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Scrum Fest Osaka 2022/5年で200人になったスタートアップの アジャイル...

Scrum Fest Osaka 2022/5年で200人になったスタートアップの アジャイル開発の歴史とリアル

スクラムマスターの河口@chankawa919が、2022年6月18日にScrum Fest Osaka 2022で登壇した際の資料です。
ぜひご覧ください。

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atama plus

June 17, 2022
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Transcript

  1. 5 年 で 2 0 0 ⼈ に な っ

    た ス タ ー ト ア ッ プ の ア ジ ャ イ ル 開 発 の 歴 史 と リ ア ル 河 ⼝ 康 平 2022.06.18 Scrum Fest Osaka 2022
  2. ⓒ 2022 atama plus Inc. アウトライン 1. atama plusについて 2.

    なんでこのテーマ? 3. atama plusのアジャイル開発の歴史 • はじめの100⼈の熱狂を!〜とにかく作って使ってもらう期〜 • UXデザイナーが増えた!〜LEAN UXってのがいいらしいぞ!期〜 • 複数チームで開発!〜デュアルトラックアジャイルわからん期〜 • どうやってチーム増やすの?〜アジャイル開発どうスケールすんの?期〜 • もっと早く良いものを!〜品質をみんなで上げよう!期〜 • 事業戦略とプロダクト戦略の接続!~みんなでプロダクトマネジメント期~ 4. この5年間を振り返ってみて 3 ⽣徒がWowするプロダクト作りを⽬指して
  3. ⓒ 2022 atama plus Inc. Mission 6 atama plusとは 「基礎学⼒」の習得

    「基礎学⼒」の習得 「社会でいきる⼒」の習得 学習を⼀⼈ひとり最適化し、「基礎学⼒」を最短で⾝につけ、 そのぶん増える時間で、「社会でいきる⼒」を伸ばす。 そんな新しい学びを数億⼈の⽣徒に届け、社会のまんなかから変えていきます。
  4. ⓒ 2022 atama plus Inc. なんで今回このテーマ? • ⼤企業のアジャイル開発の取り組みはたくさん!! • 「ユニコーン企業のひみつ」が少し前に流⾏った

    • スタートアップにおけるアジャイル開発の歴史や実 態って意外と情報がない?(もっと発信したい!) • みんな興味あるかも?と、atama plusにおけるアジャ イル開発の歴史をキーワードとともにまとめてみた • スタートアップらしいアジャイル開発の歴史を少しば かり追体験できれば! 9
  5. ⓒ 2022 atama plus Inc. atama plusのアジャイル開発の歴史 2019年 全社員数 2018年

    10名 40名 2020年 60名 2021年 100名 2017年 170名 2022年 200名 11 20名 はじめの100⼈の熱狂を! とにかく作って使ってもらう期 UXデザイナーが増えた! LEAN UXってのがいいらしいぞ期 複数チームで開発! デュアルトラックアジャイルわからん期 どうやってチーム増やすの? アジャイル開発どうスケールすんの?期 もっと早く良いものを! 品質みんなで上げよう期 事業戦略と プロダクト戦略の接続! みんなでプロダクトマネジメント期
  6. ⓒ 2022 atama plus Inc. atama plusのアジャイル開発の歴史 2019年 全社員数 2018年

    10名 40名 2020年 60名 2021年 100名 2017年 170名 2022年 200名 12 20名 はじめの100⼈の熱狂を! とにかく作って使ってもらう期 UXデザイナーが増えた! LEAN UXってのがいいらしいぞ期 複数チームで開発! デュアルトラックアジャイルわからん期 どうやってチーム増やすの? アジャイル開発どうスケールすんの?期 もっと早く良いものを! 品質みんなで上げよう期 事業戦略と プロダクト戦略の接続! みんなでプロダクトマネジメント期
  7. ⓒ 2022 atama plus Inc. はじめの100⼈の熱狂を!〜とにかく作って使ってもらう期〜 • 社員数8⼈→20⼈(2017年4⽉〜2018年9⽉) • 2017年4⽉創業

    • 代表の稲⽥がプロダクトオーナー • エンジニア4⼈(創業メンバー8⼈) • エンジニアの1⼈がJeff Patton、Jeff GothelfのCSPO をN.Yで取得 • atama plusの開発⽂化の礎 • プロトタイプを作ってユーザーに当て続ける⽇々 • とにかくリーンに!ワンルームでワンチーム! 13
  8. ⓒ 2022 atama plus Inc. はじめの100⼈の熱狂を!〜とにかく作って使ってもらう期〜 14 • 社員数8⼈→20⼈(2017年4⽉〜2018年9⽉) •

