Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
ログ分析の話 / 20181207-ssmjp-logana
Search
ArctanX
December 07, 2018
Technology
0
150
ログ分析の話 / 20181207-ssmjp-logana
ssmjp 201812 (年忘れ LT 大会)での発表資料(の一部)です。
(公開用に多少手を入れています)
ArctanX
December 07, 2018
Tweet
Share
More Decks by ArctanX
See All by ArctanX
KYT の話 / 20180524-ssmjp-kyt
arctanx93
0
490
Other Decks in Technology
See All in Technology
GeminiとNotebookLMによる金融実務の業務革新
abenben
0
210
生成AIで小説を書くためにプロンプトの制約や原則について学ぶ / prompt-engineering-for-ai-fiction
nwiizo
2
630
_第3回__AIxIoTビジネス共創ラボ紹介資料_20250617.pdf
iotcomjpadmin
0
150
20250623 Findy Lunch LT Brown
3150
0
840
OpenHands🤲にContributeしてみた
kotauchisunsun
1
380
VISITS_AIIoTビジネス共創ラボ登壇資料.pdf
iotcomjpadmin
0
150
AIエージェント最前線! Amazon Bedrock、Amazon Q、そしてMCPを使いこなそう
minorun365
PRO
13
4.7k
AIの最新技術&テーマをつまんで紹介&フリートークするシリーズ #1 量子機械学習の入門
tkhresk
0
130
Model Mondays S2E02: Model Context Protocol
nitya
0
210
Абьюзим random_bytes(). Фёдор Кулаков, разработчик Lamoda Tech
lamodatech
0
320
本当に使える?AutoUpgrade の新機能を実践検証してみた
oracle4engineer
PRO
1
130
実践! AIエージェント導入記
1mono2prod
0
150
Featured
See All Featured
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
47
14k
Building Applications with DynamoDB
mza
95
6.5k
Music & Morning Musume
bryan
46
6.6k
Navigating Team Friction
lara
187
15k
Java REST API Framework Comparison - PWX 2021
mraible
31
8.6k
The Language of Interfaces
destraynor
158
25k
GraphQLの誤解/rethinking-graphql
sonatard
71
11k
How To Stay Up To Date on Web Technology
chriscoyier
790
250k
Save Time (by Creating Custom Rails Generators)
garrettdimon
PRO
31
1.2k
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
330
24k
Site-Speed That Sticks
csswizardry
10
650
Large-scale JavaScript Application Architecture
addyosmani
512
110k
Transcript
ログ分析の話 December 7, 2018 #ssmjp Hideaki Tanabe (@arctanx93)
最初に • 本プレゼン内容は、私の生涯(の一部)で得た経験や知識 が元になっていますが、特定の企業や団体等の意見を代 表するものではありません • 参考文献/引用元等の文言は、プレゼン資料向けに要約 等、手直ししている場合もあります • 撮影画像のツイート/公開はご遠慮ください
2
自己紹介 • 田辺 英昭 (Hideaki Tanabe) • 1960年代末期に生まれる • 子供の頃に「だからいまマイコン」に影響を受ける
• 学生時代はいろいろプログラミングとかやっていた • 2011年に ssmjp 初参加(#22) • 2018年に ssmjp 初登壇(#113:5月) • 今回の登壇が2回目(LT としては初) 3
今日のアジェンダ • (サーバ)ログとは • ログ分析の目的 • セキュリティのためのログ分析 • まとめ 4
(サーバ)ログとは 主なサーバログとしては、以下のものがある。 • ハードウエアの物理的状況(電源電圧、CPU周波数、ファン回転数、 温度等) • ハードウエア認識の有効・無効の状況 • OSの動作状況 •
リソース状況(メモリー利用率、ハードディスク利用率等) • ユーザ認証の成功・失敗状況 • サービスへのアクセス記録やエラー状況(Webサーバ、FTPサーバ等) これらのログは常時追記保存され、リアルタイムで監視を行ったり、一 定期間ごとに解析して異常を抽出するために使われる。 Wikipedia より (https://ja.wikipedia.org/wiki/サーバログ) 5
ログ分析の目的 1. システムの異常検知、パフォーマンス改善 • 物理(ハードウェア)からアプリケーションまで各レイヤ • (性能等の)ボトルネック把握、パラメタチューニングなど 2. Web マーケティング等における意思決定
• Web サイトのアクセス解析、改善に向けた課題発見など • 現在はアクセスログ分析よりもビーコン型が主流かも 3. セキュリティ対策 • サイバー攻撃の検知、不審なアクセスの発見など • サーバに限らず、FW や WAF/IPS 等(のログ)も対象 4. その他 6
セキュリティのためのログ分析 手法(流れ): 1. ログを収集し、必要に応じて蓄積する 2. 怪しいログを探す(見つける) 3. 深堀調査を通じて判定を行い、確証を得る #目 grep
だけでは辛いので、ツールも駆使する 7
まとめ • ログにはいろいろな種類が存在し、分析の目的も様々 • ログ分析の目的を達成するために何が必要なのかをよく見 極めたうえで、手段(分析手法やツール)を選ぶことが大切 • セキュリティ対策上での多層防御においても、それぞれに おいてログ分析の果たす役割は重要 •
2020 に向けて、サイバー攻撃増加の可能性もあり、対策 に向けた取り組みが必要(かも知れない) 8
参考 「セキュリティのためのログ分析入門」 • 2018 年 9 月 7 日 技術評論社から発売
• B5 変形判 / 240 ページ • 定価(本体 2,780 円+税) • 電子版もある • 「入門」なので、その道の人には物足り ないかも • これから始める方にオススメ 9
ありがとうございました 10