Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
S3のマルウェア対策について紹介
Search
Hiroyuki Kaji
November 21, 2022
Technology
1
4k
S3のマルウェア対策について紹介
2022/11/21(月)
DevelopersIO 2022秋 in Sapporoの登壇資料です。
https://classmethod.connpass.com/event/266077/
Hiroyuki Kaji
November 21, 2022
Tweet
Share
More Decks by Hiroyuki Kaji
See All by Hiroyuki Kaji
re:Inforce2023 JapanツアーとAWSに学ぶセキュリティ組織の作り方
cocacola917
0
1.2k
今日から始めるAWS運用(基礎から応用までじっくり学ぶシステム運用向けのAWSサービス)
cocacola917
0
51k
今までなかった!?クラウドオブジェクトストレージのためのセキュリティを紹介
cocacola917
0
20k
場当たり的にAWSを導入し、そろそろ構成やセキュリティなどのアドバイスが欲しいと思った方に最適な「AWS技術アドバイザー」のご紹介
cocacola917
0
1.4k
基礎から応用までじっくり学ぶECS Fargateを利用したコンテナ環境構築
cocacola917
5
510k
AWS上に構築し数年経過したシステムの見直しポイント Developers.IO 2019 in Sapporo
cocacola917
0
3.6k
基礎から応用までじっくり学ぶ「AWSでのネットワークの作り方」
cocacola917
5
42k
AWS Systems Managerの使い方
cocacola917
0
1.9k
いまどきのネットワーク機器の設定管理ツールを調べてみた
cocacola917
0
1.8k
Other Decks in Technology
See All in Technology
「Linux」という言葉が指すもの
sat
PRO
4
140
初めてAWSを使うときのセキュリティ覚書〜初心者支部編〜
cmusudakeisuke
1
270
JTCにおける内製×スクラム開発への挑戦〜内製化率95%達成の舞台裏/JTC's challenge of in-house development with Scrum
aeonpeople
0
250
AIエージェント開発用SDKとローカルLLMをLINE Botと組み合わせてみた / LINEを使ったLT大会 #14
you
PRO
0
130
テストを軸にした生き残り術
kworkdev
PRO
0
210
Modern Linux
oracle4engineer
PRO
0
150
LLMを搭載したプロダクトの品質保証の模索と学び
qa
0
1.1k
エンジニアリングマネージャーの成長の道筋とキャリア / Developers Summit 2025 KANSAI
daiksy
2
530
現場で効くClaude Code ─ 最新動向と企業導入
takaakikakei
1
260
Django's GeneratedField by example - DjangoCon US 2025
pauloxnet
0
150
【NoMapsTECH 2025】AI Edge Computing Workshop
akit37
0
220
react-callを使ってダイヤログをいろんなとこで再利用しよう!
shinaps
2
260
Featured
See All Featured
Balancing Empowerment & Direction
lara
3
620
Intergalactic Javascript Robots from Outer Space
tanoku
272
27k
The Invisible Side of Design
smashingmag
301
51k
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
332
24k
Templates, Plugins, & Blocks: Oh My! Creating the theme that thinks of everything
marktimemedia
31
2.5k
XXLCSS - How to scale CSS and keep your sanity
sugarenia
248
1.3M
Statistics for Hackers
jakevdp
799
220k
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
36
6.9k
Fight the Zombie Pattern Library - RWD Summit 2016
marcelosomers
234
17k
Visualizing Your Data: Incorporating Mongo into Loggly Infrastructure
mongodb
48
9.7k
Become a Pro
speakerdeck
PRO
29
5.5k
A Modern Web Designer's Workflow
chriscoyier
