Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
評価のギャップから紐解く、「評価軸」と「ソフトスキル」の重要性
Search
blajir
December 16, 2024
How-to & DIY
2
74
評価のギャップから紐解く、「評価軸」と「ソフトスキル」の重要性
blajir
December 16, 2024
Tweet
Share
Other Decks in How-to & DIY
See All in How-to & DIY
バタフライ効果/butterfly_effect
florets1
0
270
未来大生の胃を支える函館グルメ
deflis
0
410
HCIのデモに役立つ映像活用アイデア集 #WISS2024 ナイトセッション #HCIVideoCulture
bonsaistudiojp
2
770
[너구리랑! 회고 밋업 2023] GTD & PARA -머릿속이 복잡하던 일상에 적용한 정리법 // 토르 님
develop_neoguri
1
470
Snowflake WEST ユーザー会第2回「ハンズオンセッション」
mabokaneko0802
0
250
[너구리랑! 회고 밋업 2023] 하루만에 만든 프로젝트에서 고객이 매월 결제하는 제품을 만들기까지의 여정 // 초링 님
develop_neoguri
1
100
スクフェス福岡前夜祭 LT
pokotyamu
0
220
Earthquake and Kominka
ramtop
0
160
[너구리랑! 회고 밋업 2023] CTO 1년 회고와 회고를 바탕으로 만든 프로젝트에 대한 회고 - 전문가가 되는 방법 // 한날 님
develop_neoguri
0
170
Invitation to Okinawa.rb in 2024
yasslab
PRO
1
760
Notionでの快適メモ術
ayumu11
0
1.1k
AWS re:Invent 2024 re:Cap – AWS Community Perspective / JAWS-UG新潟
awsjcpm
0
110
Featured
See All Featured
Measuring & Analyzing Core Web Vitals
bluesmoon
6
240
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
133
9.1k
ReactJS: Keep Simple. Everything can be a component!
pedronauck
666
120k
Large-scale JavaScript Application Architecture
addyosmani
511
110k
It's Worth the Effort
3n
184
28k
Stop Working from a Prison Cell
hatefulcrawdad
267
20k
The Myth of the Modular Monolith - Day 2 Keynote - Rails World 2024
eileencodes
21
2.5k
GitHub's CSS Performance
jonrohan
1030
460k
A Philosophy of Restraint
colly
203
16k
The Psychology of Web Performance [Beyond Tellerrand 2023]
tammyeverts
46
2.3k
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
32
6.4k
Building Adaptive Systems
keathley
40
2.4k
Transcript
© KAUCHE, Inc. 評価のギャップから紐解く、 「評価軸」と「ソフトスキル」の重要性 波多野 潤一 / めぐろLT #22「LT忘年会2024」
© KAUCHE, Inc. 自己紹介 • 波多野 潤一 / @blajir •
株式会社カウシェ ◦ ECアプリ「カウシェ」のパートナー様向け管理画面 の開発 • ハッシュタグ ◦ #フロントエンド ◦ #プロレス観戦 ▪ #新日本プロレス ▪ #WWE
© KAUCHE, Inc. 「評価」に対しての悩んだ経験、ありませんか? 評価に悩んでいた当時の私の状態 • 毎回、自己評価は場当たり的 ◦ 期末に、作成した Pull
Request を見返し、工夫した点を絞り出す ◦ 「能動的な行動」として書けることが思い浮かばない • 次のグレードに上がれず、昇進を諦めた経験
© KAUCHE, Inc. • 被評価者の私が感じた、評価への違和感 • 違和感の正体から見えた、「評価軸」と「ソフトスキル」の重要性 そんな私が今日話すこと
© KAUCHE, Inc. • 30代中盤 • フロントエンドエンジニア • スペシャリストではなくジェネラリスト •
今後のキャリアに漠然と不安がある • 以前の職場で評価ギャップに直面した経験 私の立ち位置
© KAUCHE, Inc. 以前の職場で、自己評価と上司からの評価にギャップがあると感じていた • 自己評価 ◦ 目標に対して予定通りコミットできているつもり ◦ 一緒に働くメンバーからは一定の評価を得ていた(と思う)
• 上司の評価 ◦ 次のグレードに満たしてない 評価のギャップに苦しんだ経験
© KAUCHE, Inc. 改めて当時の働き方を振り返ると、 • 「与えられたタスクをこなせば評価されるはず」という思考 ◦ 自分が及ぼす影響範囲は限定的 ◦ 仕組み化してほしい上司と気合いでなんとかする自分
• そもそも「何をすれば評価されるのか」が分かっていない状態 ◦ 評価軸が明確でなく、行動に再現性がない 評価に対する違和感の正体
© KAUCHE, Inc. フィードバックで「作業者のまま成長が止まる可能性」に気づいた • 依頼されたことはできているが、能動的に先回りして動けているか? • 課題に気づいて提案・対応していく、マインドと行動がセットになっている状態か? 転機は現上司との 1on1
© KAUCHE, Inc. そこから擦り合わせた2つの「評価軸」 1. チームや組織への貢献 a. タスクを消化するだけでなく、チームや組織に貢献することが成果を最大化さ せる 2.
インパクトの大きい課題の発見と解決 a. 限られたリソースで、より効率的にプロダクトや組織を成長させる 評価軸を認識する
© KAUCHE, Inc. まずは即効性のありそうな、できることから実践 • デイリースクラム開始前に議題を確認し、論点や考慮すべき点などを頭に入れる ◦ (言及なければ)「この観点だとどうなります?」と尋ねる • 社内ツールの運用メンバーにペインをヒアリングする
◦ 直接話すと「そこがつらかったのか」「実はすぐ直せる」みたいなものが意外と ある • エンジニア採用でのJD改善提案 ◦ 「じゃあ別媒体もお願い」と、次のストレッチへ繋がる 日常の業務で実践したこと
© KAUCHE, Inc. 自己成長のために重要だと感じたポイント • 評価軸を認識する ◦ 自分の行動を振り返り、成長を促すための指針になる • 今の役割でチームや組織に貢献できることを考える
◦ まずは小さなことから取り組む ▪ できることが増えていくのは素直に嬉しい ◦ ソフトスキルも働く上での強みになる 学びと成果
© KAUCHE, Inc. おわりに 成功体験を積み重ねて、良い循環を生み出そう!