Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
_SEC共有_15_過去のインシデント事例から学ぶこと.pdf
Search
zash_shibainu
June 29, 2018
Technology
0
420
_SEC共有_15_過去のインシデント事例から学ぶこと.pdf
zash_shibainu
June 29, 2018
Tweet
Share
More Decks by zash_shibainu
See All by zash_shibainu
_脆弱性診断研究会_78_TruthPositiveのお話.pdf
zash_shibainu
0
65
[OWASP-Connnect-2]Snakes_and_Laddersやってみた.pdf
zash_shibainu
0
95
【eLV-SEC-2】ボードゲームでセキュリティを学ぼう.pdf
zash_shibainu
0
250
_eLV_Web脆弱性を体験しよう.pdf
zash_shibainu
1
520
【IaCC#2】DockerImageでアプリを配布しよう
zash_shibainu
1
230
【ええんやで#59】Mutillidaeのインストールを見よう
zash_shibainu
0
550
OWASP Top10-2017対応版Dockerイメージの使い方
zash_shibainu
1
920
【ええんやで#57】他分野のプロから学ぶサイバーセキュリティ.pdf
zash_shibainu
1
150
没【ええんやで#57】2017年を振り返ってみる.pdf
zash_shibainu
0
140
Other Decks in Technology
See All in Technology
P2P通信の標準化 WebRTCを知ろう
faithandbrave
1
140
AI時代にも変わらぬ価値を発揮したい: インフラ・クラウドを切り口にユーザー価値と非機能要件に向き合ってエンジニアとしての地力を培う
netmarkjp
0
130
shake-upを科学する
rsakata
7
1k
毎晩の 負荷試験自動実行による効果
recruitengineers
PRO
5
180
サービスを止めるな! DDoS攻撃へのスマートな備えと最前線の事例
coconala_engineer
1
180
Introduction to Sansan, inc / Sansan Global Development Center, Inc.
sansan33
PRO
0
2.7k
振り返りTransit Gateway ~VPCをいい感じでつなげるために~
masakiokuda
3
210
Autify Company Deck
autifyhq
2
44k
Maintainer Meetupで「生の声」を聞く ~講演だけじゃないKubeCon
logica0419
0
110
AIでテストプロセス自動化に挑戦する
sakatakazunori
1
530
[SRE NEXT 2025] すみずみまで暖かく照らすあなたの太陽でありたい
carnappopper
2
470
名刺メーカーDevグループ 紹介資料
sansan33
PRO
0
820
Featured
See All Featured
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
37
3.3k
It's Worth the Effort
3n
185
28k
Become a Pro
speakerdeck
PRO
29
5.4k
Building Better People: How to give real-time feedback that sticks.
wjessup
367
19k
Faster Mobile Websites
deanohume
308
31k
Helping Users Find Their Own Way: Creating Modern Search Experiences
danielanewman
29
2.7k
Writing Fast Ruby
sferik
628
62k
Why Our Code Smells
bkeepers
PRO
337
57k
Art, The Web, and Tiny UX
lynnandtonic
299
21k
Fireside Chat
paigeccino
37
3.5k
Principles of Awesome APIs and How to Build Them.
keavy
126
17k
Practical Orchestrator
shlominoach
189
11k
Transcript
None
本資料は公開予定ですので、がりがりメモらなくでおk ( ´∀`)b このマークのある箇所/ページだけは非公開です。 (危険な)ネタに走った、個人情報がある、肖像権その他… セキュリティ共有勉強会#15
セキュリティ共有勉強会#15 SIEMやWAF等弄っている 人にはおなじみ Truth Positive (正しく検知) False Positive (誤って検知) Truth
Negative (正しく非検知) False Negative (誤って非検知)
0:自己紹介 1:インシデントレスポンスの私の考え方 2:過去のインシデント事例から学ぶこと 3:まとめ セキュリティ共有勉強会#15
名前(ハンドル) 柴雑種(@zash_shibainu) 名前(本名) 柴田 諭史 仕事(現在) フリーランス・エンジニア - インフラ -
セキュリティ セキュリティ共有勉強会#15
セキュリティ共有勉強会#15
セキュリティ共有勉強会#15 ※引用:AbemaNews
セキュリティインシデントは避けようと思っても 100%は難しい(不可能)。 事故が起こった時に、どう対応したか?が評価される 時代 セキュリティ共有勉強会#15
セキュリティ共有勉強会#15
セキュリティ共有勉強会#15 平時 インシデント発生 情報収集 分析 検討 対応 インシデント対応 教訓の 文書化
犯人探し ではない
インシデントは100%発生させないことはできない。 発生した際にどう対応するか? そこから何を得るかが重要!! セキュリティ共有勉強会#15
セキュリティ共有勉強会#15
セキュリティ共有勉強会#15
今回取り上げる事例はこちら セキュリティ共有勉強会#15
昨年、世界を震撼させた事案(約1.5億件漏えい) 原因:Struts2のパッチ漏れ(S2-045/046) セキュリティ共有勉強会#15 https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/33185/000119312518154706/d583804dex991.htm
公聴会での1コマ セキュリティ共有勉強会#15 ※ZDNet Japanから引用: https://japan.zdnet.com/article/35108266/ 問題の責任は、 ・セキュリティスキャンの不具合 ・1人の従業員のミスでパッチが適用されなかった 一応英文も https://www.engadget.com/2017/10/03/former-equifax-ceo-blames-breach-on-one-it-employee/
セキュリティ共有勉強会#15
そこから考えられる対応(時系列) セキュリティ共有勉強会#15 脆弱性発覚 脆弱なアプリ アプリ修正 修正後アプリ (つもり) スキャン ⇒OK (FalseNegative)
そもそも検知できなかった 状態が変わってなかった
セキュリティ共有勉強会#15
すべきだったこと セキュリティ共有勉強会#15 脆弱性発覚 脆弱なアプリ アプリ修正 修正後アプリ (正しい) 修正前に スキャン 検知できない
ことが判明! 別のスクリプト (Exploit) 正しく検知! (TruthPositive) 正しく非検知! (TruthNegative)
セキュリティ共有勉強会#15
脆弱性発見時には、修正前に必ず正しく検知できるこ とを確認しましょう!! セキュリティ共有勉強会#15 Truth Positive (正しく検知) False Positive (誤って検知) Truth
Negative (正しく非検知) False Negative (誤って非検知)
セキュリティ共有勉強会#15 23