Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

会社の文化をアジャイルへ変えたい?キミにもできるよ

 会社の文化をアジャイルへ変えたい?キミにもできるよ

BPStudy講演スライド
2017/05/22 #117〜アジャイル開発とリーンスタートアップ の新しい可能性
https://bpstudy.connpass.com/event/56054/
#bpstudy

araratakeshi

May 22, 2017
Tweet

More Decks by araratakeshi

Other Decks in Technology

Transcript

  1. 会社の文化をアジャイルへ変えたい?
    キミにもできるよ
    BPStudy#117〜アジャイル開発とリーンスタートアップ の新しい可能性
    株式会社ヴァル研究所
    開発部 部長 新井 剛
    2017年5月22日

    View Slide

  2. 本日のユニホーム
    2

    View Slide

  3. http://acjunior1999.blog121.fc2.com
    3
    【私の基盤】大人になってからコーチし人生の多くのことを学んだ

    View Slide

  4. 本日のルート
    4

    View Slide

  5. ①アジャイル導入で心折れた?
    ②他社のアジャイルを見れる?
    5
    対象者(課題・欲求)

    View Slide

  6. ①どうやって『全社』?
    見える化・カンバン・カイゼン
    6
    ● 最初のキッカケは何か?
    ● どれくらいの期間がかかったのか?
    ● どうやって他部署に広がったか?
    ● マンネリ化とか普通するでしょ?
    ● 標準化はしないのか?

    View Slide

  7. ②『会社見学ツアー』
    どうやったら行けるの? 7
    ● 最初のキッカケは何か?
    ● 大変ではないか?
    ● インセンティブは?
    ● モチベーションは?

    View Slide

  8. 8
    ● 第2部:会社見学ツアー物語
    ● 第3部:何かを変えたい君にMessage
    ● 第1部:全部門カンバン広がり物語
    ● 自己紹介・会社背景

    View Slide

  9. 自己紹介
    9

    View Slide

  10. •前々職
    ● 船舶をITシステム化(南極観測船にも乗船)
    •前職
    ● プロダクトマネージャー・Java関連雑誌執筆/登壇
    •オーストラリアの大学院(仕事を辞めて武者修行)
    •ヴァル研究所
    ● 開発部部長
    ● 緊急地震速報、駅すぱあとミドルエンジン開発
    ● 認定スクラムマスター・プロダクトオーナー
    ・コミュニティ
    ● DevLOVE、Agile Samurai BaseCamp
    ● 翔泳社CodeZineAcademy ScrumBootCampPremiumチューター
    ● CoderDojoすぎなみ、JAWS-UG中央線
    ● 一般社団法人アジャイルチームを支える会
    1
    0

    View Slide

  11. 11
    1988年2月22日(昭和63年)
    業界初の「路線・運賃早わかりソフト」
    「駅すぱあと首都圏版(MS-DOS)」の発売から29年
    皆様と一緒に、製品・サービスを成長させてまいりました。
    History
    29th

    View Slide

  12. 会社背景
    12

    View Slide

  13. 設立41年
    社員年齢:21歳〜60+歳
    プロセスや組織も成熟
    落ち着いた雰囲気
    13

    View Slide

  14. 経路案内サービス
    運賃が違っている!?なんてありえない
    (天気予報と同じで正しいことが当たり前)
    14

    View Slide

  15. デジタル化されていないことだらけ
    『現地調査』『手入力』『非公開』
    15

    View Slide

  16. ● 組織の壁
    ● 古いパイプライン
    ● 品質を下げられない
    ● 疲弊
    16

    View Slide

  17. 習慣化されたもの、馴染みのもの、心地よいものを
    体系的に破棄する仕組みをもたなければならない
    P・F・ドラッカー
    17

    View Slide

  18. そこで
    18
    問題発見・カイゼンのために
    『見える化』

    View Slide

  19. 第1部
    19
    全部門カンバン広がり物語

    View Slide

  20. 写真で見る『見える化』『カンバン』
    20

    View Slide

  21. 見える化・カンバン・カイゼン・自己組織化
    21

    View Slide

  22. どんだけ?(2016年5月時点)
    社員数 160人弱!!
    ※会議室のホワイトボード除く!
    • ホワイトボード:
    • 小さいホワイトボード:
    • ふすま型:
    • 模造紙型:
    • ホワイトシート:
    • そのほか:
    • 合計:
    35枚
    12枚
    22枚
    8枚
    15枚
    3枚
    95枚
    22

