Claude Opus 4.7 2026-05-28: Claude Opus 4.8 2026-06-30: Claude Sonnet 5 2026-06-09: Claude Fable 5 2024-05-13: GPT-4o 2024-07-18: GPT-4o mini 2024-12-05: o1 フルモデル + ChatGPT Pro 2025-01-31: o3-mini 2025-08-07: GPT-5 2025-11-12: GPT-5.1 2025-12-11: GPT-5.2 2026-03-05: GPT-5.4 2026-04-23: GPT-5.5 2026-07-09: GPT-5.6 2026-02-05: GPT-5.3-Codex 2025-02-27: GPT-4.5(Preview) 2025-04-14: GPT-4.1 AWS周り Claude GPT 2025-12-04: OpenAI Responses API対応 2024-12-03: Trainium2インスタンス 2025-12-02: Trainium3インスタンス 2025-03-03: Amazon Bedrock Data Automation 2026-03-31: DevOps Agent/Security Agent ※出典に関しては、巻末を参照
  3. ©Mitsubishi Electric Corporation 4 先行開発チーム に入って AIエージ ェント開発を担当 Amazon Bedrock

    AgentCoreを使ったAIエージェント開発を担当 2025 2026 Bedrock AgentCoreによるAIエージェントに移行 Bedrock Converse APIベースでRAGチャットボットからスタート KiroによるVibeコーディングを開始 Vibeコーディングから、仕様駆動開発(SDD)へ移行 DevOps Agentでの運用自動化 • フロントエンドを介して、1つのRAGから得た知識をベースにLLMで回答させるだけ • Gatewayで複数RAGやMCPを管理、Memoryによる過去の会話の記憶 • エージェントに適切なツール(複数RAG、Webサーチ)を判断させて、より深い回答が可能に • 個人のコーディングが爆速化するも、再現性やチーム共有で課題あり • チームとして保守できるサービスを爆速で開発 • SteeringやSKILLSなどを整備して、開発ライフサイクルを爆速に回す • バグやアラート調査などの運用フローを爆速化し、機能開発に集中
  4. ©Mitsubishi Electric Corporation 5 先行開発チーム で学んだこと • 技術キャッチアップの重要性 • 初心者であっても実装が簡易になるマネージドサービスがすぐに提供される

    • 技術キャッチアップを継続的に行い、開発・評価・運用の負荷を改善していく • チームのスキルに合わせて、サーバーレス主体に切り替えていくことも重要 • 無理にAI-DLCから入らなくてもよい • 初めはVibeコーディングからスタートし、仕様駆動開発(SDD)、AI-DLCへと移っていく • まずはVibeコーディングで、すぐに「動く」もので検証していく • チームで協調して開発・保守するために、「仕様駆動(SDD)」へと移行する • 最新のLLMモデルや追加学習データに対応する開発サイクルを作る • LLMモデルのライフタイムを意識したシステム全体の継続的な評価を行う • 加えて、RAGの学習データの継続的な追加など、データライフサイクルも含めた評価パイプラインを構築する
  5. ©Mitsubishi Electric Corporation 6 先行開発の知見 を 組織資産に 先行開発チーム • 先進サービスに取り組む

    • VibeからSDDへ移行 先駆けての実践経験 AICoE • 先行チームの加速支援 • テンプレートや勉強会で展開 プラットフォーム/ハーネス 組織/全社展開 • ガイドライン・運用 • 共通基盤の継続改善 共通基盤 & 個別対応 先行開発チーム ⇔ AICoE ⇔ 全社展開のスケール戦略 AICoE が AI 開発ユースケース を展開して、開発を爆速化
  6. ©Mitsubishi Electric Corporation 4 5 3 2 1 7 AICoE

    運営のポイント トップエンジニア編成 • 複数グループ横断の人材 • 実効性のある事例を共有 組織トップと方針合意 • AI 予算と体制の早期確保 • スピード感のある施策導入 寄り添う勉強会・ハンズオン • 地域別・レベル別で複数開催 • 置いてきぼりを作らない 人材ローテーション • 各組織に AI ネイティブ人材を配置 • CoEから組織の新陳代謝 外部コミュニティとの対話 • 他社/自社の比較による視野&視座 • マインドセット醸成、最新技術取入れ 技術起点 × トップダウン × 現場密着 を 同時に成立させる
  7. ©Mitsubishi Electric Corporation 8 SECI モデル: 知識創造スパイラル スパイラルを回すのが CoE の役割

    - 組織の知識を継続的に拡張 経験を共有して 暗黙知を伝える 暗黙知を 言語化・図解する 形式知を実践し、 自分の暗黙知に 形式知を組み合わせて 新しい知に 共同化 表出化 内面化 連結化 • ペア開発・現場同行で経験を共有 • Vibe コーディングを共体験 • アーキテクチャのドキュメント化 • ステアリングをチームで作成 • イネイブリングでの組織展開 • 各事業部での実践と習得 • AICoE によるプラットフォーム • ステアリングなどのハーネス化 暗黙知 形式知 暗 黙 知 形 式 知 対話場 システム場 創発場 実践場
  8. ©Mitsubishi Electric Corporation 9 AICoE / CCoE としての実績 ワークショップ回数 総参加者数

    15 回 700 人 • 初心者、中級などレベル別で開催 • 横浜・京都・静岡と複数拠点で開催 • 管理職はほぼ全員参加済み • 関連部門の多くからも参加 レベル別・複数拠点で AI・ツールのワークショップを開催 ワークショップ結果 • 参加者の 81.6 %※ が 自分で AI を使えるまで理解 • アイデア壁打ち、レポート作成 など様々なユースケースに期待 • 他利用者の活用事例共有や、 AI-DLCなどへの期待も高い エンジニアもバックオフィスも AI 活用できる環境を提供していく ※n=98、理解度で5段階中4以上(他人に頼らずに自分でKiroを操作できる状態に達した)の割合
  9. ©Mitsubishi Electric Corporation 10 まとめ • 先行開発チームから得たAIエージェント開発における学び • 技術キャッチアップの重要性 •

    無理にAI-DLCから入らない • 最新のLLMモデルや追加学習データに対応する開発サイクルを作る • 先行チームでの学びをAICoEとして組織に展開 • アーキテクチャテンプレートなどのプラットフォームの構築 • ハーネス化した安心安全な利用 • AICoEとしての5つ工夫 • トップエンジニア編成、組織トップとの方針合意、寄り添う勉強会、人材ローテーション、外部コミュニ ティとの対話
  10. ©Mitsubishi Electric Corporation 11 参考: 出典リ ス ト • 【AWS】

    • AWS What's New(公式発表一覧): https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/ • DevOps/Security Agent GA まとめ(AWS公式ブログ, 2026-04-06): https://aws.amazon.com/blogs/aws/aws-weekly-roundup-aws-devops-agent-security-agent-ga- product-lifecycle-updates-and-more-april-6-2026/ • 【Claude(Anthropic)】 • Anthropic News(モデル発表一覧): https://www.anthropic.com/news • Wikipedia: Claude (AI)(リリース日一覧): https://en.wikipedia.org/wiki/Claude_(AI) • 【GPT(OpenAI)】 • OpenAI News(発表一覧): https://openai.com/news/ • Model Release Notes(更新履歴): https://help.openai.com/en/articles/9624314-model-release-notes • (補足情報: hidekazu-konishi.com 各社リリース年表)