Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

「Chatwork」事業 プロダクト組織紹介(エンジニア向け)

Chatwork
September 12, 2023

「Chatwork」事業 プロダクト組織紹介(エンジニア向け)

「Chatwork」 のプロダクト組織を中心に、事業やサービス、戦略、中長期ビジョン、組織(カルチャー)などについてまとめた資料です。

Chatwork株式会社:https://corp.chatwork.com/ja/
会社説明資料:https://speakerdeck.com/chatwork_hr/chatwork
エンジニア採用情報:https://recruit.chatwork.com/engineer/

新規事業領域 プロダクト組織紹介(エンジニア向け):
https://speakerdeck.com/chatwork_hr/newproduct

noteにメンバーの入社話をまとめたシリーズです:
https://note.com/hashtag/Chatwork%E5%85%A5%E7%A4%BE%E8%A9%B1

Chatwork

September 12, 2023
Tweet

More Decks by Chatwork

Other Decks in Programming

Transcript

  1. 6 事業概要 *1 Nielsen NetView 及びNielsen Mobile NetView Customized Report

    2023年5月度調べ月次利用者(MAU:Monthly Active User)調査。 調査対象はChatwork、Microsoft Teams、Slack、LINE WORKS、Skypeを含む44サービスをChatwork株式会社にて選定。 *2 2023年12月末時点 • 国内最大級のビジネスチャット「Chatwork」を展開。 業界のパイオニアであり国内利用者数No.1*1、導入社数は43.1万社*2を突破 • 圧倒的な顧客基盤とプラットフォームを背景に、DXされた業務プロセスそのものを提供する クラウドサービス、BPaaSを展開 BPaaS (Business Process as a Service) ビジネスチャット「Chatwork」 お客様 オペレーター
  2. 7 https://youtu.be/3NHp8caltK0 1人ひとりの成功をテクノロジーの力で導き、ビジネスを活性化させる存在になり たいという想いをブランドムービーで表現しています。ぜひ、ご覧ください。 ブランドムービー「かわる、はじまる Chatwork」 導入先一例 • 国内利用者数No.1*チャットツール •

    ITを使い慣れていない人でも使いやすい • 中小企業の利用に強み プロダクトの特徴 * Nielsen NetView 及びNielsen Mobile NetView Customized Report 2023年5月度調べ月次利用者(MAU:Monthly Active User)調査。 調査対象はChatwork、Microsoft Teams、Slack、LINE WORKS、Skypeを含む44サービスをChatwork株式会社にて選定。 SCC大阪 生産性向上や加算取得に効果発揮 1~50名 / 業務効率化 / 情報共有の効率化 酒田米菓株式会社 経営理念を浸透させ従業員満足度↑ 50~100名 /情報共有の効率化/ ナレッジの共有 株式会社かねふく 老舗メーカーの業務フローが改善 101~300名 / メール・電話の削減/ 業務の見える化 製造・メーカー 学校法人アルコット学園 業務効率化で残業ゼロを実現! 1~50名 / 業務効率化 / メール・電話の削減 教育機関 東京電機工業株式会社 チャットで作業現場と連携を強化 1~50名 / 情報共有の効率化 / 人材の育成 医療・介護・福祉 建設・不動産 製造・メーカー 7 ビジネスチャット「Chatwork」について
  3. 単位:% 8 ビジネスチャットの市場環境 *1 当社依頼による第三者機関調べ、2023年12月調査、n=30,000 *2 内閣府「第5回 新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」より テレワーク率の変化 東京23区

    全国 ビジネスチャット ツールを利用して いる 未だ低水準に止まる ビジネスチャット国内普及率*1 DX推進の流れを受け テレワークが急激に普及*2 普及率は19.0%ほどで、非常にポテンシャルが大きいマーケット
  4. 「Chatwork」のポジショニング 「Chatwork」の企業規模別 有料ユーザー割合 9 プロダクトのターゲットを中小企業としているため、 主要な競合とは、中心となるターゲット層が異なっています 企業規模 大 企業規模 小