    View Slide

  23. 風景 23

    View Slide

  24. 24
    風景

    View Slide





  25. 多忙表明・ニコニコカレンダー 25
    割り込まないで!
    忙しいけど、どうしてもなら
    手伝ってもいいよ
    自分の作業が終わったら
    手伝ってもいいよ
    何か手伝うよ~

    View Slide

  26. もやもやボード 26

    View Slide

  27. 「国盗り合戦」
    データ更新の進捗管理 27

    View Slide

  28. 枠重要!
    『誰かお願い』
    『みんなで』
    28

    View Slide

  29. 監視ツール:XFD
    (Extream Feedback Device) 29

    View Slide

  30. 総務のKPTボード
    http://www.slideshare.net/pupupopo88/ss-52697782
    30

    View Slide

  31. 31
    賞賛の壁

    ニコニコカレンダー

    ラーメンドリブン
    (メンバーのその日の気分の数値があったらラーメン)
    ニコニコ・カレンダー
    (ラーメンドリブン)
    ラーメン店舗候補

    View Slide










  32. 使







    32

    View Slide

  33. クラウドサービス関係図 33

    View Slide

  34. つらい ボード 駅ゾチックな香り34

    View Slide

  35. バリューストリームマップ 35

    View Slide

  36. バーンアップチャート 36

    View Slide

  37. レゴ®
    バーンダウンチャート 37

    View Slide

  38. ニコニコ・カレンダー 38

    View Slide

  39. 部署の半年分の
    タスク
    プロジェクトごとに時系
    列で見える化
    リリース・トレイン時刻表
    39
    https://leanpub.com/agiletoolbox-visualizationexamples-japanese

    View Slide

  40. リリース・ステータス 40

    View Slide

  41. 売上目標なども
    41

    View Slide

  42. キッカケはいつ?
    42

    View Slide

  43. 5年~7年
    43

    View Slide

  44. 2010年 自身のプロジェクトで CI(Hudson)おもしれー/TDD/継続的デリバリーを導入し開発
    2010年 個人でアジャイルに興味・ひたすら勉強を開始
    アート・オブ・アジャイルデベロップメント( 2010/12/24購入)
    2011年 新プロジェクトを社内で 初アジャイルやる宣言 (アジャイルって美味しいの?)
    見える化・カンバン・Postit・カイゼン文化ほとんどなし
    2012年 夕方や夜に若手・有志が読書会・ KPT・勉強会がボトムアップで発生・ LTとかも
    2012年 組織化 経営会議に訴える アジャイルをスモールスタート、アジャイル推進委員会
    組織化・仕組み化の一手
    ここから徐々に広がり
    スモールスタートでスクラムプラクティスを導入するチームが2,3
    2012年 一般社員から部長に 昇格
    2013年 朝会、カンバン、バーンダウン、スクラム、 ...広がり
    いろんな講演を依頼(アジャイルな方々にお世話になる)
    若手の活躍でキャズム前後
    2014年 全社KPT講演・ワークショプ・フォローアップ 永和システム天野さん
    KPTカンバンが加速
    キャズム超え
    2015年 色んな見える化やカイゼン(リリーストレイン時刻表)
    2016年 バリューストリーム・マッピング
    2017年 あんどん・自工程完結(予定) 44

    View Slide

  45. だれが?
    45

    View Slide

  46. 2012年
    46

    View Slide

  47. 47
    経営会議に血判状
    • 会社全体でアジャイル推進していこう
    • 組織図にも表現してくれ
    • ホワイトボード購入(見える化)