696
190k
Transcript
S3のマルウェア対策について紹介 AWSコンサルティング部 Hiroyuki Kaji
⾃⼰紹介 梶 浩幸(Hiroyuki Kaji) Twitter︓@cocacola917 AWS環境の構築、コンサルティング 札幌オフィス勤務 経歴 ・ネットワーク機器メーカSE ・セキュリティ関連企業の商⽤システム運⽤者
・2014年 クラスメソッド 札幌オフィス⼊社
3 本⽇のアジェンダ 1. S3のマルウェア対策とは 2. Cloud One File Storage Securityとは
3. 費⽤ 4. クラスメソッドでの事例 5. Demo 6. まとめ
4 本⽇のアジェンダ 1. S3のマルウェア対策とは 2. Cloud One File Storage Securityとは
3. 費⽤ 4. クラスメソッドでの事例 5. Demo 6. まとめ
5 S3にアップロードしたオブジェクトは マルウェアスキャンしてくれるの︖
6 S3にウィルススキャンという機能はありません S3へオブジェクトをウィルススキャンするには… アップロード前にウィルススキャン アップロード後に別途ダウンロードしてウィルススキャン データ管理は利⽤者側の責任のため、ウイルスチェックが必要 な場合はユーザー側での対応が必要 S3バケット内ではファイル動作・操作しないためウィルスファイルの影響 は無い
7 ダウンロード先で更なる拡散防⽌ ファイルの受け渡しを⾏うためダウンロード先でのさらなる拡散 を防⽌したいと希望が多い。 既存のアンチウィルスソフトでは要件に合わせた冗⻑性も検討 必要
8 本⽇のアジェンダ 1. S3のマルウェア対策とは 2. Cloud One File Storage Securityとは
3. 費⽤は 4. クラスメソッドでの事例 5. Demo 6. まとめ
9 フローとアーキテクチャー https://cloudone.trendmicro.com/docs/file-storage-security/arch-overview/ (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7)
CloudFormationを使って 15分ぐらいで簡単構築
10 利⽤シーン
11 本⽇のアジェンダ 1. S3のマルウェア対策とは 2. Cloud One File Storage Securityとは
3. 費⽤は 4. クラスメソッドでの事例 5. Demo 6. まとめ
12 C1FSSのライセンス費⽤は︖ 例 ライセンス費⽤(⽶ドル) 1時間あたり1-20ファイルの検索 無料 1時間あたり21-200ファイルの検索 $0.40 /時間 1時間あたり201-400ファイルの検索
$0.60 /時間 1時間あたり400件以上のファイルの検索 $1.10 /時間 • AWS Marketplaceにて従量課金
13 AWSの利⽤費は︖ 1⽇平均200ファイルをスキャン 平均ファイルサイズ2MB 50USD/⽉ https://cloudone.trendmicro.com/docs/file-storage-security/pricing-billing/ (別途Cloud One File Storage
Security費も必要)
14 本⽇のアジェンダ 1. S3のマルウェア対策とは 2. Cloud One File Storage Securityとは
3. 費⽤は 4. クラスメソッドでの事例 5. Demo 6. まとめ
AWS利⽤ガイドラインのサンプル公開(New) 15 クラスメソッドのメンバーズポータルにて AWS利⽤ガイドラインドキュメントのサンプルを提供 AWSを組織的に活⽤するために 定めるルールのサンプルを無償提供 記載例 • AWSアカウント管理 •
ユーザー管理 • AWS利⽤制限 • AWS接続構成 • リソース作成ルール • セキュリティ対策 • 運⽤ • コスト管理 etc. アカウント構成 リソース命名規則
16 公開サイトはMkDocsを使⽤ MkDocsは静的サイトジェネレーター ドキュメントのソースを Markdownで記述 ページ構成やテーマなどの設定は YAMLファイルで指定 S3バケットへデプロイして、 公開
17 詳細はこちら https://dev.classmethod.jp/articles/github-actions-sync-mkdocs-build-to-s3/
18 実際の構成図
19 本⽇のアジェンダ 1. S3のマルウェア対策とは 2. Cloud One File Storage Securityとは
3. 費⽤は 4. クラスメソッドでの事例 5. C1FSSのDemo 6. まとめ
20 構築⽅法の詳細はこちら https://dev.classmethod.jp/articles/cloud-one-file-storage-security/
21 本⽇のアジェンダ 1. S3のマルウェア対策とは 2. Cloud One File Storage Securityとは
3. 費⽤は 4. クラスメソッドでの事例 5. Demo 6. まとめ
22 Cloud One File Storage Securityは 導⼊が⾮常にカンタン サーバレスでS3にアップロードされた時のみ動作 サーバ運⽤不要なため構成に影響をあたえず運⽤
None