    ITスキル 低 ITスキル 高 B社 中小企業を中心とした独自のポジショニング B社 A社 *1 2022年12月末時点 有料ユーザーのうち、ユーザー数ベースで 1社あたり300人以下の契約が79.7%を占める*1 ※中小企業が大半であり、個社依存が少なく安定
  5. 中期経営方針(2024-2026) 10 売上高 150億円 / EBITDAマージン 10-15% 中小企業No.1 BPaaSカンパニー 中期:2026年

    売上高 30%以上 / EBITDA 3億円以上 長期 初年度:2024年 中小企業のあらゆるビジネスの起点となるプラットフォーム ビジネス版スーパーアプリ 売上高 2024-2026年 CAGR30% 2026年までに中小企業No.1 BPaaSカンパニーのポジションを確立し、 長期的には中小企業市場における圧倒的なシェアを背景に、あらゆるビジネスの起点となる ビジネス版スーパーアプリとしてプラットフォーム化していくことを目標とする
  6. 11 中期経営計画(2024-2026)における3つの戦略 コミュニケーション プラットフォーム戦略 BPaaS戦略 PLGを推進し、ユーザー数の極大化とアクティブ率 を向上させることで、中小企業領域において他に類 を見ない高価値なプラットフォームの確立を目指す BPaaSを展開し、Techと人をハイブリッドした高い 生産性のオペレーションを確立させ、経営における

    幅広い領域での本質的なDXを実現する BPaaSにより 業務ごと巻き取り マジョリティ市場に 本質的なDXを PLGモデルによる 高効率な グロースを推進 チャットでの接点を持 つ高価値な プラットフォームへ BPaaS インキュベーション戦略 R&Dを進め、グループのアセットやポジショニング を活かし、ターゲットの拡張も意識した事業展開を 推進することで、非連続成長の柱となる付加価値を 創造する R&D PLG 非連続な成長の 柱となる 付加価値の創造 独自のアセットや ポジショニングを 更に強化 • ビジネスチャットをコミュニケーションプラットフォーム戦略により価値向上させ、そのプラットフォーム上で様々なビジネス展開 を可能とするBPaaS戦略を推進 • グループのアセットを活かした新規事業や、AIを活用した研究開発などを行っていくインキュベーション戦略により、さらなるコア 事業の創出や非連続成長を狙う
  7. 13 「Product-Led Growth」 によるサービス成長を実践 • Product-Led Growth (以降PLG) とは米国で注目されているSaaSの成長戦略で、プロダクトを通して顧客獲得をおこなう。 旧来型のセールスが牽引する成長戦略をSLG

    (Sales-Led Growth) と呼び区別している • PLGの代表例にZoom、Shopify等があり、非PLG企業と比べ顕著に高い成長率を実現。シンプルな使い勝手で無料から使え、 口コミで広がるサービスであることが必要で、当社サービスではPLGによる成長戦略にフィット PLG (Product-Led Growth) • プロダクトを通じて価値を伝えることで ユーザー数と売上を拡大 • プロダクト/カスタマーサクセスの改善が重要 戦 略 • 口コミにより広がり、高レバレッジで成長 • ユーザーのプロダクト活用度が上がると、ARPUが あがっていく構造 特 徴 SLG (Sales-Led Growth) • セールスやマーケティング活動を通して売上を拡大 • セールス/マーケティングの改善が重要 • セールスの人員数に依存し、労働集約的 • セールスにより、都度アップセル、クロスセルを おこなっていく必要がある
  8. • マーケティングが見込み客のリストを集め、セールスにより商談・受注のプロセスを進めていくのが従来型のSLGモデル • PLGモデルでは、マーケティングがフリーユーザーを獲得し、その利用データを分析することで有料化につながりやすいユーザーを システムが自動でリスト化。セールスはそのリストを元に活用提案し、商談化・有料化を推進していく • PLGではマーケティングによる広告宣伝費を投じた大規模なユーザー拡大が可能であり、またAIなど高度なデータ分析を活用した 高効率なセールスおよびカスタマーサクセスが可能 14 Sales-Led