    View Slide

  48. なぜ広がったか?
    48

    View Slide

  49. 49
    若手社員が優秀で元気
    真面目な社員が多い

    View Slide

  50. 50
    アジャイル推進委員会

    View Slide

  51. 51
    評価も上下関係もなし

    View Slide

  52. 52
    共感 (not 問題解決)

    View Slide

  53. 53
    女子の



    View Slide

  54. 54
    甘いもの重要

    View Slide

  55. 55
    • なんか楽しそう
    • コミュニケーションアップ
    • チームビルディング醸成
    • ギスギス感の除去

    View Slide

  56. 56
    自然発生的に
    広がっていった

    View Slide

  57. 57
    モブプログラミング
    同時多発で実践している

    View Slide

  58. マンネリしないの?
    58

    View Slide

  59. Fearless Journey―48の影響戦略カード
    http://waicrew.thebase.in/items/37055
    59
    Fearless Change

    View Slide

  60. 60
    注ぎ続ける
    講演依頼で徐々にコモンセンス・共通言語

    View Slide

  61. 61
    概念を広めることも
    • ワークショップ
    • ふりかえり(KPT)
    • チームビルディング
    • ファシリテーション
    • サーバント・リーダーシップ

    View Slide

  62. 62
    駅すぱあとの父「宮本塾」

    View Slide

  63. 63
    try100(賞与連動)
    100件の大小様々な
    問題解決で社内に貢献
    100件の大小様々な
    問題解決で社内に貢献
    • 奉仕
    • 見える化
    • カイゼン
    • 越境
    • いと楽し

    View Slide

  64. 64
    毎月・部署誕生会

    View Slide

  65. VSM-DAY(全体最適化) 65

    View Slide

  66. 66
    社内標準ルールをつくらない
    • プロジェクト独自の文脈優先
    • プロジェクト独自にカイゼン

    View Slide

  67. アジャイルコミュニティ繋がり
    67

    View Slide

  68. セミナー・勉強会・会場提供
    68

    View Slide

  69. 69

    View Slide

  70. 70

    View Slide

  71. 社内外の知恵で徐々に成長
    71
    1. KPT・ボード
    2. タスク・ボード
    3. カンバン・ボード
    4. プロセス・概念図
    5. バリューストリームマップ
    6. 個別最適から全体最適へ

    View Slide

  72. なぜやったの?
    72

    View Slide

  73. 神業の連鎖で支えられている
    毎週のリリース作業と運賃・ダイヤの正確性を担保 73

    View Slide

  74. 人からマシン
    ● 気軽にコンパイル
    ● バージョン管理
    ● TDD・ユニットテスト
    74
    このコンセプトをプロセスに適用したい
    もっと楽に疲弊せずに働きたい

    View Slide

  75. やってみて発見したこと
    75

    View Slide

  76. ● 何を付箋紙に書いたらわからない(1年かかる)
    ● 口に出せるけど書けない
    ● ファシリテーション力が必要
    ● コーチングも必要
    ● 心理的安全 76

    View Slide

  77. 『ホーソン効果』
    (米国のホーソン工場で実施された労働者の作業効率を向上させるための調査)
    蛍光灯を明るくすると向上
    暗くしても向上 77

    View Slide

  78. プロセス・ルールを自分たちでコントロール
    • 自らカイゼンできるので自己組織化UP
    • ふりかえりがプロセスにあるので調整可能
    • 内発的動機づけ
    • エンジニアには監視・管理・官僚主義いらない
    78

    View Slide

  79. 第2部
    79
    会社見学ツアー物語

    View Slide

  80. 見学ツアー概要
    80

    View Slide

  81. ■内容
    ● ホワイトボード・ポストイット・カンバンがたーくさん
    ● カンバン所有のメンバーが説明
    ■時間
    ● 16:00からスタート(2時間-3時間)
    ■人数等
    ● 8人くらい(説明の際、輪が二重にならないよう)
    ■対象者
    ● エンジニア・営業・コーポレート部門・経営部門の方など
    ■条件
    ● リアル・アフィリエイト「駅すぱあと無料版」スマホアプリをダウンロード
    ● 営業メンバー紹介や商材紹介もあり
    ■見学先
    ● 開発、 営業、CRM、コンテンツ、新規事業、販促・広報、総務
    ■依頼方法
    ● ツアコン新井へのDirect Message、Facebook Messenger
    81

    View Slide

  82. 82

    View Slide

  83. 写真で見る会社見学ツアー
    83

    View Slide

  84. 84
    アジャイルな面々にも!

