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Rubyで始める!!競技プログラミング/ Kokura.rb #1

Aseiide
January 25, 2022

Rubyで始める!!競技プログラミング/ Kokura.rb #1

Kokura.rb #1で使用したスライド

Aseiide

January 25, 2022
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Transcript

  1. “Rubyで始める!!”
 競技プログラミング
 kokura.rb #1 
 {date}. 2022/01/22 @Online &福岡市エンジニアカフェ Kokura.rb

    #1 - connpass 
 https://kokurarb.connpass.com/event/229360/ 
 
 https://github.com/Aseiide/kokurarb/issues/1 
 
 https://gist.github.com/alt9800/a7d2588880b28671968524ba1807bab6 

  2. 知ってると良さそうなこと
 - 標準入力 gets は実行されるたびに一行ずつ値を読み込む
 - Enumerable型を利用して複数の変数に値を一度に格納することができる
 標準入力で ruby rails

    が与えられるとき
 a,b = gets.chomp.split(' ') で
 a = ‘ruby’ ,b = ‘rails’ を与えることができる
 - 複数行にわたって入力がある場合は全てをメモリ上に展開する方法がある。
 
 Ruby 標準入力から値を受け取る方法 - Qiita 
 
 https://qiita.com/Hayate_0807/items/2e9705091b 181a104621
 

  3. 知ってると良さそうなこと つづき
 arr = Array.new 
 while line = $stdin.gets

    
 arr << line.chomp.split.map(&:to_i) 
 end
 
 みたいな感じでもいいかも
 前項の例はcsvのデータを扱うときとか便利かも。
 合わせて読みたい
 Ruby IOクラスについて学ぶ - Qiita
 https://qiita.com/naotospace/items/bd0a5295e540e27936b3

  4. A - Div の考え方
 ・・・
 N個
 Aさん
 Bさん
 互いに区別ができない 
     ↓


    何個ずつ分け合うか 
 高校 数学A
 重複組み合わせの基礎 | あうるさんの杜 
 https://awl3no.com/suugaku/baainokazu/choufukukumiawase-kiso 
 

  5. A - Div のコード例
 n = gets.chomp.to_i
 
 
 if n

    < 2 then
 puts 0
 else
 puts n - 1
 end
 

  6. A - ABC Swap 
 [問題]
 3 つの箱 A,B,C があります。それぞれの箱には、整数が

    1 つ入っています。
 現在、箱 A,B,C に入っている整数はそれぞれ X,Y,Z です。
 これらの箱に対して以下の操作を順に行った後の、
 それぞれの箱に入っている整数を求めてください。
 箱 A と箱 B の中身を入れ替える
 箱 A と箱 C の中身を入れ替える
 A - ABC Swap
 https://atcoder.jp/contests/abc161/tasks/abc161_a

  7. A - ABC Swap の考え方
 A
 B
 C
 一般にこういう処理をswapと呼びます 


    
 Rubyの基本文法を習うときに言語仕様を 
 教えてもらった人もいるかも。 
 

  8. A - ABC Swap のコード例
 input = gets.chomp.split(" ") 


    x = input[0]
 y = input[1]
 z = input[2]
 x, y = y, x
 x ,z = z ,x
 puts "#{x} #{y} #{z}" 
 

  9. B - Bishop  の考え方
 一般化すると...
 全体のマスが奇数なら全マス数の半分 + 1 , 偶数なら

    全マスの半分
 ビショップは動けることがわかるので、
 偶 x 偶 = 偶
 奇 x 奇 = 奇
 偶 x 奇 = 偶
 を使って、
 入力値 縦 x 横 の積に対して場合わけをすれば良さそう!
 

  10. B - Bishop の考え方
 line = gets.chomp.split().map(&:to_i) # [7,3] int


    cross = line[0] * line[1]
 if line[0] == 1 || line[1] == 1 then
 ans = 1 # 1があると動けないのでまずい
 else
 cross.even? ? ans = cross / 2 : ans = (cross / 2) + 1
 end
 
 puts ans
 

  11. B - A to Z String 
 [問題]
 
 B

    - A to Z String
 https://atcoder.jp/contests/abc053/tasks/abc053_b 
 
 

  12. B - A to Z String の考え方
 例えば、入力例3 において、
 


    HASFJGHOGAKZZFEGA 
 
 HASFJGHOGAKZZFEGA
 HASFJGHOGAKZZFEGA
 HASFJGHOGAKZZFEGA
 HASFJGHOGAKZZFEGA
 
 とかいっぱいでてくるジャン!!!
 とか思うとドツボにはまるので、シンプルに一番長いとこを取ってくりゃいいじゃん!って おもうのがコツかも
 

  13. B - A to Z String のコード例
 str = gets.chomp.split("")

    
 a = str.index("A")
 z = str.rindex("Z")
 
 puts z.to_i - a.to_i + 1 
 
 
 
 # これはだいぶエスパーなことをしている 
 
 list = [1,4,6,7,3,4,2,5,7,4,6,4,3,6,5,4,3,3,4] 
 
 みたいな配列があったときに 4 は何回、あるいはどの位置に登場しているのかしりたいときは 
 以下のような魔術が使える 
 
 count = list.each_index.select { |num| list[num] == x } 

  14. キーワード
 - ループ (コレクション)
 - 再帰
 - ソート (マージ、フラッシュ、バブル...etc)
 -

    スタック/キュー
 - グラフ
 - 決定木
 - 全探索(幅優先/深さ優先)
 - 動的計画法(DP)