Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Sign up for free
Menu
Search
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Pricing
Search
Sign in
Sign up for free
【AWS AIF対策】透明性と説明可能性
Search
赤神青空
PRO
October 06, 2026
Video
Programming
12
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
【AWS AIF対策】透明性と説明可能性
赤神青空
PRO
October 06, 2026
Video
More Decks by 赤神青空
See All by 赤神青空
【AIニュース】ChatGPT Space とは何か
akagami
PRO
0
7
【AIニュース】OpenAI の「dots」とは何か
akagami
PRO
0
17
【AWS AIF対策】責任あるAI
akagami
PRO
0
20
【AWS AIF対策】基盤モデルの評価
akagami
PRO
0
24
【AWS AIF対策】モデルの学習とファインチューニング
akagami
PRO
0
13
【AWS AIF対策】プロンプトエンジニアリング
akagami
PRO
0
17
【AWS AIF対策】RAGとベクトルデータベース
akagami
PRO
0
16
【AWS AIF対策】基盤モデルの選び方と推論パラメータ
akagami
PRO
0
21
【AWS AIF対策】AWSの生成AIサービスの全体像
akagami
PRO
0
27
Other Decks in Programming
See All in Programming
AWSに止められる覚悟してますか?
morizo_1984
2
510
Streamlitで実現する自然言語データアプリ開発
ayumu_yamaguchi
1
330
なぜCTOを降りてFDEを選んだのか?〜なぜプロダクト企業がFDEで顧客の現場に踏み込むのか〜
gonta
1
140
コードレビューのボトルネックを"する側"と"される側"の両面から解消する
yub0n
2
1.5k
テストを司るデーモンに会いに行く 〜隔離した仮想マシンでテストを通すまで〜
h1d3mun3
1
610
mrbgem 三角測量 開発
ogom
0
190
MVNOの申込からeSIM開通までをiOSアプリでつなぐ- 本人確認・MNP・通信事業者基盤をまたぐ実装
satotakeshi
0
530
半永久的に提供し続けられるプライベートクラウドを目指して ― 利用者の認知負荷を抑えるAPI抽象化とハードウェア世代交代の基盤設計
tomokon
0
420
Heart of Swift Concurrency
koher
0
1.2k
モジュールの視点からSwiftを読み解く #iosdc
s_shimotori
0
330
AI が書く Go コードの品質を劇的に向上させる Linter: “declscope”
mpyw
0
480
Vue Fes Japan 2026 タイムテーブル徹底解説
448jp
1
610
Featured
See All Featured
How Fast Is Fast Enough? [PerfNow 2025]
tammyeverts
3
920
Pawsitive SEO: Lessons from My Dog (and Many Mistakes) on Thriving as a Consultant in the Age of AI
davidcarrasco
0
250
Lessons Learnt from Crawling 1000+ Websites
charlesmeaden
PRO
1
1.6k
JavaScript: Past, Present, and Future - NDC Porto 2020
reverentgeek
52
6.1k
Mind Mapping
helmedeiros
1
390
Crafting Experiences
bethany
1
370
Bridging the Design Gap: How Collaborative Modelling removes blockers to flow between stakeholders and teams @FastFlow conf
baasie
0
710
Facilitating Awesome Meetings
