$30 off During Our Annual Pro Sale. View Details »

SORACOM Air Sim を活用した午睡チェックのアーキテクチャ / Lookmee Nap Check Architecture with SORACOM Air

SORACOM Air Sim を活用した午睡チェックのアーキテクチャ / Lookmee Nap Check Architecture with SORACOM Air

SORACOM UG Explorer 2020 オンライン での下記セッションの登壇資料です。

事例セッション①
SORACOM Air Sim を活用したお昼寝見守りサービス「ルクミー午睡チェック」のアーキテクチャ

Hiroaki Akanuma

December 27, 2020
Tweet

More Decks by Hiroaki Akanuma

Other Decks in Technology

Transcript

  1. © UniFa Inc.
    SORACOM Air
    Sim を活⽤した
    午睡チェックの
    アーキテクチャ
    ユニファ株式会社

    View Slide

  2. © UniFa Inc.
    ⾃⼰紹介
    Twitter: @akanuma

    View Slide

  3. © UniFa Inc.
    事業・サービスについて

    View Slide

  4. © UniFa Inc.
    IoTやAIなど最新の
    テクノロジーの⼒を活⽤し、
    保育・育児関連の社会課題
    を解決することを⽬指す
    スタートアップ企業
    ユニファとは
    IoTやAIなど最新の
    テクノロジーの⼒を活⽤し、
    保育・育児関連の社会課題
    を解決することを⽬指す
    スタートアップ企業

    View Slide

  5. © UniFa Inc.
    もっと⾒たい。
    もっと⾒てほしい。
    を、もっと叶えたい。
    「保育の質を上げる」保育関係者のパートナー

    View Slide

  6. © UniFa Inc.

    View Slide

  7. © UniFa Inc.

    View Slide

  8. © UniFa Inc.
    SIDS: 乳幼児突然死症候群

    View Slide

  9. © UniFa Inc.
    従来の午睡チェック業務
    ⼿書きによる5分間隔でのうつ伏せ寝チェック

    View Slide

  10. © UniFa Inc.
    ルクミー午睡チェック概要

    View Slide

  11. © UniFa Inc.
    ルクミー午睡チェック概要

    View Slide

  12. © UniFa Inc.
    ルクミー午睡チェック概要
    Web管理画⾯

    View Slide

  13. © UniFa Inc.
    利⽤中の様⼦
    ※画像転載禁⽌

    View Slide

  14. © UniFa Inc.
    利⽤実績
    導⼊施設数 約 3,200 施設
    午睡センサー数 約 35,000 個
    タブレット数 約 5,000 台
    特に求められる Well-Architected の柱
    Ø 信頼性
    Ø 運⽤上の優秀性

    View Slide

  15. © UniFa Inc.
    AWS Startup Architecture of the Year Japan 2020 優勝

    View Slide

  16. © UniFa Inc.
    システムアーキテクチャ

    View Slide

  17. © UniFa Inc.
    想定された課題
    アクセス特性
    Ø ピークタイム: 11:00 – 15:00
    Ø 5分毎に iPad アプリから集中的にデータが送信される
    チェックシートデータ量
    Ø 12レコード/園児/時 x 14時間 x 10園児 = 1,680レコード/⽇/施

    Ø 1,680 x 2,000施設 = 3,360,000レコード/⽇

    View Slide

  18. © UniFa Inc.
    Well-Architected なポイント
    Ø 信頼性
    Ø 運⽤上の優秀性

    View Slide

  19. © UniFa Inc.
    Overview

    View Slide

  20. © UniFa Inc.
    Overview

    View Slide

  21. © UniFa Inc.
    なぜ Wi-Fi ではないのか︖
    Why not Wi-Fi?

    View Slide

  22. © UniFa Inc.
    保育施設のネットワーク環境における課題

    View Slide

  23. © UniFa Inc.
    保育施設のネットワーク環境における課題
    インターネット
    環境の有無

    View Slide

  24. © UniFa Inc.
    保育施設のネットワーク環境における課題
    インターネット
    環境の有無
    Wi-Fi接続の安定

    View Slide

  25. © UniFa Inc.
    保育施設のネットワーク環境における課題
    インターネット
    環境の有無
    Wi-Fi接続の安定

    導⼊時の
    Wi-Fi接続設定

    View Slide

  26. © UniFa Inc.
    保育施設のネットワーク環境における課題
    インターネット
    環境の有無
    Wi-Fi接続の安定

    導⼊時の
    Wi-Fi接続設定
    解決できます。

    View Slide

  27. © UniFa Inc.
    そう、SORACOM ならね。

    View Slide

  28. © UniFa Inc.
    全部セットしてお届け
    Ø セルラーモデルの iPad mini に
    SORACOM Air Sim 設定済み
    Ø 園児アカウント設定済み
    Ø 午睡センサーとの連携設定済み
    Ø 午睡センサーへの園児名シール
    貼付済み
    Ø ガイドブックも同梱

