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GitHub Certificate Drive Round 1

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September 12, 2025

GitHub Certificate Drive Round 1

GitHub資格の概要とその取得方法についての詳細な説明を提供します。APAC地域の現状の課題、資格取得の必要性、目標と指標(KPI)について説明し、GitHubとは何か、GitHubが提供する機能とその利点について、特に生産性、セキュリティ、コラボレーション、スケールの観点から述べます。

それを踏まえて、資格の全体像として、5つの認定資格(Foundations、Administration、Actions、Advanced Security、Copilot)の概要と、それぞれの学習方法について簡潔に説明します。さらに、具体的な実践例として、資格取得の実践例や学習方針、取得順序について具体的な事例を交えて説明します。

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September 12, 2025
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Transcript

  1. Agenda • 導入・背景 • GitHubってそもそもなに? • 全体像:5つの認定をマップ化 • Foundations(基礎) •

    Actions(CI/CD) • Administration(組織/権限/ガバナンス) • Advanced Security(セキュリティ強化) • Copilot(開発生産性) • 各認定の学習方法 • GitHub資格取得の実践例 DO WHAT MATTERS 2
  2. 自己紹介 • 名前:長田 豊(おさだ ゆたか) • 所属:Apps & Infra •

    役職:Manager / DevOps Engineering • C#,.NET, DevOps, GitHub が好きです、GitHub資格5種を取 得済み DO WHAT MATTERS 3
  3. 自己紹介 • 名前:江村 泰一(えむら たいち) • 所属:Apps & Infra •

    役職:Cons / Full-Stack Development • GitHub資格5種を取得済み DO WHAT MATTERS 4
  4. 導入と背景 DO WHAT MATTERS 5 現状の課題 • 導入/運用が属人化 • 知識が断片

    • 「できる」証明が弱い なぜ今 • 提案/入札で証跡が必要 • GHAS/Copilot導入が加速 • 標準化/ガバナンス強化期 目標と指標(KPI) • 対象:5認定 (Found/Act/Admin.GH AS/Copilot) • 今期中に合格者:XX名 な どの指標設定 • 今日のゴール • 5認定の全体像を掴む/自分のターゲットを1つ決める
  5. GitHubのコンセプト DO WHAT MATTERS 7 GitHubは開発者の生産性を向上させるための多様な機能を提供します。 開発段階で問題を解決するための ネイティブセキュリティ機能搭載 すべての開発者が より創造性を発揮できる環境

    チームをシームレスに繋ぎ 最高のパフォーマンスを実現 世界最大の開発者コミュニティだからこそ 開発者が何を必要としているかを理解し 最適なプラットフォームを提供 Secur ity Productiv ity Scale Co llaboration Scale Security ⚫ リスク軽減 ✓ より安全な開発環境 ✓ 修復に費やす時間とコストを削減 ⚫ シームレスな管理 ✓ 権限管理やユーザー管理 ✓ 開発ワークフローへのセキュリティ機能 組み込み ⚫ セキュリティポリシーの作成と強化 ✓ コードの脆弱性を事前に予防 ✓ ネイティブセキュリティ機能 Productivity ⚫ リリースまでの時間削減 ✓ 開発プロセスの加速化 ✓ プラットフォームに組み込まれた多様な ソリューション ⚫ 売上増加 ✓ 過去のプロジェクトの知見を再利用 ✓ 自動化により管理者のタスクを削減 ⚫ 顧客満足度向上 ✓ 透明性の高いビジネスにより従業員 の生産性を向上させ顧客からの信頼 を獲得 Collaboration ⚫ オンボーディング期間の削減 ✓ 開発者のオンボーディング研修時間を 80%削減 ⚫ 従業員満足度向上 ✓ 組み込みのソリューションにより創造性 が必要な業務に集中 ⚫ サイロ化しない組織 ✓ オープンソースの開発スタイルを組織 内で実践 = インナーソース ⚫ 世界最大規模の開発コミュニティ ✓ 1億人以上の開発者 ✓ 3億3000万以上のリポジトリ ⚫ オープンソースの集積地 ✓ 90%の企業がOSSを利用 ⚫ 世界トップ企業での採用率 ✓ Fortune 100の90%の企業が GitHubを利用 7
  6. GitHubの主な機能 GitHubはソフトウェア開発プラットフォームです。ソフトウェア開発における、ソフトウェア品質と開発スピードの 向上をサポートします。 監視 プラン ビルド テスト リリース デプロイ 運用