    2017年4⽉創業 • 代表の稲⽥がプロダクトオーナー • エンジニア4⼈(創業メンバー8⼈) • エンジニアの1⼈がJeff Patton、Jeff GothelfのCSPO をN.Yで取得 • atama plusの開発⽂化の礎 • プロトタイプを作ってユーザーに当て続ける⽇々 • とにかくリーンに!ワンルームでワンチーム!
  9. ⓒ 2022 atama plus Inc. atama plusのアジャイル開発の歴史 2019年 全社員数 2018年

    10名 40名 2020年 60名 2021年 100名 2017年 170名 2022年 200名 15 20名 はじめの100⼈の熱狂を! とにかく作って使ってもらう期 UXデザイナーが増えた! Lean UXってのがいいらしいぞ期 複数チームで開発! デュアルトラックアジャイルわからん期 どうやってチーム増やすの? アジャイル開発どうスケールすんの?期 もっと早く良いものを! 品質みんなで上げよう期 事業戦略と プロダクト戦略の接続! みんなでプロダクトマネジメント期
  10. ⓒ 2022 atama plus Inc. UXデザイナーが増えた!〜LEAN UXってのがいいらしいぞ!期〜 • 社員数25⼈→50⼈(2018年10⽉〜2019年7⽉) •

    開発チームが1→2チームへ • UXデザイナー増加(2⼈→7⼈) • UXデザイナーの動き⽅の整理 • LEAN UXの読書会ブーム • ある程度よしなに回っていたが、⼈数が増えてだん だんエンジニアと分業が進んでいった・・・ • プロダクトオーナーが⾛り回っていた 16
  11. ⓒ 2022 atama plus Inc. UXデザイナーが増えた!〜LEAN UXってのがいいらしいぞ!期〜 • 社員数25⼈→50⼈(2018年10⽉〜2019年7⽉) •

    開発チームが1→2チームへ • UXデザイナー増加(2⼈→7⼈) • UXデザイナーの動き⽅の整理 • LEAN UXの読書会ブーム • ある程度よしなに回っていたが、⼈数が増えてだん だんエンジニアと分業が進んでいった・・・ • プロダクトオーナーが⾛り回っていた 17
  12. ⓒ 2022 atama plus Inc. atama plusのアジャイル開発の歴史 2019年 全社員数 2018年

    10名 40名 2020年 60名 2021年 100名 2017年 170名 2022年 200名 18 20名 はじめの100⼈の熱狂を! とにかく作って使ってもらう期 UXデザイナーが増えた! LEAN UXってのがいいらしいぞ期 複数チームで開発! デュアルトラックアジャイルわからん期 どうやってチーム増やすの? アジャイル開発どうスケールすんの?期 もっと早く良いものを! 品質みんなで上げよう期 事業戦略と プロダクト戦略の接続! みんなでプロダクトマネジメント期
  13. ⓒ 2022 atama plus Inc. 複数チームで開発!〜デュアルトラックアジャイルわからん期〜 • 社員数約50⼈→約80⼈(2019年8⽉〜2020年3⽉) • アプリを開発するスクラムチームが3つへ

    • デュアルトラックアジャイルをプロセス化しすぎてミニ ウォーターフォール化・・・ • だんだん各チームの特徴がでてきたり、横断的な開発組 織課題が出始めてきた頃・・・ • 初のスクラムマスター爆誕 • 4チーム⽬、5チーム⽬をどう組成するか検討開始 19
  14. ⓒ 2022 atama plus Inc. 複数チームで開発!〜デュアルトラックアジャイルわからん期〜 • 社員数約50⼈→約80⼈(2019年8⽉〜2020年3⽉) • アプリを開発するスクラムチームが3つへ

    • デュアルトラックアジャイルをプロセス化しすぎてミニ ウォーターフォール化・・・ • だんだん各チームの特徴がでてきたり、横断的な開発組 織課題が出始めてきた頃・・・ • 初のスクラムマスター爆誕 • 4チーム⽬、5チーム⽬をどう組成するか検討開始 20
  15. ⓒ 2022 atama plus Inc. atama plusのアジャイル開発の歴史 2019年 全社員数 2018年

    10名 40名 2020年 60名 2021年 100名 2017年 170名 2022年 200名 22 20名 はじめの100⼈の熱狂を! とにかく作って使ってもらう期 UXデザイナーが増えた! LEAN UXってのがいいらしいぞ期 複数チームで開発! デュアルトラックアジャイルわからん期 どうやってチーム増やすの? アジャイル開発どうスケールすんの?期 もっと早く良いものを! 品質みんなで上げよう期 事業戦略と プロダクト戦略の接続! みんなでプロダクトマネジメント期
  16. ⓒ 2022 atama plus Inc. どうやってチーム増やすの?〜アジャイル開発どうスケールすんの?期〜 • 社員数約80⼈→約130⼈(2020年4⽉〜2021年3⽉) • 今後の4・5チームへの拡⼤を⾒据えて、緊急事態宣