    Growth モデル 資料請求/問い合わせ マーケティング 商談化 インサイドセールス 受注 フィールドセールス ライセンス追加 カスタマーサクセス Product-Led Growth モデル 活用支援・商談化 インサイドセールス 有料化 フィールドセールス マーケティング/紹介 ライセンス追加・ 紹介推進 カスタマーサクセス PLGモデルの推進プロセス フリーユーザー獲得 利用分析 プロダクトチーム プロダクトの価値向上を通したアクティブ化 プロダクトチーム
  9. 最もBPaaSしやすいビジネスチャットへ進化 16 人事労務領域 その他専門領域 アライアンス・自社立ち 上げで専門領域を拡充 連携 Chatworkが持つ 約43万顧客企業 約664万ユーザー

    • チャットベースのワークフローを実現するための機能拡張 • ユーザー企業内の担当者の取りまとめ業務まで代行できる機能、等 BPaaSしやすい機能の追加・強化 • 「Chatwork」を中小企業領域におけるデファクトスタンダードのビジネスチャットとするためシェアを拡大していくとともに、プロ ダクトとしても次の柱となるBPaaSにあわせた「最もBPaaSしやすいビジネスチャット」へと戦略的に進化させていく • BPaaS業務において多数発生するタスク管理や日程調整、情報回収などを効率的に行う機能を強化。また、BPaaSの案件を発注管理で きるシステムの開発や顧客のニーズを的確に把握することで、ビジネスチャット上でシームレスにBPaaSを利用できるような体験を 実現する
  10. サービス種類 BPaaSとは 18 BPaaS (Business Process as a Service) SaaS

    (Software as a Service) PaaS (Platform as a Service) IaaS (Infrastructure as a Service) ハードウェア ミドルウェア アプリケーション ビジネスプロセス 提供範囲 • BPaaSとは Business Process as a Service の略。ソフトウェアの提供ではなく、業務プロセスそのものを提供するクラウドサービス であり、クラウド経由で業務アウトソーシング(BPO)が可能 • SaaSよりさらに上流のレイヤーをクラウド化する、次の潮流に
  11. BPaaSは、マジョリティ市場DXの本命 BPaaS SaaS 業務代行 CRM/SFA Web会議 ストレージ 採用 人事評価 電話代行

    SaaS向きユーザー ・自力でツールを選定できる ・経営陣も従業員も使いこなせる 業務プロセスごと依頼・DXも外に依頼 DXによる業務課題解決を自力で 自社で選定・ 使いこなす ITに詳しい先進層 BPaaS向きユーザー ・SaaS導入の意思決定が困難 ・使いこなしが困難 マジョリティ市場 勤怠管理 労務管理 エンゲー ジメント タスク管理 プロジェクト管理 ドキュメ ント管理 • SaaSを選定し使いこなせるのは、ITに詳しい先進層のユーザーが中心。 • 人口の3分の2以上を占めるマジョリティ市場のユーザーは、使い勝手が異なる多数のSaaSプロダクトを使い分けることは困難 • マジョリティ市場のDX実現には、業務プロセスごと巻き取り顧客に代わりSaaSを使いDXを推進するBPaaSが有効 19 代行する業務の中で SaaSを積極活用
  12. インキュベーション戦略におけるR&Dの考え方 21 • 当社グループが保持している独自のアセットやポジショニングを更に強化するための戦略を実行 • ビジネスチャット、BPaaSにつぐ、第三の非連続な成長の柱となる付加価値を創造する 顧客データの量的・質的拡大を行うことで マーケティング効率を向上させる 顧客データの拡張と マーケティングの進化

    ビジネスチャット、BPaaSに続く新しい事業 を創出する 第3の柱となるコア事業の創出 当社が保有する顧客アセットを生かし、プ ラットフォームであるビジネスチャットの収 益最大化を目的に、 AIおよびテクノロジー を活用 AI活用とプラットフォームの 収益最大化 非連続な成長の柱となる付加価値を創造・展開していく 21
  13. 22 第3の柱となるコア事業の創出 • ビジネスチャット、BPaaSに次ぐ、第3の柱となるコア事業の創出を行う • 当社の強みである「圧倒的に高価値なプラットフォーム」並びに「Techと人をハイブリッドした高い生産性のオペレーション」を 活用し、当社のビジョン・ミッションに合致した新規事業を創出する 教育 ・ 人材