    コード ソースコードの一元管理 検索機能で必要なコードを簡単に見つけられるため、 「車輪の再発明」を防いで効率的に開発できます。 開発途中のコードについて変更箇所やその意図を 共有できます。変更内容を取り込む前にレビューを 実施することで不具合の早期発見に繋がります。 課題管理(Issues) プロジェクト管理(Projects) バグ、機能強化などのタスクを登録し、アイデアを議論し たり、そのディスカッション経緯を記録することができます。 IssuesやPull Request、メモなどをカードとして管理で き、ワークフローに作業の優先順位づけや進捗状況の 管理を視覚的に管理できます。 コードレビューと承認(Pull Request) ワークフローの自動化(GitHub Actions) GitHub上のイベントをトリガーにして、ビルドやデプロ イの自動化、通知のカスタマイズ、Issueの管理の自 動化など、あらゆる手作業や開発ワークフローを簡単 に自動化できます。 権限管理、アクセスコントロール 閲覧権限、書き込み権限など、ユーザの役割に応じ た権限を付与できるほか、SAML/SSOを使用した認 証により、許可されたユーザだけがアクセスできるよう 制御可能です。 パッケージ管理(GitHub Packages) ビルドした成果物をパッケージとして、ソースコードと一 緒に管理することができます。例えば、チーム内だけで Dockerイメージを共有できます。 サポート対象 *2021年7月時点 8
  7. 全体像:5つの認定をマップ化(1/2) DO WHAT MATTERS 10 レベル Level 試験名 Test name

    試験番号 Test number 参考 Reference Fundamentals GitHub Foundations (基礎) GH-900 Exam Page | Study Guide | Learning Path | Practice Test Role-based GitHub Administration (組織/権限/ガバナンス) GH-100 Exam Page | Study Guide | Learning Path | Practice Test Role-based GitHub Actions (CI/CD) GH-200 Exam Page | Study Guide | Learning Path | Practice Test Role-based GitHub Copilot (開発生産性) GH-300 Exam Page | Study Guide | Learning Path| Practice Test Role-based GitHub Advanced Security (セキュリティ強化) GH-500 Exam Page | Study Guide | Learning Path | Practice Test
  8. 全体像:5つの認定をマップ化(2/2) DO WHAT MATTERS 11 GitHub GitHub Foundations GH-900 GitHub

    Administration GH-100 GitHub Actions GH-200 GitHub Copilot GH-300 GitHub Advanced Security GH-500
  9. GitHub Enterprise Cloud 試用環境 • GitHub Docs • https://docs.github.com/ja/enterprise-cloud@latest/admin/overview/setting-up-a-trial-of-github-enterprise-cloud DO

    WHAT MATTERS 13 実際に動かしながら理解したい場合は、試 用環境の利用が可能。 その場合、`個人用アカウントがある Enterprise`を選択すること
  10. 取得順 DO WHAT MATTERS 18 ①GitHub Foundations •GitHubの基本操作・概 念を体系的に理解するた め最初に取得

    ②GitHub Administration •業務でGitHub Enterprise Cloudに 関する知識が必要だった ため最優先で取得 ③GitHub Actions •業務でGitHub Actionsに関する知識 が必要になったため取得 ④GitHub Advanced Security •知識の幅を広げるために 取得(4番目にした理 由は特になし) ⑤GitHub Copilot •GitHub Copilotに触 れる機会がふえたため取 得
  11. 試験準備で取り組んだこと DO WHAT MATTERS 19 全試験共通:学習ガイドを確認、MICROSOFT LEARN や練習問題をやる、公式ドキュメント(GITHUB DOCS)を読む •

    Gitに関する本(Gitハンズオンラーニング)を買って、Gitの基礎をおさらい • GitHubのリポジトリを実際に触る ①GitHub Foundations • GitHubでEnterpriseやOrganizationを作成し、実際に触る • GitHub ActionsやGitHub Advanced Securityにも軽く触れておく ②GitHub Administration • ワークフローの作成に慣れる。(本(GitHub CI/CD実践ガイド)を買って参考にした) • GitHub Actionsのエンタープライズ向け機能のおさらい(②GitHub Administrationのおさらい) ③GitHub Actions • GitHubでパブリックリポジトリを作成し、コードスキャン・シークレットスキャン・依存関係スキャンを触る ④GitHub Advanced Security • GitHub Copilotの各機能を実際に触る • GitHubリソースページを読んでGitHub Copilotがどのようにデータを処理するかを把握する ⑤GitHub Copilot https://resources.github.com/learn/pathways/copilot/essentia ls/how-github-copilot-handles-data/
  12. 最後に DO WHAT MATTERS 20 • 資格勉強を通じて、GitHubに関する知識を効率的に習得できた • 自分に合った勉強方法を見つけることが学習効率を高める鍵 私の場合…

    • 実際に触って試すスタイルが合っていると感じた • ノート作成も試したが、一度作り始めると作りこみたくなってしまい、時間がかかるため自分には向か なかった