lara
57
7.2k
Lightning talk: Run Django tests with GitHub Actions
sabderemane
0
290
B2B Lead Gen: Tactics, Traps & Triumph
marketingsoph
0
260
個人開発の失敗を避けるイケてる考え方 / tips for indie hackers
panda_program
123
22k
Designing Dashboards & Data Visualisations in Web Apps
destraynor
232
55k
Transcript
2026年10月 透明性と説明可能性 AWS Certified AI Practitioner 対策 #15 赤神青空
▪資料から外れた答えを見るのは文脈的接地チェック 前回のクイズの答えは「C」 前回のクイズ RAG の回答が、渡した資料に 書いていないことを答えてしまう。 Guardrails のどの機能で検出できる? 渡した資料 応答がこれに
基づいているか 利⽤者の質問 応答が的を 射ているか 答えは C 今ココ おさらい A コンテンツフィルタ 有害な内容を⽌める B 拒否トピック 扱わせたくない話題を⽌める C ⽂脈的接地チェック 資料から外れた答えを⽌める D 機密情報フィルタ 個⼈情報を⽌める 2/13
▪どちらも責任あるAIの側面に入っている 説明可能性と透明性は、別のもの 説明可能性 透明性 Explainability Transparency 出⼒を理解して評価できる 関係者が納得して選べる 「なぜこの出⼒になったのか」が分かる 「AIを使っていること」「何ができないか」が分かる
融資を断られた理由が分かれば、直せる AIだと気づかないまま使うことを防ぐ 説明可能性は「出⼒の理由」、透明性は「システムの素性」 どちらも AWS が挙げる責任あるAIの8つの側⾯に⼊っている(第14回 p ) 今ココ 2つの言葉 3/13
▪違いと、あとから説明を足すやり方 そのまま読めるモデル、中が見えないモデル そのまま読めるモデル 中が⾒えないモデル 線形回帰、決定⽊など 深層学習、⼤規模⾔語モデル 構造を⾒れば、なぜそうなるか分かる 重みを⾒ても、なぜかは分からない ただし表現できることが限られる そのぶん性能が⾼いことが多い
interpretable complex 中が⾒えないモデルには、あとから説明の道具を付ける SHAP‧LIME — どの⼊⼒がどれだけ効いたかを、あとから推定する 説明の道具が「本当に分かりやすいか」は、実際の利⽤者で試す AWS は「混乱させていないか確かめること」と書いている 今ココ 2つの言葉 4/13
▪試験ガイドの「解釈可能性と性能を測る」 説明しやすさと性能は、引っ張り合う 説明 しやすさ ↑ 決定⽊ 線形回帰 この辺りは 取りにくい 深層学習
⼤規模⾔語モデル 性能(当たりやすさ)→ AWS の⾔い⽅ 説明が要るなら、まず 決定⽊や線形モデルを検討する 説明が得られる利点が、 精度の犠牲に⾒合うかを⽐べる 複雑なモデルしかないなら、 SHAP や LIME をあとから⾜す 「説明しやすさを取ると、精度を少し諦める」ことがある どちらが正しいではなく、⽤途ごとに⽐べて決める、というのが AWS の書き⽅ 試験ガイドの「解釈可能性と性能を測る」は、この⽐較のこと 今ココ トレードオフ 5/13
▪試験ガイドの「安全性と透明性のトレードオフ」 透明にすればするほど良い、ではない 透明にすればするほど良い、とは限らない 出しすぎると 出さなすぎると モデルの作りや弱点が外から分かる AIを使っていることに気づかれない 攻撃の⼿がかりになる 出⼒の確からしさが分からない 説明から学習データが推測されうる、という研究も
問題が起きたとき追えない ちょうどよい⽔準を探す 信頼を得るのに⾜りるだけ開き、新しい弱点を作らない 何を公開して何を社内に留めるかは、決めて審査する 試験ガイドの「安全性と透明性のトレードオフ」は、この話 今ココ トレードオフ 6/13
▪試験ガイド透明性・説明可能性を見る道具 4.2 が例に挙げる3系統 透明性‧説明可能性の道具 Amazon SageMaker Model Cards ⾃分が作ったモデルの 素性を1か所に書き残す
Amazon Bedrock Evaluations 出⼒を測って⽐べる(第13回) 試験ガイドの表記は Model Evaluations 試験ガイド 4.2 が例に挙げているのは、この3系統 オープンなモデル データ‧ライセンス 出⾃と使ってよい条件を ⾃分で確かめられる AWS ⾃⾝が出している AI Service Cards もある AWS のサービスやモデルの、想定する⽤途‧限界‧設計の考え⽅をまとめた⽂書 作る側が書くのが Model Card、AWS が書くのが Service Card 今ココ 道具 7/13
