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スケールする会社を支える開発組織のマネジメント

 スケールする会社を支える開発組織のマネジメント

弁護士ドットコム

November 02, 2016
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  1. 課題: カウボーイスタイル開発 優先度付け の不在 • 依頼開発がエンジニア個人に飛び交う • 全てのタスクが最優先 開発ルール の不在

    • masterにcommitしてpush • RedmineやJenkinsはあれど使っていない 貧弱な 開発環境 • テストサーバー1台を皆で共有 • 画像の表示確認・DB変更で死ぬ
  2. 対策: 開発プロセスの整備 開発ルール の不在 優先度付け の不在 貧弱な 開発環境 開発ルール 策定

    全社での 優先度付け ローカル開発 環境の整備 • スプリント毎に全社的にタスク を優先度判断 • スクラム開発の本格導入 • Redmine/Gitブランチルール /Jenkins運用整備 • Vagrant/Ansibleの整備
  3. 課題: 人数増加にともなう混乱 チーム肥大化 と設計の混乱 • ピザ2枚ではまかなえない人数で一体感が薄れる • 属人的な設計方針の違いで品質にも影響 評価制度の ミスマッチ

    • 目標を立ててもビジネス要件で事後修正の嵐 • 「何が評価されるのか」も曖昧に 顔と名前の 不一致 • 入社ペースが加速して月に5〜6名入社 • 他部署が中で何をやっているかも見えにくく
  4. 対策: スケールする組織へ 行動指針/ 評価制度 チーム分割/ Tech Lead シャッフル ランチ /BeerBash

    • max8名程度にチームを分割 • Tech Leadを置いて設計面で の品質を担保 • 「エンジニア行動指針」を策定 し、それに基づく評価制度に • 4人組をランダムに作ってラン チ代支援 • オフィスで軽い飲み会 評価制度の ミスマッチ チーム肥大化 と設計の混乱 顔と名前の 不一致
  5. 課題: はざまに落ちるボール 責任所在が 不明確 • 良く言えば臨機応変、悪く言えば現場任せ • ビジネス/開発側でお見合いするケースも プロダクトの 担当数増加

    • 上場後も新規事業を続々と展開 • 弁コムをやりつつ片手間には見れない規模に 技術的負債の 蓄積 • 独自の「20%ルール」で対応していた • 大規模なものは対応し切れず障害も
  6. 対策: チーム役割分担の明確化 チームの 再編成 プロダクト オーナー チーム SREチーム 強化 •

    ビジネス・エンジニア・デザイ ナーの3人1チームで責任を持 つ • 規模を踏まえ1プロダクト = 1 チームに近い形に • プロダクトとは1歩離れて、基 盤整備に専念 プロダクトの 担当数増加 責任所在が 不明確 技術的負債の 蓄積
  7. 開発組織のマネジメント対象領域 with 社外  with 経営層 with 他部署 プロダクト アーキ テクチャ

    開発 プロセス 人材/組織 技術広報・ブランディン グ 予算・採用・スケジュー ルの説明責任 エンジニア的文化の 相互理解 コアバリュー・ロードマッ プ・カスタマージャーニー マップ 開発言語・フレームワー ク・ミドルウェア・XaaSの 技術選定 Redmine・GitHub・Jenki ns・Slack・ChatOps 採用・教育・評価 組織体制 開発組織外とのコミュニケーション プロダクト・サービス開発