    当社ビジョンに合致した 新規事業の創出 Techと人をハイブリッドした 高い生産性のオペレーションで 本質的なDXを実現 圧倒的高価値な コミュニケーション プラットフォーム 福利 厚生 ファイ ナンス AI ビジネス Chatwork アシスタント 受発注 助成金 採用 人事 決済 会計 労務 資金調達 電話代行 チャット 音声通話 タスク管理 ビデオ会議 ファイル管理 データ ソリューション ビジネス 22
  14. 23 長期ビジョン:ビジネス版スーパーアプリ ドキュメント 管理 Web会議 タスク管理 プロジェクト管理 ストレージ エンゲージメント SaaSで業務効率化

    CRM/SFA BPaaSで業務提供 人事評価 採用 電話代行 勤怠管理 労務管理 経営支援 資金調達 助成金 請求管理 契約管理 決済 会計 受発注管理 Chatworkはビジネス版スーパーアプリへ スーパーアプリ = プラットフォーム化し、あらゆるビジネスの起点になるアプリ • ビジネスチャットは、他SaaSと比較して圧倒的に滞在時間が長く、プラットフォームとしての価値が高い • Chatworkはオープンプラットフォームとして、様々なサービスやユーザー同士の連携が容易 BPaaSで業務提供 コアビジネスに注力できる環境
  15. 27 • ビジネスチャットは、業種や職種問わず、全従業員が業務時間中を通して使い続け るという特性を持つ • そのため、トラフィック量が膨大になる傾向 • 24時間365日止めることのできない、ビジネスにおける”インフラ”となるサービス =パフォーマンスとシステムとしての信頼性、どちらも高いレベルで担保する必要がある 高い非機能要件

    利用ユーザーの多さ 導入社数 ※ 2023年12月末時点 43.1万 登録ID数 664.0万 DAU 110.8万 現状のトラフィック量 www.chatwork.comのCloudFrontのメトリクス。 リクエスト量が現時点(※)で毎分106万ほど。 秒間約1.7万以上のリクエストをさばいている。 ※ 2024年2月時点 開発における特徴
  16. データストレージ / キャッシュ 実行基盤 検索サーバー メッセージングシステム モバイルアプリ Web UI API

    エンドポイント 開発における構成イメージ 28 S3 Aurora DynamoDb ElastiCache
  17. ・経営企画 ・人事 ・労務 ・広報 ・ブランドデザイナー ・ブランドディレクター 各組織と代表的な職種 32 ・エンジニア ・プロダクトデザイナー

    ・プロダクトマネージャー ・マーケティング ・セールス ・カスタマーサクセス BPaaS本部 ・エンジニア ・プロダクトデザイナー ・プロダクトマネージャー ・マーケティング ・セールス ・カスタマーサクセス ・カスタマーサポート コミュニケーション プラットフォーム本部 経営企画本部 ピープル&ブランド 本部 ※2024年4月時点 ・事業開発 ・マーケティング ・セールス ・アドミニストレーション インキュベーション 本部 コミュニケーション プラットフォーム戦略 BPaaS戦略 インキュベーション戦略 ・セキュリティエンジニア ・内部監査 ・事業企画 ・データエンジニア など  ・法務 ・総務 ・経理 ・コーポレートエンジニア CxO直下組織 コーポレート本部
  18. 「Chatwork」のプロダクト組織のこれまで 34 34 1. プロダクトの改善が進みづらい • 継続的に同じチームで機能改善・運用がしにくい(PJが完了するとチームは解散する) → ノウハウが溜まっていかない、部署間にボールが落ちやすい 2.

    コミュニケーションコストが高い • 様々な部署からの代表者の寄せ集めのため、前提の認識が揃っていない • チームビルドが難しい(都度チームを作るので) • PJが始まるたびにPJチームを作る必要があり、イニシャルコストが高い PJごとに各部署から代表者を集めたチームを作っていたが 2つの大きな運営課題があった
  19. 「Chatwork」のプロダクト組織のこれから 目指すもの:フィーチャーチーム体制の構築 継続・存続することを前提として、立案・開発・運用を一貫することでオーナーシップが発揮できる体制。 職能横断型で自己管理化されたチームを理想とする。 目 的 「ユーザーへの価値提供ができる組織」を目指すための、DevOps体制の実現 フィーチャーチーム 35 体

