Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
scouty_Onboarding
Search
320kz
March 18, 2019
Business
6
1.2k
scouty_Onboarding
2019/03/19人事ごった煮会でLTしたときのオンボーディング資料です
320kz
March 18, 2019
Tweet
Share
More Decks by 320kz
See All by 320kz
スタートアップ組織開発勉強会_scoutyの組織開発理論と実践
320kz
26
10k
Other Decks in Business
See All in Business
BrightonSEO 2023 - Focus on SEO won't make you an EEAT
chantalsminknl
0
220
Nealle Company Deck
nealle
5
91k
VANISH STANDARD Company Deck
vstandard
PRO
2
21k
一般社団法人ディレクションサポート協会(DiSA)
masakisukeda
0
360
VISASQ: ABOUT DEV TEAM
eikohashiba
3
20k
Aayush Wellness Limited - Corporate Profile
aayushwellness
0
260
3分でわかるDomuz(採用資料)
kimpachi_d
0
13k
株式会社BFT 会社紹介資料|エンジニア&セールス職向け
bft_recruit
2
9.8k
Tokyo支援ナビ
tokyo_metropolitan_gov_digital_hr
1
420
株式会社kubellストレージ 会社説明資料
kubell_storage
2
190
マネージャーとエンジニアが効果的に協力するために意識した方が良い事
kotominaga
2
120
HRBP&RPOのご紹介
masakisukeda
0
430
Featured
See All Featured
The Language of Interfaces
destraynor
154
24k
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
250
21k
CoffeeScript is Beautiful & I Never Want to Write Plain JavaScript Again
sstephenson
159
15k
Building an army of robots
kneath
302
42k
Teambox: Starting and Learning
jrom
132
8.7k
Speed Design
sergeychernyshev
24
570
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
31
6.3k
Building Your Own Lightsaber
phodgson
102
6k
GitHub's CSS Performance
jonrohan
1030
460k
Facilitating Awesome Meetings
lara
49
6k
Ruby is Unlike a Banana
tanoku
96
11k
The MySQL Ecosystem @ GitHub 2015
samlambert
250
12k
Transcript
2019. 3. 18 株式会社scouty Kazuhiro Chida scouy_オンボーディング On-boarding
自己紹介 - scouty HRBP - リクルート, ドワンゴ, ベンチャーなどでHR領域14年くらい - Twitter
/ noteやってます @320KZCD
contents 1. オンボーディングの目的 2. パフォーマンス 3. オンボーディングの範囲 4. オンボーディング施策
活躍したら, みんな幸せ 活躍しなかったら, みんな不幸 1 オンボーディングの目的
パフォーマンスと離職傾向(退職者全体の17%が入社3か月で退職) 1 オンボーディングの目的 IBM WorkTrends 2016 (n=17,445) Work Rules! p.453
25%早く戦力化 後悔を感じたとき、離職傾向は3倍になる Harvard Business Review
スキルは4段階のレベルがあり、高度なスキルほどサ ポートが無いとパフォーマンスを発揮できない スキル / 幹部人材を採用しても, 支援がないとパフォーマンスは出ない 2 パフォーマンス 図:Miho Takada
スキルは領域が相互作用によって発揮されるウェブの性質をもつ Dynamic Skill Theory - Kurt Fischer
2 パフォーマンス ディスコース 「会社」とはひとつの「社会(コミュニティ)」であり, 会社ごとに「正しさ」や「らしさ」が異な る。ディスコースは, そのコミュニティが歴史的・文化的な文脈を伴う様々な言葉の集ま り。 ディスコースを共有できる, ということが「馴染む」ということ。
3 オンボーディングの範囲 なんとかできる 独自ルールの理解 価値観のミスマッチ どうしようも無い スキルのミスマッチ メンタリング 会社に馴染む 阻害要因の排除
フィードバック
4 オンボーディング施策 1. 既存メンバーが支援を約束 2. Working Agreement(ローカルルール)マニュアル整備 3. メンターやオンボーディング担当の設置 4.
オンボーディングのプロジェクト化 5. ミッションの合意 6. フィードバックを得られる仕組みの用意 7. 問題が必ず解決される仕組みの用意 8. ディスコースをすり合わせる場の提供 入社前 入社後
4 オンボーディング施策 Working Agreement(ローカルルール)マニュアル整備 https://esa-pages.io/p/sharing/4710/posts/1448/437f94d4970456c5cd83.html ・問題は当事者間で解決する ・Private Channel 禁止 ・入社後すぐに役割と目標を合意する
・MTGは10:00〜15:00に入れる ・フィードバックが欲しい時は自分が1on1を入れる ・靴をしまうと徳が積まれる など
4 オンボーディング施策 メンターやオンボーディング担当の設置
4 オンボーディング施策 オンボーディングのプロジェクト化 これが出来たらオンボーディング完了というTargetを設定
4 オンボーディング施策 フィードバックを得られる仕組みの用意 ・360度 1 on 1 ・自分が聞きたい人を指名する ・何人やってもいい ・目的は阻害要因の排除
4 オンボーディング施策 問題が必ず解決される仕組みの用意(統合的意思決定プロセス) 1. 阻害(ひずみ)発生ベースのAgendaの提案(テーゼ) 2. 提案の有効性のテスト 3. 提案を採択した場合に, チームが後退する反論(アンチテーゼ)
4. 反論の有効性のテスト 5. ひずみと反論を包含して解消する提案の作成(ジンテーゼ) 6. 統合された提案に対する反論がなければ採択
4 オンボーディング施策 ディスコースをすり合わせる場の提供(ダイアログ) ・非一致を喜ぶ ・心理的安全性 ・Newbieが主役 ・CEOに突っ込みまくる ・GoogleのTGIFと同じ
オンボーディングは, みんなが幸せになるために大切な仕事だと思います。 ご静聴ありがとうございました。