鉄拳8では衣服をはじめ、髪の毛やアクセサリー等、ありとあらゆる揺れもの表現に内製のクロスシミュレーションが利用されています。内製だからこそ小回りを効かせて実現できた機能や、衣服以外でクロスシミュレーションを利用するにあたって実施した、機能面での工夫をご紹介します。
一方で、クロスシミュレーションの対象物が増えるとクロスの枚数が増えて、負荷が心配です。そこで、鉄拳8ではGPUでクロスシミュレーションを実行することで、枚数が増えることによる負荷の上昇を抑えています。クロスシミュレーションをGPUで実装するにあたってのポイントについてもご説明します。