▪作る側が、モデルの素性を書き残す Amazon SageMaker Model Cards モデルの概要 想定する⽤途 リスクの格付け 何のモデルか、誰が作ったか どんな⽤途‧場⾯‧データに向くか
向かない場⾯も書く unknown / low / medium / high の4段階 学習の詳細 評価の詳細 倫理上の考慮‧注意 ⽬的関数、学習データ、 ハイパーパラメータ 評価データと、指標の結果 気をつけること、推奨すること Amazon SageMaker Model Cards に書き残せること(主なもの) 状態は4つ 下書き∕レビュー待ち∕承認済み∕保管 直すと版が増える ただし承認状態の更新だけは版を増やさない 監査のときに「どういうモデルか」を⽰す書類として使う 今ココ 道具 8/13
▪いつ同意したことになるのか オープンなモデルとライセンス Bedrock のモデルのライセンスは、いつ同意したことになるか Marketplace の権限があれば モデルの利⽤は既定で有効 他社のモデルを 初めて呼び出した時点で そのライセンスに
同意したことになる 先に中⾝を読んでから決めたいなら SCP や IAM でいったん⽌めておき、確認してから開ける オープンなモデルでも、使ってよい条件は⾃分で確かめる SageMaker JumpStart は「使うモデルのライセンスを必ず確認すること」と明記している Apache . 、OpenRAIL など、モデルごとに条件が違う。確認する責任は使う側にある モデルの出⾃と条件をたどれること⾃体が、透明性の材料になる 今ココ 道具 9/13
▪使う前・使っている間・使ったあと 説明できるAIの、人間中心の設計 利⽤者から⾒た時間の流れで考える 使う前 使っている間 何ができて何ができないかを 知らせておく AIが動いていることと、 途中の状況を⾒せる AIを使っていることを知らせる
フィードバックの⼿段を⽤意する 重い判断には⼈が関わる AWS が繰り返し書いている3つ 使ったあと なぜその結果かを⽰し、 異議とフィードバックを受ける 影響を受ける⼈にも伝える 良い∕悪いのボタンでもよい 権利‧健康‧安全に関わる判断では、適切な監督を 出⼒をどう読めばいいかの案内も、あわせて⽤意する 確信度、効いた要素、判断の経路など。詳しさは相⼿に合わせる 今ココ 人間中心の設計 10/13
▪4つの目的と、このスライドの対応 試験ガイド 4.2 の地図 試験ガイド 4.2 の4つの⽬的と、このスライドの対応 透明なモデルと、そうでないモデルの違い そのまま読めるか、あとから説明を⾜すか p
‧p 透明性‧説明可能性を⾒る道具 Model Cards∕Bedrock Evaluations∕オープンなモデルとライセンス p 〜p 安全性と透明性のトレードオフ p ‧p 説明できるAIの⼈間中⼼設計 p 解釈可能性と性能を測る。出しすぎの害もある フィードバックの⼿段、AIの判断の透明性 第14回の 4.1 と合わせて、第4分野「責任あるAI」は⼀周 4.1 が「どんな偏りや危険があるか、どう⽌めるか」 4.2 が「それを外から確かめられる形にしておくか」 今ココ まとめ 11/13
▪クイズの前に、持ち帰ってほしいことを振り返る 今回のまとめ 説明可能性と透明性は別のもの 前者は「なぜこの出⼒か」、後者は「システムの素性」 説明しやすさと性能は、引っ張り合う 説明が要るならまず決定⽊や線形モデルを検討する SHAP 透明にすればするほど良い、ではない 出しすぎれば攻撃の⼿がかりになる。⽔準を決めて審査する 道具は
Model Card と Service Card 作る側が書くのが前者、AWS が書くのが後者 他社モデルのライセンスは初回の呼び出しで同意 先に読みたいなら SCP や IAM で⽌めておく 今ココ おわりに Model Card Bedrock 12/13
▪動画に付けたクイズから回答できます。答え合わせは次回の冒頭で 今回のクイズ 自分で学習させたモデルについて、想定する用途・リスクの格付け・学習や評価 の詳細を1か所にまとめ、監査に出せるようにしたい。使うのは? A Amazon SageMaker Model Cards 今ココ
おわりに B AWS AI Service Cards C Amazon Bedrock Guardrails D SHAP 13/13