    制 以下の3つのチームに分けていく • 事業価値を創出するチーム プラットフォームチーム • フィーチャーチームの認知負荷を下げるための職能別のチーム • 支援特化型 ピープルマネジメントチーム • 横串で各チームのマネジメントを担当するチーム 現状、上記体制への移行を目指し、組織を少しづつ変化させている段階 ※概念図
  20. MEMBER メンバーに聞いた"入社理由"と"これから"のこと アジャイルコーチ 有野 雅士 「サービスをリリースすることではな く、ユーザーに使い込んでもらい、ビ ジネスにつなげることがゴールであ る」そう感じたChatworkのビジネス モデルと、幼い頃からビジネスに触れ

    る環境にあった”商売人のDNA“が共鳴 し、Chatworkへ入社。今後は組織のた めだけでなく、ユーザーを幸せにする ためのアジャイルコーチとして、皆の 助けをしていきたいと考えている。 37 データエンジニア 三ツ橋 和宏 中小企業のDXを改善するという社会問 題に取り組んでおり、データ利活用の 先鋭化を問題解決のコア手段としてい るところが自身のキャリア志向に一致 したため入 社を決 意。日 本 企 業のDX ツールとして幅広く認知され社会基盤 の役割を果たしているところに魅力を 感じている。今後はデータ利活用をよ り推進できる仕組みを作りたいと考え ている。 テックリード 加藤 潤一 SaaSでScalaを活かせる企業を探してお り、既存システムをリプレイスする業務 に関わるのことのできるChatworkへ入 社。世の中の仕事に欠かせないツールに なった「Chatwork」を自分の手でよく していきたいと考えている。技術的負債 の解消とChatworkの事業拡大を支える サービス基盤を構築するPJを成功させる ために日々開発をしている。
  21. MEMBER メンバーに聞いた"入社理由"と"これから"のこと エンジニアリングマネージャー 澁谷 哲也 「Chatwork」が大規模かつ難易度の高 いUIを持つことに興味を持ち、1つのプ ロダクトに腰を据えて改善してみたい と考え入社。100万を超えるDAUが 「自分達が『Chatwork』を守らなけれ

    ば、ユーザーに不利益を与えてしま う」という責任感とやりがいをもたら している。フロントエンドから開発組 織全体にマネジメント領域を広げる挑 戦をしている。 38 プロダクトオーナー 都志 典晃 元々Scalaを利用している企業に興味が あり、採用技術と社員の人間性の両面で の魅力に惹かれChatworkへ入社。ビジ ネスのインフラであるサービスであるた め、認証機能が安定して動作すること で、「Chatwork」がいつでも使えるこ とを目指している。今後はチームが最大 パフォーマンスを発揮できる環境を整え ていきたいと考えている。 スクラムマスター 折田 桃子 モバイルアプリ開発を専門でおこなう経 験豊富なエンジニアが多数在籍してお り、成長できそうな環境であることに魅 力を感じ入社。たくさんの方に利用頂い ているプロダクトだからこそ、多くの方 の働き方を変えられる可能性を秘めてい ると感じている。今後はさらに視点を上 げて、組織全体へのアジャイル導入にも 関わっていけたらと考えている。
  22. MEMBER メンバーに聞いた"入社理由"と"これから"のこと SRE 古屋啓介 日本有数の利用者を要するSaaSの運用 改善にやりがいを感じ、Kubernetesを 始めとした技術要求の高さもあり、ス キルアップできる環境にあると思い Chatworkに入社。誰もが安心してサー ビスを利用できることに注力してい

    る。今後はより新しい技術の導入や可 観測性の観点など攻めの施策も実施し ていきたいと考えている。 ソフトウェアエンジニア 火村 智彦 関数型プログラミングに関心があり、 当時Scalaへの刷新プロジェクトを推し 進めていたChatworkへ入社。より多く の人がITの恩恵を受けられることを目 指し、ユーザーがITリテラシーを高め られるように「Chatwork」の開発に取 組んでいる。「Chatwork」に足りな い領域へアプローチすることでサービ スの発展に貢献したいと考えている。 39 Webエンジニア 尾崎 耕多 個人では体験できない大規模データ セットの処理に取り組みたいと思い Chatworkへ入社。広範な利用者の信頼 性を満たすために技術的要求の高いシ ステムの開発と運用に情熱を注いでい る。今後は「すべての人に、一歩先の 働き方を」というビジョンを実現する ため、LLMを活用した新しい働き方の 創造に取り組みたいと考えている。
  23. イベント紹介(社内勉強会) • 月1で開催される、ランチ時間に行う テーマ自由なカジュアルLT • 発表は応募制で、持ち時間は1人あた り5分 • LTの腕を磨くため、連続で応募をする メンバーも

