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10Xが掲げるオリジナルの品質特性について #nihonbashitesttalk / 10X...

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May 21, 2024

10Xが掲げるオリジナルの品質特性について #nihonbashitesttalk / 10X quality characteristic

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May 21, 2024
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  1. ©2023 10X, Inc. 2 自己紹介 • 風間裕也(ブロッコリー) • 所属 ◦

    株式会社10X 品質管理チーム ◦ 株式会社iCARE フェロー(QAE技術顧問) ◦ B-Testing(個人事業主) • 社外活動 ◦ JaSST Review実行委員長 ▪ ソフトウェアレビューシンポジウム ◦ WACATE実行委員長 ▪ ソフトウェアテストの合宿型ワークショップ形式勉強会
  2. ©2023 10X, Inc. 目次 4 1. テストにおける品質特性の立ち位置 2. ISTQBで取り上げているテストタイプの例 3.

    その他のテストタイプの例 4. テストタイプ活用時のアンチパターン 5. 10Xが掲げるオリジナルの品質特性について 6. 余談:目指すべき品質を元に指標を考える 7. おわりに
  3. ©2023 10X, Inc. ISTQBで取り上げているテストタイプの例 • 例1)ブラックボックステストとホワイトボックステスト • 例2)機能テストと非機能テスト ◦ SQuaREシリーズなどを用いて分類することが多い

    • 例3)アジャイルテストの四象限 ◦ 「FLシラバス(Extension)アジャイルテスト担当者」に記載あり 11 ISTQBで取り上げているテストタイプの例
  4. ©2023 10X, Inc. 例2)機能テストと非機能テスト • 機能テスト ◦ コンポーネント、およびシステムが実行する機能を評価する。 ◦ 機能とはテスト対象が「何」をすべきかである。

    • 非機能テスト ◦ コンポーネント、およびシステムが実行する 機能特性以外の属性を評価する。 ◦ システムが「どのようにうまく振る舞うか」をテストする。 13 ISTQBで取り上げているテストタイプの例 参考:ISTQBテスト技術者資格制度 Foundation Level シラバス 日本語版 Version 2023V4.0.J01
  5. ©2023 10X, Inc. ③穴埋めをして使う 26 テストタイプ活用時のアンチパターン 参考:Agile Testing Condensed Japanese

    Edition 我々は プロトタイプシミュレーションを やっていなかったので 今後はやることにしよう
  6. ©2023 10X, Inc. ③穴埋めをして使う 27 テストタイプ活用時のアンチパターン 参考:Agile Testing Condensed Japanese

    Edition 我々は プロトタイプシミュレーションを やっていなかったので 今後はやることにしよう →本当に必要なの?
  7. ©2023 10X, Inc. どのように活用すれば良いのか • 既存のモデル(SQuaREシリーズ、アジャイルテストの 四象限、狩野モデルなど)は参考程度にする • 自組織では、何が当てはまるのかを考える ◦

    例)狩野モデルでいう   「当り前品質(不足は不満だが充足は満足にはならない)」   となる要素は何か考える 28 テストタイプ活用時のアンチパターン
  8. ©2023 10X, Inc. 余談:「アジャイルテストの四象限」の元々の提示 • アジャイルテストの四象限は元々、 空欄での記載だった • 自分たちの組織において 「第1象限のテスト活動って

    何をしているか?」 「今後、第3象限のテスト活動は 何をすべきか?」 などを話し合う材料として 使うためにあった 29 テストタイプ活用時のアンチパターン 参考:Agile Testing Condensed Japanese Edition
  9. ©2023 10X, Inc. 運営自律性は10Xが目指す世界に相応しい独自指標 • 10Xが提供しているプロダクト「Stailer」は、 プラットフォーム化を目指している ◦ 以前にプラットフォームとしての内部方針を提示した •

    プラットフォームを目指す上で、 「機能的個別性の排除」「全パートナーへの横展開」を 実現するためにも、運営自律性は大切 36 10Xが掲げるオリジナルの品質特性について
  10. ©2023 10X, Inc. 運営自律性という用語ができるまで 中期経営方針をもとに、これを達成するために必要な 「プロダクト品質のGap」を洗い出すという作業です。 具体的にはISO/IEC 25010 に定められる品質の8項目に対し、 あるべき姿と現状の差分を言語化を進めました。

    この結果、最も大きなGapは「保守性」であるという結論に。 更に保守性を深掘りしていくと、「運営自律性」や 「システム運用効率性」、「テスト容易性」といった 独自のキーワードが浮かび上がりました (By CTO)。 37 10Xが掲げるオリジナルの品質特性について 参考:プラットフォーム化ヘの歩み
  11. ©2023 10X, Inc. 42 おわりに まとめ • テストタイプを考えるにあたり、 品質特性の考えが重要になる •

    ブラックボックステストとホワイトボックステスト、 機能テストと非機能テスト、アジャイルテストの四象限、 狩野モデルなどで分類することができる • 既存のモデルを穴埋めして使わないこと、 深掘りして考えることが大切 • 10Xというプラットフォームに相応しい独自指標を考えた
  12. ©2023 10X, Inc. 宣伝:WACATE 2024 夏 開催決定! • グループワーク主体のテストワークショップ •

    日程:6/22(土)〜23(日)の1泊2日 • 場所:トーセイホテル&セミナー幕張 ◦ JR京葉線 新習志野駅すぐ • 参加費(宿泊費、食費込み) ◦ 35歳以下:¥25,000 ◦ 36歳以上:¥28,000 • 詳細は公式ページにて ( https://wacate.jp/ ) ◦ 「WACATE」で検索 43 おわりに