Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
FSx for Lustreを使ったAIモデル開発の始め方
Search
Morita
March 15, 2025
0
61
FSx for Lustreを使ったAIモデル開発の始め方
JAWS-UG福岡 #20: Storage-JAWS共催スペシャル
Morita
March 15, 2025
Tweet
Share
More Decks by Morita
See All by Morita
Dify で AWS を使い倒す!
ch6noota
0
550
DeepSeek for Amazon Bedrock
ch6noota
0
56
5分で学ぶ! 宣言型ポリシーの基礎からベストプラクティスまで
ch6noota
1
500
新機能 Bedrock Model Distillation 基礎〜実践まで #regrowth_fuk
ch6noota
0
560
AWS を使った生成AIの活用
ch6noota
0
800
AWS初めての方必見!初学者でも入りやすいAWSサービス3選 #devio2022
ch6noota
0
1.3k
Security Hub のマルチアカウント 管理・運用をサーバレスでやってみる
ch6noota
0
3.7k
NITKハッカソン クラウド入門
ch6noota
0
950
Featured
See All Featured
The Psychology of Web Performance [Beyond Tellerrand 2023]
tammyeverts
49
2.9k
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
173
14k
Adopting Sorbet at Scale
ufuk
77
9.5k
Docker and Python
trallard
45
3.5k
Helping Users Find Their Own Way: Creating Modern Search Experiences
danielanewman
29
2.8k
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
53
7.7k
Bash Introduction
62gerente
614
210k
Measuring & Analyzing Core Web Vitals
bluesmoon
7
540
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
PRO
54
11k
How to Think Like a Performance Engineer
csswizardry
25
1.8k
Art, The Web, and Tiny UX
lynnandtonic
301
21k
Chrome DevTools: State of the Union 2024 - Debugging React & Beyond
addyosmani
7
790
Transcript
JAWS-UG福岡 #20 Storage-JAWS共催スペシャル 森⽥⼒ FSx for Lustreを使ったAIモデル開発の 始め⽅
⾃⼰紹介 2 • 名前 ◦ 森⽥ ⼒ • 所属 ◦
クラスメソッド株式会社 ▪ 福岡オフィス所属 ◦ クラウド事業本部 コンサルティング部 • 好きなAWSサービス ◦ AWS Lambda ◦ Amazon Bedrock
⽬次 3 • AIモデル開発で必要となるファイルシステムの要件 • そもそもLustreとは • Amazon FSx for
Lustre とは • AIモデル開発で利⽤するには
AIモデル開発で必要となるファイルシステムの要件
AIモデル開発に必要なもの 5 AIモデル開発では何が必要か • ⾼性能コンピューティング(GPU/TPU) • ⼤規模データセット⽤の⾼速ファイルシステム • 効率的なデータパイプライン •
スケーラブルなストレージソリューション • 並列処理能⼒
AIモデル開発に必要なもの 6 AIモデル開発では何が必要か • ⾼性能コンピューティング(GPU/TPU) • ⼤規模データセット⽤の⾼速ファイルシステム • 効率的なデータパイプライン •
スケーラブルなストレージソリューション • 並列処理能⼒
ファイルシステムの課題 7 AIモデル開発におけるストレージの課題 • ⼤量のデータ(TB〜PB規模)の⾼速アクセス • 並列読み取り/書き込みのパフォーマンス • トレーニング中のI/Oボトルネック •
データセットの効率的な管理
そもそもLustreとは
Lustreとは 9 Lustreの特徴 • オープンソースの分散ファイルシステム • ⼤規模クラスターコンピューティング向けに設計 • ⾼スループット、低レイテンシー •
HPC(⾼性能コンピューティング)環境で広く採⽤ • 並列I/O処理に最適化
FSx for Lustre とは 10 • AWSが提供するフルマネージドLustreファイルシステム • インフラ管理不要 ◦
セットアップ, パッチ適⽤などマネージド管理 • S3との統合 • 数百GBpsのスループット、数百万IOPSを実現 ◦ ⼤規模な分散学習に耐えれる • オンデマンドでスケーリング可能 • 従量課⾦ ◦ 秒単位(ストレージサイズ, スループット)
S3からシームレスにデータをRead/Write 11 • S3バケットにデータセットを格納 • S3バケットがファイルシステムに同期される ◦ 低レイテンシ、⾼スループット • 学習済みモデルなどのアーティファクトをS3に保存する
AIモデル開発で利⽤するには
AIモデル開発で利⽤するには 13 SageMaker HyperPod で利⽤する • 容易さ ◦ 設定ファイル内で定義するだけで⾃動接続 ◦
分散学習向けに最適化された構成が提供される • パフォーマンス ◦ EFAとの最適化された統合 ◦ SageMaker分散ライブラリとの連携 • 管理 ◦ FSx for Lustreの設定もライフサイクルスクリプトに含められる ◦ モデルチェックポイント管理などマネージドなS3との統合
設定ファイルの変更 14 https://github.com/aws-samples/awsome-distributed-training/tree/mai n/1.architectures/5.sagemaker-hyperpod
AIモデル開発で利⽤するには 15 SageMaker HyperPod recipes • re:Invent 2024で発表 • ML必要なリソースの⾃動セットアップ
◦ トレーニングデータセットのロード ◦ 分散トレーニング ◦ 障害復旧の⾃動化
SageMaker HyperPod recipes 16 DeepSeek-R1をFine-Tuningしてみたのでよければご参考ください!
まとめ
まとめ 18 • FSx for Lustreでは ⾼速‧⼤容量ファイルシステムをAWS上でフルマネージド提供 ◦ AIモデル開発⽤途に良い •
S3との統合で⼤規模データセットを低レイテンシ‧⾼スループットで処 理可能 • SageMaker HyperPodとの連携で分散学習環境を容易に構築でき、AIモ デル開発のデータ処理ボトルネックを解消 ◦ 特に、SageMaker HyperPod recipes がおすすめ
None