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失われたグラフを求めて

bob3bob3
September 16, 2022

 失われたグラフを求めて

現在ではほとんど使われなくなったグラフ表現をR言語で紹介。
Tokyo.R #101。

bob3bob3

September 16, 2022
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Transcript

  1. 失われたグラフを求めて
    ~幹葉図、ヒマワリ図、顔グラフ~
    Tokyo.R #101 (2022/09/17)
    @bob3bob3

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  2. 失われたグラフを求めて
    ● R言語はS言語のオープンソース版として生まれました。
    ● S言語は1976年にベル研究所で生まれました。
    ● R言語の内部には70年代生まれのS言語の痕跡がいくつか残っています。
    ● 分かりやすい例の一つがいくつかのグラフィック表現です。
    ● 今回はその中から幹葉図、ヒマワリ図、顔グラフを紹介します。

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  3. 1970年代のベル研究所
    画像引用元
    :https://web.archive.org/web/20190412002447/http://www.larryluckham.com/1969%20&%2070%20-%20Bell%20Labs/album/index.ht
    ml

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  4. 1970年代のコンピューター
    "VAX Console" © Michael L. Umbricht (Licensed under CC BY 4.0)

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  5. 幹葉図(stem-and-leaf plot)
     確率分布を可視化するヒストグラムに似た、定量
    データのインフォグラフィックの一種である。 ヒスト
    グラムとは異なり、最低 2桁の数値が昇順に並び、
    順序ベース推論とノンパラメトリック手法を使用して
    いる。 基本的には2列が縦線で区切られ、左列に
    幹が、右列に葉が記載される。 (Wikipediaより引
    用)

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  6. 幹葉図(stem-and-leaf plot)
    現在ではヒストグラムに取って代わられた。

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  7. 顔グラフ
    チャーノフの顔グラフ。
    応用数学者、統計学者、物理学者である Herman
    Chernoffが1973年に発明した、多変量データを人
    間の顔の形に表示するものである。目、耳、口、鼻
    などの個々のパーツは、その形、大きさ、配置、向
    きによって変数の値を表す。人間は顔を容易に認
    識し、小さな変化にも難なく気づくことができるた
    め、顔を使うことにした。顔の特徴は知覚される重
    要度が異なるため、変数を特徴にマッピングする
    方法は慎重に選択する必要がある。例えば、目の
    大きさや眉の傾きは重要な重みを持つことが分
    かっている。(Wikipediaより引用)

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  8. 顔グラフ
    現在では、平行座標プロット、レーダーチャートなどに取って代わられた。

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  9. 顔グラフ
    # 顔グラフ
    library(tidyverse)
    library(aplpack)
    palmerpenguins::penguins |>
    group_by(species) |>
    summarise(
    bill_length_mm = mean(bill_length_mm, na.rm = TRUE),
    bill_depth_mm = mean(bill_depth_mm, na.rm = TRUE),
    flipper_length_mm = mean(flipper_length_mm, na.rm = TRUE),
    body_mass_g = mean(body_mass_g, na.rm = TRUE)
    ) |>
    select(!species) |>
    faces(
    labels=c("アデリーペンギン", "ヒゲペンギン", "ジェンツーペンギン"),
    main="ペンギンの顔"
    )
    青木先生(元群馬大)作
    成の関数もある。
    http://aoki2.si.gunma-u.
    ac.jp/R/face.html

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  10. ひまわり図
    散布図において、点が重複する度合をヒマワリの
    花びらのように表示させたグラフ。
    HistData::Galton |> sunflowerplot()

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  11. ひまわり図
    現代だと、点の透明度で重複を表現する方法
    やバブルチャートなどがある。

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