    View Slide

  29. © UniFa Inc.
    保育施設のネットワーク環境における課題を解決
    インターネット
    環境の有無
    Wi-Fi接続の安定

    導⼊時の
    Wi-Fi接続設定

    View Slide

  30. © UniFa Inc.
    保育施設のネットワーク環境における課題を解決
    インターネット
    環境の有無
    Wi-Fi接続の安定

    導⼊時の
    Wi-Fi接続設定
    既存のネットワーク環境を
    気にする必要がない

    View Slide

  31. © UniFa Inc.
    保育施設のネットワーク環境における課題を解決
    インターネット
    環境の有無
    Wi-Fi接続の安定

    導⼊時の
    Wi-Fi接続設定
    既存のネットワーク環境を
    気にする必要がない
    ルータからの距離なども
    気にする必要がない

    View Slide

  32. © UniFa Inc.
    保育施設のネットワーク環境における課題を解決
    インターネット
    環境の有無
    Wi-Fi接続の安定

    導⼊時の
    Wi-Fi接続設定
    既存のネットワーク環境を
    気にする必要がない
    ネットワーク接続設定を
    施設側で⾏う必要がない
    ルータからの距離なども
    気にする必要がない

    View Slide

  33. © UniFa Inc.
    Design for Failure

    View Slide

  34. © UniFa Inc.
    Design for Failure
    午睡チェック業務実⾏中の場合は
    サーバへ接続できなくなっても
    センサーと iPad 間でチェック業務可能

    View Slide

  35. © UniFa Inc.
    ユーザーコンソールの活⽤
    Ø iOSアプリアップデート対応で
    速度クラスを変更
    Ø データアップロード失敗時等は
    セッション状況を確認

    View Slide

  36. © UniFa Inc.
    全体構成図

    View Slide

  37. © UniFa Inc.
    全体構成図

    View Slide

  38. © UniFa Inc.
    午睡チェックシートデータの処理

    View Slide

  39. © UniFa Inc.
    午睡チェックシートデータの処理
    ピークタイムに合わせて
    EC2 を Auto Scaling
    ピークタイムに合わせて
    EC2 を Auto Scaling
    (API Server と同⼀インスタンス)

    View Slide

  40. © UniFa Inc.
    午睡チェックシートデータの処理
    Redis を使⽤して
    ステータスフラグを記録し
    Create/Update/Delete の
    処理順番を保つ

    View Slide

  41. © UniFa Inc.
    午睡チェックシートデータの処理
    SQSを介した⾮同期処理
    Worker が DynamoDBに書き込

    View Slide

  42. © UniFa Inc.
    午睡チェックシートデータの処理
    DynamoDBのテーブルは⽉別で作成し
    キャパシティやアクセス⽅法を調整
    過去テーブルへのアクセスは同期処理

    View Slide

  43. © UniFa Inc.
    午睡チェックシートデータの処理
    データ送信回数、アラート回数などの
    センサー単位での情報は
    DynamoDB Stream で
    Lambda Function を実⾏して都度集計し
    DynamoDB のテーブルに記録

    View Slide

  44. © UniFa Inc.
    午睡チェックシートデータの処理

    View Slide

  45. © UniFa Inc.
    午睡チェックシートデータの処理
    DynamoDB の Write Capacity を
    予め登録しておく
    Worker は起動時に⾃⾝の情報を登録
    稼働中の Worker 数と
    Write Capacity の情報を取得
    WriteCapacity:
    120

    View Slide

  46. © UniFa Inc.
    午睡チェックシートデータの処理
    DynamoDB の Write Capacity を
    予め登録しておく
    Worker は起動時に⾃⾝の情報を登録
    稼働中の Worker 数と
    Write Capacity の情報を取得
    Write Capacity の情報をもとに
    スロットリングが発⽣しないように
    書き込み速度を調整
    WriteCapacity:
    120
    4
    0
    4
    0
    4
    0

    View Slide

  47. © UniFa Inc.
    ビジネスインパクト

    View Slide

  48. © UniFa Inc.
    導⼊施設数
    Ø サービス開始: 2018年4⽉(約2年半経過)
    Ø 導⼊施設数: 約3,200施設(2020/06/30時
    点)

    View Slide

  49. © UniFa Inc.
    データ量増加推移
    0
    1
    2
    3
    4
    5
    6
    7
    8
    9
    10
    201804
    201805
    201806
    201807
    201808
    201809
    201810
    201811
    201812
    201901
    201902
    201903
    201904
    201905
    201906
    201907
    201908
    201909
    201910
    201911
    201912
    202001
    202002
    202003
    202004
    202005
    202006
    202007
    Millions
    2年半累計で約1.2億レコード 2020.04緊急事態宣⾔










    View Slide

  50. © UniFa Inc.
    アーキテクチャによるビジネス貢献
    信頼性
    Ø レスポンスタイムやパフォーマンスの劣化なし
    Ø サーバに接続できなくても稼働継続可能
    運⽤上の優秀性
    Ø セルラー回線を使うことでWi-Fiの問題を回避
    Ø 安定的な稼働と導⼊時のハードルを下げることに貢献

    View Slide

  51. © UniFa Inc.
    安⼼を進化させる。
    ほほ笑みが増えていく。
    命に関わる業務をサポート
    求められる Well-Architected の柱
    Ø 信頼性
    Ø 運⽤上の優秀性

    View Slide

  52. © UniFa Inc.
    もっと⾒たい。
    もっと⾒てほしい。
    を、もっと叶えたい。

    View Slide

  53. © UniFa Inc.
    We are hiring!!
    インフラエンジニア、Rubyエンジニアをはじめとして
    開発メンバー募集しています︕︕
    お気軽にご連絡ください︕︕

    View Slide

  54. © UniFa Inc.

    View Slide