    View Slide

  85. 85

    View Slide

  86. 86

    View Slide

  87. 87

    View Slide

  88. 88

    View Slide

  89. 89

    View Slide

  90. 90

    View Slide

  91. 91

    View Slide

  92. 数字で見る会社見学ツアー
    92

    View Slide

  93. 実績
    期間:2015/7/28〜2017/5/22(1年10ヶ月)
    回数:71回
    社数:のべ117社
    人数:のべ370名
    93

    View Slide

  94. 94
    最多
    1. 2015/07/28
    2. 2015/09/01
    3. 2016/05/19
    4. 2017/03/21

    View Slide

  95. 最多企業
    1.  2015/07/28 天野さん
    2.  2015/09/01 天野さん
    3.  2015/11/19 羽根田さん
    4.  2016/05/19 天野さん
    5.  2017/01/30 木下さん
    6.  2017/03/21 木下さん・天野さん
    7.  2017/06/xx 平鍋さん・木下さん(予定)
    95

    View Slide

  96. 感慨深い・有り難い話
    96
    はじめて買ったアジャイル書籍かな

    View Slide

  97. いつからやってるの?
    97

    View Slide

  98. 2015年7月 永和システム天野さんからの依頼!
    (2014年にKPT講演やワークショップ・フィードバック研修でお世話に) 98

    View Slide

  99. ヴァル研のKPT等のカンバンを
    お客さんに紹介したい
    99
    NDAとか結んでいない
    どうしよう!!!

    View Slide

  100. 神からの依頼!
    100

    View Slide

  101. やっちゃえ 101

    View Slide

  102. どうやって継続?
    102

    View Slide

  103. 継続もなにも
    最初は自分たちでは価値に
    気づいていなかった 103

    View Slide

  104. 5回目(2016年1月)
    社長・営業関連でマイクロソフトさん見学
    (やっちゃえ → 堂々)
    10回目(2016年4月)
    吉羽さんに社内講演+現場フィードバック
    アドバイス:もっと世の中に知らせるべき
    口コミが口コミを呼び....
    2017年夏
    ● 約20社の行列中
    ● 7月中旬まで埋まってる(2017年5月22日現在)
    ● 現在10社調整中(最後尾は秋かな)
    104

    View Slide

  105. 見学に来ていただいた方の口コミ力ハンパない 105

    View Slide

  106. なぜやってるの?
    106

    View Slide

  107. ブランド強化 107

    View Slide

  108. ファン醸成・情報交換・業界の成長
    108

    View Slide

  109. 働いている環境を見てもらうことが一番 109

    View Slide

  110. あなたの街の宣伝部長 110

    View Slide

  111. Googleアドボケイト活動
    エバンジェリスト活動
    コミュニティマーケティング
    共創マーケティング 111

    View Slide

  112. 112
    つながり大事

    View Slide

  113. なぜ喜びのほうがいいんだろう?
    ● 生産性が高そう
    ● きっと積極的
    ● 一緒に働きやすそう
    ● いい仕事をしそう
    ● 結果のことをちゃんと考えてる
    113
    p.11

    View Slide

  114. アジャイルコミュニティへの恩返し
    114
    https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Baumkuchen,dresden,Deutschland.JPG

    View Slide

  115. やってみて発見したこと
    115

    View Slide

  116. ● 100社が組織活性化が伝搬される喜び
    ● 色々な人と一期一会も含め繋がっていく 116

    View Slide

  117. ● 自分たちがやっていることが良いことの後押し
    ● メンバーの説明が上手になる
    ● 社外の意見が絶大
    ● 外の勉強会に行かなくても自社の文脈の中で刺激・学
    びを得られる
    ● 循環・感想・フィードバックが成長につながる
    ● カイゼンアイデアを考えるのが楽しい 117

