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辛いコードを甘くするカリー化のレシピ

 辛いコードを甘くするカリー化のレシピ

もりけん塾勉強会で使用した勉強会資料です。

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もなか

June 19, 2021
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Transcript

  1. 辛いコードを 甘くする カリー化のレシピ

  2. 自己紹介 ソフトウェア開発会社でテスター兼コーダーとして勤務 パンを焼くのが好き ▶Twitter:@ruby443n もなか@js詰まったらパン作る人

  3. 甘口なコードとは? 扱いやすい

  4. 可読性が高い スマート 保守しやすい バグが少ない

  5. 具体的には?

  6. ・・・。 わかる? いや、わかんない

  7. 変数・定数 命名 条件式 関数 いろいろあるよ

  8. 変数・定数 命名 条件式 関数 いろいろあるよ 今回はココ

  9. 今日話す内容 高階関数ってなに? カリー化とは 部分適応って知ってる?

  10. 話さないこと カレーパンのレシピ

  11. 知りたい方はDMください 待ってまーす

  12. さて

  13. 下記のリストからデザートメニューだけを 取り出す場合について考えてみます。 ]; constmenus=[ {menu:'ハンバーガー',type:burger}, {menu:'チーズバーガー',type:burger}, {menu:'ソフトクリーム',type:dessert}, {menu:'ポテト',type:side}, {menu:'チキンナゲット',type:side}, {menu:'ホットアップルパイ',type:dessert},

    {menu:'コーラ',type:drink}, {menu:'オレンジジュース',type:drink} 
  14. for文の場合

  15. デザートメニューだけを取り出す(for文の場合) console.log(dessertMenus); constdessertMenus=[]; for(leti=0;i<menus.length;i++){  if(menus[i].type===dessert){   dessertMenus.push(menus[i]);  } } 

  16. 処理が増えていくと どうなるか 考えてみようね

  17. constdessertMenus=[]; for(leti=0;i<menus.length;i++){  if(menus[i].type===dessert){   dessertMenus.push(menus[i]);  } }  constburgerMenus=[]; for(leti=0;i<menus.length;i++){  if(menus[i].type===burger){

      burgerMenus.push(menus[i]);  } }  constsideMenus=[]; for(leti=0;i<menus.length;i++){  if(menus[i].type===side){   sideMenus.push(menus[i]);  } } 
  18. 目がシパシパする

  19. for文の場合 console.log(dessertMenus); constdessertMenus=[]; for(leti=0;i<menus.length;i++){  if(menus[i].type===dessert){   dessertMenus.push(menus[i]);  } }  デザートかどうか

  20. for文の場合 console.log(dessertMenus); constdessertMenus=[]; for(leti=0;i<menus.length;i++){  if(menus[i].type===dessert){   dessertMenus.push(menus[i]);  } }  配列の中に

    値を追加
  21. console.log(dessertMenus); constdessertMenus=[]; for(leti=0;i<menus.length;i++){  if(menus[i].type===dessert){   dessertMenus.push(menus[i]);  } }  for文の場合 処理が2種類ある

  22. 分けちゃいましょう

  23. 高階関数とは 関数を引数または戻り値 として扱う関数のこと 引数:プログラムや関数に渡す値のこと 戻り値:プログラムや関数から戻ってくる値のこと

  24. コールバック関数には 特定の条件を与えて取得したい内容を書くよ すると任意のデータを抽出して新しい配列を生成してくれるよ filter関数をつかって高階関数をつくるよ 配列データ.filter(コールバック関数) constitems= 

  25. へえ〜… わかる? ぼんやり…

  26. コールバック関数に書くこと 特定の条件を与えて取得したい内容を書くよ すると任意のデータを抽出して新しい配列を生成してくれるよ filterをつかって高階関数をつくるよ 配列データ.filter(コールバック関数) constitems= 

  27. 高階関数の場合 デザートメニューかどうか判断する関数と メニューからデザートメニューを抜き出す関数に分けて考える

  28. 高階関数の場合 デザートメニューかどうか判断する関数と メニューからデザートメニューを抜き出す関数に分けて考える デザートかどうか

  29. 高階関数の場合 デザートメニューかどうか判断する関数と メニューからデザートメニューを抜き出す関数に分けて考える isDessertMenuを抽出

  30. 処理が増えていくと どうなるか 考えてみようね

  31. constisDessertMenus=function(menu){ returnmenu.type===dessert; }; constisBurgerMenus=function(menu){ returnmenu.type===Burger'; }; constisSideMenus=function(menu){ returnmenu.type==='side'; }; constdessertMenus=menus.filter(isDessertMenus);

    constdessertMenus=menus.filter(isBurgerMenus); constdessertMenus=menus.filter(isSideMenus);
  32. カリー化とは

  33. カリー化とは 2つ以上の引数を取る関数 を分割し、 1つの引数だけを取る関数 の組み合わせに書き換える こと

  34. ふ〜ん…?