    • スクラムマスター、プロダクトオー ナー、フロントエンド、Android、 iOS、PHP、Scala、UXリサーチなど、 各種ギルドを形成し、自由参加の定期的 な勉強会を開催 • Chatwork 社 内 において、アジャイル に関する知 見の横 展 開、勉 強をする キッカケ作りを目指したイベント • 部署や職種問わず、発表や参加OK Online Online Online 社内の勉強会多数!業務時間中も自由に開催・参加可能 40 各種ギルド ランチLT会 Agile Tea Party ※一例
  24. イベント紹介(本部内交流) 41 • プロダクト戦略について、誰でも自由 に質問などができる対話の場 • フルリモート勤 務だからこそ、プロダ クトマネージャー・エンジニア・デザ イナーがディスカッションを行い、関

    係性をつくる取り組み • エンジニアやデザイナー、プロダクトマ ネージャーなど、様々な職種のプロダク トメンバーが集まり、チーム、組織、プ ロダクトに関わることの共有や発表をす る場(業務時間内に実施) • 半期に一度、本部全員が集まる場 • 本 部 としての 戦 略 の 話 から、 相 互 理 解 のためのグループワーク、「CRED AWARD」という表彰なども行う Online Online Offline オープンドア Tea Bash 本部全体会 本部内の部署や職種を横断した交流機会も複数あり! ※一例
  25. OFFICE 43 働き方 • 2022年3月に東京オフィスを「WeWork 日比谷FORT TOWER」へ移転 • 全国のWeWorkオフィスも利用可能となり、オフィス・自宅・全国のWeWorkを使い分けた新しい働き方へ 社員一人ひとりが目的に合わせて働く場所を選択

    社員や組織のコミュニケーションや コラボレーションを生む場所 Chatwork「ワークプレイス」の考え方 オフィス 効率的に仕事を進める場所 HOME 自宅 様々な用途に合わせて選択できる場所 WeWork 全国のWeWork ©WeWork ※全国(東京オフィス以外)のWeWorkは、一定の条件を満たした場合に利用可能
  26. 勤務体制、休日・休暇 ▪ 勤務体制:フレックスタイム制 ▪ 労働時間:8時間/日 ▪ コアタイム:10時〜16時 ▪ 休憩時間:13時〜14時 ▪

    土曜日、日曜日 ▪ 国民の祝日 ▪ その他会社が指定する日 ▪ 有給休暇(半日単位)             ▪ フレキシブル休暇(1日分・1時間単位) ▪ リフレッシュ休暇(5日分・1日単位)      ▪ 慶弔休暇 ▪ 女性休暇                    ▪ 子の看護休暇  ▪ 産前産後休業・育児休業            ▪ 介護休暇・介護休業 ※有給休暇・リフレッシュ休暇の付与日数は、入社月によって異なります ※リフレッシュ休暇には”有給休暇5日以上の消化”などの付与条件があります 勤務体制 休日 休暇 44
  27. 福利厚生パッケージ「BENTO」 ▪ リモートワーク環境貸与制度 会社から付与され るポイントを利用して、必要な備品のレンタルが可能 ▪ サテライトオフィス利用 ▪ ハイブリッド勤務手当 ▪

    ヘルシー部活制度 ▪ 外部カウンセリング・コーチング支援 ▪ 人間ドックオプション補助 ▪ インフルエンザ予防接種補助 業務環境のサポート 自身の健康維持のサポート ▪ ベビーシッター利用補助 ▪ 病児保育費の補助 ▪ 子育て支援サービスの利用補助 スポット保育や 託児所付きコワーキングスペース利用費用の一部を補助 ▪ ピアボーナス制度 ▪ 「学び、変わる」支援制度 書籍や記事からの インプットを補助する制度(購入額の50%/上限1万円) ▪ スキル取得支援制度 ▪ 社内勉強会開催支援制度 育児と”働く”を両立するサポート バリューを体現するサポート 46 ※その他、組織内コミュニケーションの補助制度(食事代補助等)などがあります
  28. 入社後研修 オンボーディング支援 入社後研修・サポート 47 ▪ メンター・エルダー制度 入社後3ヶ月間、メンター・エルダーが1名ず つついてサポートします ※メンターやエルダーとランチを行う場合の、ランチ補助の 制度などもあります