    View Slide

  118. ● 見学者がサービスを広めてくれる
    ● 永和さんが来社するって夢のよう
    ● 自社に持ち帰って、真似してくれるのは嬉しい
    ● ブログ書いてくれて宣伝になる
    ● 見学を機会にアプリを使うようになった人増加 118

    View Slide

  119. cookpadさん=rails
    楽天さん=tech
    永和さん=Agile
    ヴァル=見える化・カンバン・カイゼンの会社 119

    View Slide

  120. 120
    ビジネスの繋がりも出てくる
    駅すぱモール RODEM契約
    法人向け通勤費管理システム契約

    View Slide

  121. よく頂戴する感想
    121

    View Slide

  122. 122
    会社について
    ● よく使用・工夫しようが文化になっている
    ● バックオフィスまで浸透していることがスゴイ
    ● 非エンジニア部門の見える化・カイゼン・カンバンが
    本質。スゴすぎる
    ● 非エンジニア部門でスプリントやバーンダウンなどの
    アジャイル用語が普通にでてくるのが驚き
    ● 開発の部署だけでなく会社全体でのとりくみが素晴ら
    しい
    ● 可視化の博覧会のようで楽しかった
    ● 個人・チームがみんな自分たちの仕事のやり方を考
    え抜いて、もっと良い方法を決めている
    ● 付箋の量に圧倒された
    ● ここまで見える化に本気で取り組んでいる企業をはじ
    めてみた
    ● 見える化・カイゼンが会社の文化に浸透している
    ● チームの状況に合わせて最適な方法を模索している
    ● カイゼンを会社全体でやっているのがスゴイ
    ● 他社を知れるのはありがたすぎます
    ● 訪れるたびに進化している
    メンバーについて
    ● イキイキしている
    ● 自発的に取り組んでいる
    ● 真面目に楽しんでいる
    ● 説明しているメンバーの目がキラキラしている
    ● メンバーが自分の意思でしゃべっているのがスゴ
    イ!!!
    ● 自分事としている
    感情的感想
    ● 楽しそう・羨ましい
    ● 遊び心がある・遊び心がステキ
    ● 真似したら職場が明るくなりそう
    ● スゴイと聞いていたがそれ以上だった
    ● 自社に持ち帰りたい・真似したい
    ● 一緒に働きたい
    個人へのアドバイス
    ● 個人へのアドバイス
    ● 書籍化すべき
    ● 日本のメンローだ
    ● お金をとりなさい
    ● オカシイ人
    ● イタイ人

    View Slide

  123. MENLOから見学にきていただけるように
    123
    http://menloinnovations.com

    View Slide

  124. 第3部
    124
    何かを変えたい君にMessage

    View Slide

  125. 私がやったことは
    125
    シンプル

    View Slide

  126. ちょっとの踏み出す勇気 126

    View Slide

  127. ゆらぎを起こした 127

    View Slide

  128. ● 想定外の広がり
    ● 実際、あまり関与していない
    ● 皆が問題と思っていたことを真摯に取り組んだ 128

    View Slide

  129. ● 諦めずに、一歩ずつ
    ● 信じて、愚直に一生懸命
    ● 共感・越境
    129

    View Slide

  130. でも疑問が残る
    130

    View Slide

  131. なぜ、『見える化』『会社見学ツアー』
    131
    を実施・リード・持続できたのか?

    View Slide

  132. ● アジャイル組織導入
    → 普通くじける・心が折れる
    ● 会社見学ツアー
    → 周りでやってる人いない
    → 週3とかダブルヘッダーとか
    132

    View Slide

  133. 役職
    ● 管理職
    ● 残業代関係ない
    ● 予算あり
    ● 権限あり
    ● 上位視座で業務をする
    ● メンバーが優秀
    ● 権限委譲可能
    ● 自由と責任
    ● セルフコントロールの幅
    ● 会社まで徒歩5分
    133

    View Slide

  134. 134
    たまに社外から貰う
    フィードバック
    ● オカシイ?
    ● イタイ?
    ● インセンティブ?
    変なことをしている
    自負はない

    View Slide

  135. 135
    まぁ、私がこんな感じ!