  35. たとえば

  36. カリー化していない関数(引数を2つ取るもの) 結果

  37. カリー化された関数 (1つの引数だけを取る関数の組み合わせ) 結果

  38. …なんか逆に 複雑になってない?

  39. 何故カリー化が いいのか カリー化をすると 部分適用を簡単に行うこと ができるからぜひ使ってほ しいのです。 順番に説明するね

  40. 部分適用とは

  41. 部分適用とは 複数の引数を受け取る関数 の引数の値を固定し、より 少ない数の引数を受け取る 関数に変換すること 引数を固定化してしまうことで、 バグが起きる可能性を極力抑えることができるよ!

  42. わかりにくいなぁ

  43. カリー化していない関数(引数を2つ取るもの)

  44. カリー化していない関数(引数を2つ取るもの) 毎回1を代入してる

  45. カリー化していない関数(引数を2つ取るもの) 毎回1を代入してる 無駄が多く バグが起こりやすい

  46. カリー化された関数 (1つの引数だけを取る関数の組み合わせ)

  47. カリー化された関数 (1つの引数だけを取る関数の組み合わせ) 1を足す部分が固定化

  48. カリー化された関数 (1つの引数だけを取る関数の組み合わせ) 1を足す部分が固定化 引数を固定化してしまうことで、 バグが起きる可能性を極力抑えることができたよ!

  49. constisDessertMenus=function(menu){ returnmenu.type===dessert; }; constisBurgerMenus=function(menu){ returnmenu.type===Burger'; }; constisSideMenus=function(menu){ returnmenu.type==='side'; }; constdessertMenus=menus.filter(isDessertMenus);

    constdessertMenus=menus.filter(isBurgerMenus); constdessertMenus=menus.filter(isSideMenus);
  50. constisDessertMenus=function(menu){ returnmenu.type===dessert; }; constisBurgerMenus=function(menu){ returnmenu.type===Burger'; }; constisSideMenus=function(menu){ returnmenu.type==='side'; }; constdessertMenus=menus.filter(isDessertMenus);

    constdessertMenus=menus.filter(isBurgerMenus); constdessertMenus=menus.filter(isSideMenus); カリー化と部分適応を 使ってみるよ
  51. 高階関数の場合 デザートメニューかどうか判断する関数と メニューからデザートメニューを抜き出す関数に分けて考える

  52. 高階関数の場合 デザートメニューかどうか判断する関数と メニューからデザートメニューを抜き出す関数に分けて考える ココを変えるよ

  53. functionmenuType(type){ returnfunction(menu){ returnmenu.type===type }; }; constdessertMenus=menus.filter(menuType( dessert ));  高階関数とカリー化と部分適用を使ったよ

  54. constmenuType=(type)=>{ return(menu)=>{ returnmenu.type===type }; }; constdessertMenus=menus.filter(menuType( dessert ));  【アロー関数変更】functionを=>へ変更

  55. constmenuType=(type)=>(menu)=>menu.type===type; constdessertMenus=menus.filter(menuType( dessert ));  【アロー関数変更】{}とreturnを省略

  56. constmenuType=type=>menu=>menu.type===type; constdessertMenus=menus.filter(menuType( dessert ));  【アロー関数変更】{}とreturnと()を省略

  57. constmenuType=type=>menu=>menu.type===type; constdessertMenus=menus.filter(menuType( dessert )); constburgerMenus=menus.filter(menuType( burger )); constsideMenus=menus.filter(menuType( side ));

     処理が増えても簡潔に書ける
  58. constdessertMenus=[]; for(leti=0;i<menus.length;i++){  if(menus[i].type===dessert){   dessertMenus.push(menus[i]);  } }  constburgerMenus=[]; for(leti=0;i<menus.length;i++){  if(menus[i].type===burger){

      burgerMenus.push(menus[i]);  } }  constsideMenus=[]; for(leti=0;i<menus.length;i++){  if(menus[i].type===side){   sideMenus.push(menus[i]);  } }  これが
  59. constmenuType=type=>menu=>menu.type===type; constdessertMenus=menus.filter(menuType( dessert )); constburgerMenus=menus.filter(menuType( burger )); constsideMenus=menus.filter(menuType( side ));

     こう
  60. constmenuType=type=>menu=>menu.type===type; constdessertMenus=menus.filter(menuType( dessert )); constburgerMenus=menus.filter(menuType( burger )); constsideMenus=menus.filter(menuType( side ));

     こう
  61. まとめ・質疑応答

  62. ありがとうございました 参考資料 高階関数、カリー化、部分適用 https://qiita.com/nouka/items/d9f29db7b6a69baa650a javascriptのcurry化とは何か https://developer.yukimonkey.com/article/20200303/#h2_3