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PipeCDプラグインへの期待 / Anticipating PipeCD Plugins
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AGAWA Koji
March 04, 2025
Technology
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PipeCDプラグインへの期待 / Anticipating PipeCD Plugins
AGAWA Koji
March 04, 2025
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Transcript
PipeCDプラグインへの期待
Koji AGAWA @atty303 ソフトウェアエンジニア AI事業本部 協業リテールメディアDiv. ミライネージカンパニー Scala/Rustが好き #times_atty303 1/9
今日のLT PipeCDにプラグインが導入されるということで、自分のプロダクトでの利用状況とPipeCDに 期待することを話します。 2/9
現在の利用状況 LambdaApp の CUSTOM_SYNC ステージのみ使っている 2年近くリファクタリングしていないので SCRIPT_RUN ステージもまだ使っていない PipeCDらしい機能を使えていない Analysis,
Canary, Rollback, ... 3/9
デプロイ頻度はこんな感じ 4/9
CUSTOM_SYNCの内訳 ECSサービスのデプロイ ecspressoを利用 デプロイしたイメージに対してECRのタグ付け Lambdaのデプロイ AWS SAMを利用 数が多いので複数のLambdaを単一Appで扱う SPAのデプロイ aws
s3 syncを利用 5/9
なぜ組み込みECSではないのか? PipeCDの前は aws/amazon-ecs-cli を利用してGitHub Actionsでデプロイしていた PipeCDに移行し、ecspressoを利用するように変更 なにか致命的な理由があったと思うが忘れた とりあえずecs-cliは使いにくかった ecs-cli/ecspressoで管理しているサービスをPipeCD管理にそのまま移行できるか不 明だった
デプロイしているイメージにECRタグを付けたいのでカスタムステップを実行したいが当時 のECS Kindでは不可能だった 6/9
なぜ組み込みLambdaではないのか? PipeCDの前からAWS SAM+GitHub Actionsでデプロイしていてそのまま移行でき た インフラは基本Terraformで管理しているが、Lambdaローカルリソース(IAMや CloudWatchなど)はSAMのCloudFormation機能で管理 SAMはデプロイで関数だけでなくプロビジョニングも出来るのが良い 41個のLambda ×
3環境 = 123 App の料金(社内マネージドサービス)がちょっと重 い 7/9
プラグイン導入により コアチームが関与することなくデプロイ戦術をカスタマイズできる SCRIPT_RUN より柔軟にコアと連携できることを期待 デプロイ戦略はコアチームが提供する GitOpsに特化 デプロイメントの状態管理(ステートフル) コアとプラグインのI/Fの拡張性が大事かも 基本なんでもできてしまうので、PipeCDでやる意味が必要 8/9
PipeCDに期待すること コア機能とプラグインに委任する機能の明確化 コアドメインが提供する価値に集中 PipeCDを選ぶ理由となるもの 個人的にPipeCDに求めるもの 特定の技術(K8s、ECS…)に依存しない中立なコアドメイン 宣言的なデプロイメントの状態管理とその状態への遷移定義 Script Run相当のメタプラグインは欲しい 9/9
ありがとうございました