    View Slide

  136. 『隠さない文化』
    たばこ部屋/給湯室の会話ノウハウの宝庫
    136

    View Slide

  137. 問題は悪いことではなく
    カイゼンできる良いサイン
    137

    View Slide

  138. 『問題 vs われわれ』の構造にしたい
    138

    View Slide

  139. 会社見学ツアー
    を支える技術
    139

    View Slide

  140. 140
    社内の仲間

    View Slide

  141. アジャイルイベント
    運営の人たちの献身
    141

    View Slide

  142. 142
    支えられている・感謝

    View Slide

  143. 仲間と循環している 143

    View Slide

  144. 文化・風土に価値を置く
    144
    (価値創造の源泉)

    View Slide

  145. 『情緒』
    145

    View Slide

  146. 146
    悩みはいつも人間関係

    View Slide

  147. IT:0と1の世界に生きているのに
    147

    View Slide

  148. マネジメントは人である
    148

    View Slide

  149. 149
    理由は?やる意味は?
    理解できても納得いかない?
    同意したけど感情がついてこない?

    View Slide

  150. 150
    私も理屈っぽかった

    View Slide

  151. 151
    岡 潔岡 潔(1901~1978)
    世界的数学者
    故郷の紀見村にこもる
    農耕と数学研究に明暮れる
    多変数解析函数論
    (この論文で世界的な業績)
    生涯で僅か10編の論文
    (本質的な結果以外発表しない)
    文化勲章受賞(1960)

    View Slide

  152. 数学の中心にあるのは
    『情緒』である by 天才数学者 岡 潔 152

    View Slide

  153. 153
    数は五感で感じられない
    C言語で意味する所の実態は?
    int i;   /*実態*/
    int *p;   /*ポインタ */

    View Slide

  154. 154
    記号でしかなく実態がない
    色/匂い/味/叩いた音/感触?

    View Slide

  155. 155
    感覚・感情・こころと同じ

    View Slide

  156. 実態がないのに
    先に分かろうとする・分析過多
    156

    View Slide

  157. 意味を先に教わろうとする
    何の役にたつんですか? 157

    View Slide

  158. 158
    古代ギリシャの
    極度な論証主義

    View Slide

  159. 相互作用の中で(もがいていると)
    後から意味が立ち上がってくる 159

    View Slide

  160. 日本文化では
    経験として知っていることを重視した 160

    View Slide

  161. 例えば他の悲しみだが、これが本当にわかったら、自分
    も悲しくなるのでなければいけない。
    ...他の悲しみを理解した程度で
    同情的行為をすると、かえってその人を怒らせてしまうこ
    とが多い。...
    このわかり方を道元禅師は「体取」と言っている。
    「理解」は自他対立的にわかるのであるが、
    「体取」は自分がそのものとなることによって、
    そのものがわかるのである。
    pp.140-141 数学する人生
    161

    View Slide

  162. 情のいとぐち(情緒)
    162

    View Slide

  163. 心をつくる
    163
    心になる
    コンピューターの概念を初めて理論化
    天才数学者 アラン・チューリング
    10編しか論文を書かなかった
    天才数学者
    wikipediaより引用 「岡潔 日本のこころ」より引用

    View Slide

  164. 見えないものに真実がある
    164

    View Slide

  165. 165
    カルチャーは戦略を凌ぐ
    P・F・ドラッカー

    View Slide

  166. >Most organizations don't really spend much time thinking about their culture.
    >Most organizations are operating chaos.
    Menlo Innovations, CEO Richard Sheridan
    https://www.youtube.com/watch?v=ZQ8Fxk9vEYk 166
    自社のカルチャーに関してもっと考えよう

    View Slide

  167. 抽象度の高いことは上位職者の責務
    メンタルモデルを変えることは難儀だが 167

    View Slide

  168. 多々書籍を読み倒した 168

    View Slide

  169. 自分の知識の血肉を信じる 169

    View Slide

  170. ● Teal Organization
    ● Management 3.0
    ● メンバーに裁量権を与え
    ● 従来の組織論とは全く異なる新たな自立分散型の組織
    170
    ワクワクする会社
    イノベーションを起こす方法・組織論

