AIコンペティションブルーカーボン・ダイナミクスを可視化せよ!開催要領2023.01.21
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コンペ開催主旨• Ocean180プロジェクトは、海洋生物多様性に関する膨大なデータを整備し、それにより海の生物多様性の時空間の変化を把握し、将来のリスクを予測できるようにするための研究開発を行っている• 蓄積したデータの一部を利用して、生物多様性に関連する予測タスクのコンペティションを開催• これをきっかけに多くの人工知能、データサイエンスの研究者が生物多様性の課題に関心を持ち、問題の解決に貢献することを期待2
コンペ概要• 運営主体• 主催:Ocean180、千葉⼯業⼤学 ⼈⼯知能ソフトウェア技術研究センター• 共催:⼈⼯知能学会• 協賛:株式会社シンク・ネイチャー• 期間• 2023年1⽉21⽇〜4⽉30⽇• コンペプラットフォーム• SIGNATE3
コンペ課題沖縄県全域を対象として、ブルーカーボンの重要な指標となる海草藻場の被度(一定面積の地表面や海底面を覆う割合)を、環境変数や衛星画像をもとに推定• データ様々な場所と年代、時期に調査された、18,000件ほどの海草藻場の被度データと、様々な環境変数や衛星画像から得られた植生指数をトレーニングデータとして用いる• 評価評価用のスポットの海草藻場の被度の予測値のRMSE(平均二乗平方根誤差)で評価4
データについて観測期間:1999 〜 2020年総データ数:18,179環境変数• ⽔深• 陸からの距離• ⽔温(平均、最低、最⾼)• 塩分濃度など特徴量(説明変数): 3463次元衛星画像由来の特徴量• RGB• 植⽣指数 (NDVI, EVI等)など表形式データとして提供海草藻場の被度の分布5
追加データ(2⽉21⽇〜提供予定)• 沖縄県全域(⼤東島を除く)における、島周辺の藻場が⽣育する浅海域の20m分解能の衛星・環境要因の特徴量を含めたラスター画像(左図)• 沖縄県の島周辺を切り出した20mもしくは30m分解能のマルチバンド衛星画像データ(右図)6
賞⾦1位 50万円2位 30万円3位 20万円⼈⼯知能学会全国⼤会 (JSAI2023)で登壇発表していただくための費⽤10万円 (各チーム)7
コンペ参加条件• 2023年度⼈⼯知能学会全国⼤会 (JSAI2023) @熊本 で開催予定の成果報告会にて⾃⾝の⼿法について現地で登壇発表できること8
スケジュール• 2023年1⽉21⽇(⼟) コンペティション開始• 2023年2⽉21⽇(⽕) 追加データ提供• 2023年3⽉31⽇(⾦) チーム結成締切• 2023年4⽉30⽇(⽇) コンペティション終了• 2023年5⽉7⽇(⽇) 【⼊賞候補通知を受け取った⽅のみ】ソースコードの提出期限• 2023年5⽉下旬 ⼊賞者の決定• 2023年6⽉6⽇〜9⽇ 成果報告会開催@2023年度⼈⼯知能学会全国⼤会9
知識共有・質問• SIGNATEのフォーラムをご活⽤ください(質問には主催者が対応します)こちら10
皆様の挑戦をお待ちしております!https://signate.jp/competitions/93611