オンラインゲームサービス終了の悲しさをブロックチェーン技術でちょっとだけ軽減するアイデア / Ideas to mitigate sadness of the termination of online game service with block chain technology

ゲームの問題をブロックチェーン技術で解決するアイデアソン
#GWBC2018
オンラインゲームサービス終了の悲しさを
ブロックチェーン技術でちょっとだけ軽減するアイデア

team DJ AMATA
double jump.tokyo株式会社 http://www.doublejump.tokyo/
あまた株式会社 http://amata.co.jp/

Transcript

1. ゲームの問題をブロックチェーン技術で解決するアイデアソン #GWBC2018 オンラインゲームサービス終了の悲しさを ブロックチェーン技術でちょっとだけ軽減するアイデア 2018/9/1　team : DJ AMATA https://speakerdeck.com/amata/ideas-to-mitigate-sadness-of-the-termination-of-online-game-service-with-block-chain-technology
2. 【課題】オンラインゲームのサービスが終わると ▪開発/運営側 ①ゲームの内容が分からなくなってしまう問題 　→アーカイブ化するにも保守運用コストがかかる ②ユーザー評価が低下する問題（失望感） ③制作したアセットが無価値化する問題 ▪ユーザー側 ①『推しキャラ』に会えない問題 ②喪失感問題（時間/お金） ③自己顕示欲表現の場がない
3. こうつくっておくといいかも ①アセット、ユーザーデータを最初から分散ストレージ上に置くつくりに ②ゲームとは別に、webで閲覧できる「ビューワー」を用意 IPFS エンコードされた 生アセットデータ ERC1155 ユーザーデータ 　ERC721 or 非トークン マスターデータ 　　　ERC20 ゲーム内コイン 　　　ERC721 装備データ 成長パラメータ 思い出ビューワー
4. 【対応後】開発/運営側メリット 以下の複数の課題を解決、または軽減することが可能 ①ゲームの内容が分からなくなってしまう問題 →アセット水準は参照/提示可能に ②ユーザー評価が低下する問題（失望感） →運営のやさしさ提示で軽減 ③制作したアセットが無価値化する問題 →世に公開された状態でものは残る ※コストメリットも ・CDN運用コストの低減 　→IPFS（分散ストレージ）を利用 ・社内アセット運用管理、アーカイブ保守費用の低減　→実運用がアーカイブを制作するのと同じこと
5. 【対応後】ユーザー側メリット サービスは終了しても、思い出の参照場所は残る ①『推しキャラ』に会えない問題 　→アルバム的に参照することは可能に ②喪失感問題（時間 /お金） 　→終了時の状態を保存し、参照可能になることで喪失感軽減 ③自己顕示欲表現の場がない 　→他のユーザーにみてもらうことは可能。軽減
6. そして 公開アーカイブ化することで、二次創作使用促進 　開発運営　：二次利用者からのロイヤリティ徴収（再度の収益機会） 　ユーザー　：思い入れのあるタイトルへの再会機会に サービス終了＝「死」ではなく 「再生」につなげるタイムカプセルに
7. Before/After