    View Slide

  171. 変えたいと思っている人へ
    171
    アドバイス

    View Slide

  172. 同じことを言っている
    172

    View Slide

  173. 173
    内面に向き合う
    自ら脳内バリアをぶち破り
    未来を自分たちの手で引き寄せる

    View Slide

  174. 174
    https://www.holstee.com/pages/manifesto
    これはあなたの人生です。自分が好きなことをやりなさい。
    ... 人生は短い。情熱を身にまとい、自分の夢を生きよう

    View Slide

  175. 楽しく・面白いと思うことを手がけてみる
    175

    View Slide

  176. 遊び感覚でいろいろやって
    成り行きを見守る 176

    View Slide

  177. やりたいことはやってみないと分からない
    177

    View Slide

  178. 行動してはじめて情熱が生まれるのであって
    情熱があるから行動するわけではない
    情熱は初めからあるわけではなく、経験から育っていく
    ● バイオリンの演奏を聴いたことがなければ
    クラシック音楽は楽しめない
    ● 玉子を割ったことがなければ料理好きにはれない
    引用「逆説のキャリア思考(スタンフォード大学-夢をかなえる集中講義)」
    178

    View Slide

  179. 自ら一歩でも足を踏み出すと、
    何かが変わった世界が現れる 179

    View Slide

  180. そのためには『妄想』という
    内面の心からスタートする 180

    View Slide

  181. 発見が後からついてくる
    意味が後からついてくる 181

    View Slide

  182. 自分でコントロールする枠を徐々に広げる 182

    View Slide

  183. 次の時代において既存の枠組みに
    縛られた働き方や生き方にあまり意味はない
    「働く=人生の時間を費やす・選択」 183

    View Slide

  184. 人生の時間を費やす
    踏み込んで生きていく
    184

    View Slide

  185. 185
    P.7 アジャイルサムライ -達人開発者への道-

    View Slide

  186. 「情緒を清め、深める」ことが人間の仕事
    (P.174 数学する身体)
    186

    View Slide

  187. 他との間に、心が通い合う。
    その通い合う心が、情緒である
    (P.146 数学する身体)
    187

    View Slide

  188. 自他を超えて「通い合う心」の中にこそ
    生きる喜びがある by 岡 潔
    188

    View Slide

  189. 繋がっていく・喜びがある 189

    View Slide

  190. 190
    越境し、好きになり
    もの・人と同化し
    関心を持ち続けていく

    View Slide

  191. Do Agile?  Be Agile?
    191

    View Slide

  192. 心を知るためには、まず心に「なる」こと
    数学を知るためには、まず数学を「する」こと
    そこから始めるしかないのである
    (P.187 数学する身体)
    192

    View Slide

  193. ふっと視線をそらした時に現れる地平線
    193

    View Slide

  194. 五感で触れることのできない数学的対象に関心を集め
    続ける。
    自他の別も時空の枠すらをも超えて大きな心で数字に
    没頭する。そのうちに
    内外二重の窓がともに開け放たれ
    『清冷の外気』が室内にはいる
    岡潔氏は独自の表現で数学の喜びを描写する
    194
    by 森田 真生

    View Slide

  195. 195
    ITの時計の針を少しでもすすめたい

    View Slide

  196. 薄氷の上をただ歩く 196

    View Slide

  197. 目指すべき地は、解いてみるまで分からなくても
    197

    View Slide

  198. 天使の笑顔に出会うために
    198

    View Slide

  199. ここまで
    199
    いろいろ書いたけど

    View Slide

  200. 全部正しい・全部正しくない
    200

    View Slide

  201. 『アジャイル』が楽しい
    201

    View Slide

  202. 『アジャイル』が好き
    202

    View Slide

  203. 人生の『道』で迷ったら……
    203
    ご清聴ありがとうございました。

    View Slide

  204. 204
    一緒に働きたい人
    募集してます

    View Slide