    ⾔中のリモートワーク化でLeSS体制へ移⾏ • LeSS導⼊による課題はたくさん出てきたが、徐々に 慣れてきたことでUX・Dev・QAの職能横断チームで 動けるように • LeSS体制が安定してきた⼀⽅でさらに次のアジャイ ル開発のスケールを模索開始 • ⼀⽅で各チームがSprint内でどう品質を作り込むか が話題に・・・ 23
  17. ⓒ 2022 atama plus Inc. どうやってチーム増やすの?〜アジャイル開発どうスケールすんの?期〜 • 社員数約80⼈→約130⼈(2020年4⽉〜2021年3⽉) • 今後の4・5チームへの拡⼤を⾒据えて、緊急事態宣

    ⾔中のリモートワーク化でLeSS体制へ移⾏ • LeSS導⼊による課題はたくさん出てきたが、徐々に 慣れてきたことでUX・Dev・QAの職能横断チームで 動けるように • LeSS体制が安定してきた⼀⽅でさらに次のアジャイ ル開発のスケールを模索開始 • ⼀⽅で各チームがSprint内でどう品質を作り込むか が話題に・・・ 24
  18. ⓒ 2022 atama plus Inc. atama plusのアジャイル開発の歴史 2019年 全社員数 2018年

    10名 40名 2020年 60名 2021年 100名 2017年 170名 2022年 200名 26 20名 はじめの100⼈の熱狂を! とにかく作って使ってもらう期 UXデザイナーが増えた! LEAN UXってのがいいらしいぞ期 複数チームで開発! デュアルトラックアジャイルわからん期 どうやってチーム増やすの? アジャイル開発どうスケールすんの?期 もっと早く良いものを! 品質みんなで上げよう期 事業戦略と プロダクト戦略の接続! みんなでプロダクトマネジメント期
  19. ⓒ 2022 atama plus Inc. もっと早く良いものを!〜品質をみんなで上げよう!期〜 • 社員数約140⼈→約170⼈(2021年4⽉〜2021年12⽉) • チーム内、Sprint内での品質向上がテーマに

    • RSGT2021にてJanet Gregoryさんの基調講演 • 社内で「AGILE TESTING CONDENSED」読書会実施 • その後、オンボーディングにも組み込み • 「品質」をキーワードによりワンチームなプロダク トづくりへ 27
  20. ⓒ 2022 atama plus Inc. もっと早く良いものを!〜品質をみんなで上げよう!期〜 • 社員数約140⼈→約170⼈(2021年4⽉〜2021年12⽉) • チーム内、Sprint内での品質向上がテーマに

    • RSGT2021にてJanet Gregoryさんの基調講演 • 社内で「AGILE TESTING CONDENSED」読書会実施 • その後、オンボーディングにも組み込み • 「品質」をキーワードによりワンチームなプロダク トづくりへ 28
  21. ⓒ 2022 atama plus Inc. atama plusのアジャイル開発の歴史 2019年 全社員数 2018年

    10名 40名 2020年 60名 2021年 100名 2017年 170名 2022年 200名 30 20名 はじめの100⼈の熱狂を! とにかく作って使ってもらう期 UXデザイナーが増えた! LEAN UXってのがいいらしいぞ期 複数チームで開発! デュアルトラックアジャイルわからん期 どうやってチーム増やすの? アジャイル開発どうスケールすんの?期 もっと早く良いものを! 品質みんなで上げよう期 事業戦略と プロダクト戦略の接続! みんなでプロダクトマネジメント期
  22. ⓒ 2022 atama plus Inc. 事業戦略とプロダクト戦略の接続!〜みんなでプロダクトマネジメント期〜 • 社員数約180⼈→約200⼈(2022年1⽉〜Now) • OKRの導⼊&運⽤

    • たくさんのプロダクトチーム • 不確実なマーケットでどうプロダクトで勝ってい くか • 事業戦略⇔プロダクト戦略の接続、プロダクト戦 略⇔プロダクトチームの接続がテーマに • プロダクトマネジメント観点での開発プロセスの 整理 31
  23. ⓒ 2022 atama plus Inc. この5年間を振り返ってみて • フェーズが変わるたびに、様々な成⻑痛に取り組んだ • 社外の知⾒はたくさん活⽤しつつ、⾃分たちの課題に真⾯⽬に向き合い続けた5年間

    • 組織は⼤きくなっているが、各チームが昔より強くなっている!! • 今後はまだ経験したことのない課題にぶち当たっていきそう • 今の体制・プロセスに⽢んじることなく、事業もプロダクトも開発カルチャーもアジャ イルにグロースさせていきたい • これからもいろいろ情報発信していくのでぜひ応援お願いします! 34