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petなEC2をまとめて監視してみた

athagi
March 11, 2024

 petなEC2をまとめて監視してみた

20240311 OpsJaws#27 でお話しした内容です。

監視の存在しないEC2をスケールする形で監視するシナリオでお話します。

athagi

March 11, 2024
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Transcript

  1. 目次
 1. 目指すゴール
 2. 各コンポーネントの説明
 a. Resource GroupとTag
 b. Run

    CommandとDocuments
 c. State Manager
 d. 通知
 3. まとめ

  2. Resource GroupとTag
 • 大切に育てていたインスタンスをまとめて管理で きるようにする
 • Tag Editor等を利用してインスタンスにタグを付与 (CFnインポートできるとgood)
 •

    Resource Groupの対象とするインスタンスはAND 式でフィルタできる
 • 作成したリソースグループを起点にして管理でき るようにしていく
 • タグを設定しておくことでAWS Backupの設定でも 楽ができる

  3. Run CommandとDocuments
 
 
• Systems Managerで管理ができるように権限付与を行う
 ◦ AmazonSSMManagedInstanceCore
 ▪ SSMがEC2を管理下におくための基本的なポリシー

    
 ◦ CloudWatchAgentServerPolicy
 ▪ CloudWatchに対してデータを送信できるようにするポリシー 
 • 数分後にSystems Manager側からも見えるようになる
 • 高速セットアップやRun Commandで実行対象として作成したResource Groupを選 択できるようになる
 • Session Managerも利用できる

  4. Run CommandとDocuments
 
 
• Parameter StoreにCW用のconfig.jsonを用意
 ◦ 文字数制限(4096バイト)があるので注意 
 •

    CloudWatch Agentとconfig.jsonをインストールでき るDocumentを作成
 ◦ 高速セットアップだと任意のconfig.jsonを配布 できない
 ◦ 以下をまとめたDocumentを作成
 ▪ AWS-ConfigureAWSPackage 
 • Agent をインストール&最新の状態に保つ 
 ▪ AmazonCloudWatch-ManageAgent 
 • config.jsonをインストールする 
 • 設定方法が複数(configの上書き、追加、部分 更新)がある

  5. State Manager
 • Resource Groupにインスタンスが追加・変更されたタイミングで自動で発火するよ うにする
 • cronで時刻ベースで実行する設定も追加できる
 • 任意のタイミングで実行させたいときは、CLIでstart-associations-once

    を実行す る
 • 高速セットアップ(Host Management)のCloudWatch Agentのインストールは無効 化しておく
 関連付けはいつリソースに適用されますか? 

  6. まとめ
 
 
• インスタンスに適切にタグとロールを付けるところから始める
 • Resource Groupを利用してインスタンスをまとめる
 • Run CommandでCloudWatch

    Agentの管理をする
 • State Managerを利用して自動的に設定変更を配布する
 • Chatbotを使ってslackに通知をする
 
 • 増えたとしても楽に設定配布はできるようになったが、かゆいところに手が届かな いので作り込む必要がある