Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
BUILD UP for Web3 engineer
Search
Yosuke
March 26, 2023
Technology
950
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
BUILD UP for Web3 engineer
話した内容はREADME.mdにまとめてます
https://github.com/0xywzx/event/tree/main/20230327_build_up_for
Yosuke
March 26, 2023
More Decks by Yosuke
See All by Yosuke
第1回ロジックスユーザー会/20241213_logix
aramaki
0
50
第二回目合同研修/20240627
aramaki
0
510
2023年度決算発表会_経営企画/20240608
aramaki
0
31
Web3 Global Hackathon : How to use ZKP and usecases
aramaki
2
460
MEVTokyo : Overview of MEV-Boost and PBS
aramaki
0
230
スマートコントラクトとメタトランザクションについて/meta-transaction
aramaki
0
260
手を動かしながら スマートコントラクトについて学ぶ/how-smartcontract-works
aramaki
0
150
NFT事例集/nft_cases
aramaki
1
200
ブロックチェーン 活用事例集 トレーサビリティー/blockchain-traceability
aramaki
1
250
Other Decks in Technology
See All in Technology
平文パスワードはログに“残り” ── 肝心の侵入は“痕跡すら残らない”
kuroneko13
0
130
8bit CPU 2026
koba789
7
2.7k
35分でわかるEffective Platform Engineering
nwiizo
5
620
NANDでも描画したい!
nichica906
3
630
コネクションをピン留めさせずに SELECTクエリのタイムアウトを設定した話
codmoninc
0
220
AWS Blocks が楽しい #ゆるWeb札幌
tacck
PRO
0
120
カーネルまで探検して理解するふたつの自動計装
sumiyae
0
260
国家プロジェクトを支える「さくらONE」 大規模LLM開発におけるGPU障害を乗り越えるクラスター運用戦略
gpuunite_official
0
270
AI時代のアウトプット――変わったこと、変わらないこと / Devsumi 2026 Kansai #devsumi
jnchito
0
530
VLMで2.3万枚のPyCon JP写真を検索!
terapyon
1
420
DDDのエッセンスを取り入れたAIでの開発
ak2ie
1
220
明日から業務に使える 生成AI活用ワークショップ
matyuda
0
100
Featured
See All Featured
Organizational Design Perspectives: An Ontology of Organizational Design Elements
kimpetersen
PRO
1
800
RailsConf 2023
tenderlove
30
1.5k
How People are Using Generative and Agentic AI to Supercharge Their Products, Projects, Services and Value Streams Today
helenjbeal
1
280
Winning Ecommerce Organic Search in an AI Era - #searchnstuff2025
aleyda
1
2.1k
Agile that works and the tools we love
rasmusluckow
331
22k
Lightning talk: Run Django tests with GitHub Actions
sabderemane
0
240
Done Done
chrislema
186
16k
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
72
12k
GitHub's CSS Performance
jonrohan
1033
470k
Jess Joyce - The Pitfalls of Following Frameworks
techseoconnect
PRO
1
380
JAMstack: Web Apps at Ludicrous Speed - All Things Open 2022
reverentgeek
1
580
The SEO Collaboration Effect
kristinabergwall1
1
530
Transcript
開発者が抑えておきたい 2023 年イーサリアムエコシステムに起きること BUILD UP for Web3 エンジニア 2023 年3
月27 日
None
目次 1. 開発者として押さえておくべきイーサリアムアコシステムの現状とこれから 2. ブロックチェーンをどう捉えるか 3. ETH Tokyo に向けてサービスの事例紹介 by
@ _ywzx 3
1. 開発者として押さえておくべきイー サリアムアコシステムの現状とこれから by @ _ywzx 4
Ethereum の課題 by @ _ywzx 5
Ethereum の現状 もっぱらscalability に注力 Scalability の一つとしてのLayer2 シャーディングも進んでるけど、L2 がコアの開発を待たずにできる L2 の実態はスマートコントラクト
OR のトランザクションをまとめてL1 に書き込んでいる、その情報を元にL2 の node/sequencer を構築 ex) OP :CanonicalTransactionChain (CTC) ZKR の場合はstate diff のみを書き込んでる by @ _ywzx 6
Ethereum の現状 : 分類 Optimistic Rollup Arbitrum Optimism ZK Rollup
zkEVM zkEVM 以外 type 1 taiko type2 scroll, Polygon zkEVM type3 type4 zkSync Era starknet with Nethermind starknet Modular chain Celestia mantle by @ _ywzx 7
Ethereum の現状 : Modular とは Execution Layer Data Availability Layer
Settlement Layer Concensus Layer by @ _ywzx 8
Ethereum の現状 : L2 の現状 by @ _ywzx 9