    ▪ 入社後研修 使用するシステムや、労務・制度関連、各本部 の戦略についてなど、講義や動画研修をご用意 しています(約1ヶ月かけて、徐々に会社に慣 れていただくプログラムになっています) 下記の他、CEO山本や役員による研修・交流機会などもあり、 新しいメンバーが安心して働ける仕組みづくりを行っています
  29. 評価制度 49 目標 設定 (チーム目標と 個人目標) 毎月の 振り返り/ 評価 (毎月のフィードバッ

    クでお互いの納得感 を醸成) フィード バック 半期ごとに評価を実施。上長とすり合わせながら設定・振り返りを行います (期中の振り返りや日々の1on1などでのすり合わせ等も実施しています) ※1〜6月を上期、7〜12月を下期として、目標設定・評価を行っています
  30. 評価制度(グレード制度) 50 全社グレード制度 (全社共通のグレード階層、給与テーブル) 全社で統一されたグレードの考え方や基準(全社グレード制度)をベースに、 各本部ごとに詳細な職務要件・能力要件などが設定されています インキュベーション 本部 BPaaS本部 コーポレート本部

    ピープル&ブランド 本部 コミュニケーション プラットフォーム本部 職務要件・能力要件 評価制度 職務要件・能力要件 評価制度 職務要件・能力要件 評価制度 職務要件・能力要件 評価制度 職務要件・能力要件 評価制度 ※図はイメージ
  31. 51 評価制度(グレード制度) エキスパートコース マネジメントコース Grade 期待役割定義 Grade 期待役割定義 E3 市場でも稀有な知識やスキルを持ち、その高度な専門性を活かし

    て事業の最重要テーマの戦略立案から推進、課題発見から解決ま で導く M3 会社の基幹事業・中枢機能の統括責任者、または経営陣の一員と して意思決定を行い、中長期的な業績と事業の成長に寄与する E2 業界内でトップレベルの高度な専門性を活かし、事業の主要テー マにおける戦略立案から推進、課題発見から解決まで導く M2 管轄部門のマネジメントを通じた組織成果が全社・本部戦略に大 きく寄与し、業績や事業の成長に貢献する E1 本質的な課題を発見し、高度な専門性を活かして解決まで導き、 本部・部門戦略に高い貢献をする M1 管轄部門のマネジメントを通じた組織成果において業績や事業の 成長に貢献する S3 自律的に業務を遂行でき、担当業務において結果責任を持つことができる S2 上長や同僚のフォロー少なく、自律的に担当業務を遂行できる S1 上長や同僚の指示通り、担当業務を遂行できる 役職や年齢にかかわらず、社員一人ひとりに期待役割を設定し、 グレードに応じて業務アサインや目標設定・評価を行っています ※グレードは半期ごとの考課にて決定。エキスパートコースとマネジメントコースは行き来可能です
  32. 給与テーブル 52 M3 S1 S2 M1 E1 M2 E2 E3

    S3 (万円) 給与テーブルはグレードに紐づいて設計され、全社公開されています
  33. 代表取締役CEO  山本 正喜 代表メッセージ 58 働き方が 変われば、 世界は変わる プロダクトの力で「働く歴史」を変える 私が「Chatwork」をエンジニアとして開発した2011年。

    それからビジネスチャットのパイオニアとして成長し続け いまでは社会インフラともよべるサービス規模となってきました。 ビジネスチャットは全業種・全職種の方が業務時間中ずっと使う 唯一のSaaSです。その高いプラットフォーム性を活かし 私たちが次に目指すのは、ビジネスチャットをベースとした 「ビジネス版スーパーアプリ」という未来。 その実現にはまだまだやるべきこと、やりたいことが たくさんあります。プロダクトを通して「働く歴史」を変えていく。 ぜひ、共にその未来をつくっていきましょう!