Ethereum 現状をどう捉えるか 23 年はOR 、それ以降はZKR OR にはEthrerum のアップデートに追従しやすいよさはある Arbitrum :
AnyTrust, Stylus / Optimism : Op Stack StarkNet は独自路線を進んでいて長期でみると面白い。 Polygon がどこまで伸びるか Supernets / Avail / Nightfall/Miden LX-LY bridge L3 が増えるかmodular chain が台頭するかは要観察 Optimism op stack / Arbitrum AnyTrust / Polygon Avail / zkSync zkPorter / StarkNet starkWare by @ _ywzx 10
Ethereum の今後 : ロードマップ by @ _ywzx 11
Ethereum の今後 : アップデート Shanghai ETH の引き出しが可能 Selfdestruct の廃止 Cancun
EIP-4844: Shard Blob Transactions EOF by @ _ywzx 12
Ethereum の今後をどう捉えるか Ethereum はよりセキュリティーを担うレイヤーになる Polkadot のRelay Chain によるshared security やCosmosHub
のInterchain security, mesh security に比べると、Ethereum はスマートコントラクトに記載 する(将来的にはBlob or shard )のみで、セキュリティー提供に柔軟性がない L2 の足並みが揃ってないので、Ethereum 全体としての成長が鈍化しそう 開発者へのアップデートが少ない ただ、まず今求められている最低限のものを実装している、ゆえにシンプルで複 雑なものを上に作りやすい Ethereum 界隈の開発スピードはかなり早いしまだ中心になっている by @ _ywzx 13
Ethereum の今後をどう捉えるか "it's okay if no single person can understand
the whole protocol, because we can specialize" "We don't know exactly what the needs of 2032 will demand" by vitalik by @ _ywzx 14
2. ブロックチェーンをどう捉えるか
開発者としてブロックチェーンをどう捉えるか Web2 : 情報革命 → 完成系としてのAI Web3 : 価値革命 →
?? ブロックチェーンではそれ以外の分野(何かしらの価値がつくもの)も大きく 変える by @ _ywzx 16
開発者としてブロックチェーンをどう捉えるか ブロックチェーン = Ethereum はstate machine ≒ DB スマートコントラクト =
state の書き込みと読み込みの定義 ≒ API お金を払えば誰でも書き込みができる、読み込みはタダでできる その書き込まれたデータは恣意的に変更できない(セキュリティー) 価値がつかなかったものに価値をつける 流動性の低かった(市場に出てなかった)資産の流動性を向上させる by @ _ywzx 17
3. ETH Tokyo に向けてサービスの事例紹介 by @ _ywzx 18
ETH Tokyo に向けてサービスの事例紹介 スマートコントラクトのアプリケーションは大きく分けると2つがメイン EIP (特にERC20 とERC721 )によって生まれたアプリ ERC20 は保有量を管理したテーブル
→ DeFi ERC721 は保有者を管理したテーブル → NFT コントラクトウォレット by @ _ywzx 19
ERC20 / ERC721 の拡張 EIP の規格にさえ準拠= 関数名と引数さえあっていれば、関数のロジックはなんで もいい ERC20 の例
AAVE のaToken : 利子分を追加して残高を返却 Compound のcomp : token の移転と同時にdelegate も移転 Ampleforth : MoneySupply の増減で価格を維持 balanceOf / rebase ERC721 Uniswap V3 LP : SVG とparam でNFT を型から生成 by @ _ywzx 20
ERC20 / ERC721 の拡張 : まとめ EIP はInterface の定義のみなので、それさえ守ればその先の可能性は無限大 規格を作ることができる
ブロックチェーンを利用したLGBT カップル調印式 by famiee by @ _ywzx 21
コントラクトウォレットとメタトランザクション アカウントは2つ:EOA / Contract Account = スマートコントラクトなので拡張 性は様々 Multisig :
Gnosis Safe コアはexecute のみ。call() or delegateCall() で叩き先を指定するので、全ての tx に柔軟に対応できる AA : Patch wallet tx の実行をbundler に移譲 メタトランザクション : tx の署名と実行の分離 EIP2612(permit) / EIP3009 by @ _ywzx 22
番外編 : tornado cash と zkp ZKP (zero knowledge proof)
とは ある情報を知っているということを伝えようとする者(証明者)が,その情報 を知っているという事実以外の情報を,証明を検証しようとする者(検証者) に与えることなく,検証者に対して証明者がその情報を知っていると証明する こと。 SNARK (Succinct Non-Interactive Argument of Knowledge ) 簡潔に対話なしで知識の根拠を署名できる = コントラクトに対して一回の通信 で証明できるss by @ _ywzx 23
番外編 : tornado cash と zkp tornado cash : 暗号資産のミキシングサービス
by @ _ywzx 24
番外編 : tornado cash と zkp : 仕組み シークレット値の生成 nulifier
+ secret をハッシュ化する deposit ハッシュ値を資産とともtx を実行し登録(commitment ) zk-snark を利用してproof を作成 commitment の元となったnullifier とsecret を所有していることを証明する proof withdraw proof を提出することで、nullifier とsecret を明かすことなく資産を引き出すこ とが可能 by @ _ywzx 25
番外編 : tornado cash と zkp by @ _ywzx 26
tornado cash と zkp : まとめ zkp とはスマートコントラクトはオープンであるけど、情報を明かすことなく情報 を持っていると証明できる ZKP
があると何がいいのか データ量/ 計算量の圧縮:ZKR だとtx の情報を全て渡すことなくtx の検証ができ る データの秘匿化:オープンが前提のブロックチェーンにプライベートの概念を 持ち込むことができる プログラミングパラダイムシフト by 日置さん(intmax) by @ _ywzx 27