Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
論文読み会 KDD2022 | Multi-Behavior Hypergraph-Enhan...
Search
cocomoff
September 02, 2024
Research
0
42
論文読み会 KDD2022 | Multi-Behavior Hypergraph-Enhanced Transformer for Sequential Recommendation
論文読み会の資料です.
(A slide for the paper-reading activity at my company, written in Japanese.)
cocomoff
September 02, 2024
Tweet
Share
More Decks by cocomoff
See All by cocomoff
論文読み会 KDD2024 | Relevance meets Diversity: A User-Centric Framework for Knowledge Exploration through Recommendations
cocomoff
0
110
論文読み会 AISTATS2024 | Deep Learning-Based Alternative Route Computation
cocomoff
0
19
論文読み会 AAAI2021 | Knowledge-Enhanced Top-K Recommendation in Poincaré Ball
cocomoff
0
54
論文読み会 WWW2022 | Learning Probabilistic Box Embeddings for Effective and Efficient Ranking
cocomoff
0
260
ClimaX: A foundation model for weather and climate
cocomoff
0
470
論文読み会 AAAI2022 | MIP-GNN: A Data-Driven Framework for Guiding Combinatorial Solvers
cocomoff
0
170
論文読み会 EMNLP2021 | Decision-Focused Summarization
cocomoff
0
170
論文読み会 AAAI2022 | Online Certification of Preference-based Fairness for Personalized Recommender Systems
cocomoff
0
410
論文読み会 HT2010 | Automatic Construction of Travel Itineraries Using Social Breadcrumbs
cocomoff
0
91
Other Decks in Research
See All in Research
20241115都市交通決起集会 趣旨説明・熊本事例紹介
trafficbrain
0
700
チュートリアル:Mamba, Vision Mamba (Vim)
hf149
5
1.6k
非ガウス性と非線形性に基づく統計的因果探索
sshimizu2006
0
430
Geospecific View Generation - Geometry-Context Aware High-resolution Ground View Inference from Satellite Views
satai
2
130
KDD論文読み会2024: False Positive in A/B Tests
ryotoitoi
0
240
Whoisの闇
hirachan
3
160
第 2 部 11 章「大規模言語モデルの研究開発から実運用に向けて」に向けて / MLOps Book Chapter 11
upura
0
430
2024/10/30 産総研AIセミナー発表資料
keisuke198619
1
380
機械学習による言語パフォーマンスの評価
langstat
6
800
Embers of Autoregression: Understanding Large Language Models Through the Problem They are Trained to Solve
eumesy
PRO
7
1.2k
言語と数理の交差点:テキストの埋め込みと構造のモデル化 (IBIS 2024 チュートリアル)
yukiar
4
920
CoRL2024サーベイ
rpc
1
1.1k
Featured
See All Featured
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
330
21k
Being A Developer After 40
akosma
87
590k
Fashionably flexible responsive web design (full day workshop)
malarkey
405
65k
Unsuck your backbone
ammeep
669
57k
Sharpening the Axe: The Primacy of Toolmaking
bcantrill
38
1.9k
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
65
11k
XXLCSS - How to scale CSS and keep your sanity
sugarenia
247
1.3M
The Art of Delivering Value - GDevCon NA Keynote
reverentgeek
8
1.2k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
44
6.9k
Stop Working from a Prison Cell
hatefulcrawdad
267
20k
Faster Mobile Websites
deanohume
305
30k
Designing Experiences People Love
moore
138
23k
Transcript
Multi-Behavior Hypergraph-Enhanced Transformer for Sequential Recommendation (KDD'22) 読む人: @cocomoff Feb.
27, 2024 (マニアックすぎるので、数式の細かい読解まではやっていません…)
概要 多数の振る舞い (Multi-Behavior) が含まれる系列推薦では、長短期のアイ テム間の関係性を考慮しながら、次のアイテムを推薦する必要がある KDD'22では、アイテム間のハイパーグラフとTransformerを適用して、高精 度に推薦する手法 (MBHE) を提案した コンセプト
(TKDEの別の論文より拝借)
結果の表 (一部) 2つの要素 (グラフ構造&Multi-Behavior) をうまく併用した コンセプト (TKDEの別の論文より拝借)
結果の図 (一部) ユーザ毎に振る舞いの関係性や、系列をいい感じに見る仕組み (fine- grained length )、対象とする振る舞い毎の差、などが観察できる コメント: これだけ見ても意味分からんわ… 本文図6
(いろいろな重みの観察)
提案手法のやりたいことのコンセプト図 (載せただけ) コメント: 特に情報量なし… 本文図1 (a)コンセプト (b)長期・短期に関する重みの違い
提案手法のコンセプト図 構成要素 (a) 埋め込み (b) 低次元埋め込み (Transformerなどを楽にする) (c) (ハイパー)グラフでアイテムなどの情報を集約して伝搬 本文図2
はじめに & やりたいタスク 注意事項 細かい数式の解説は全部やりません 無限に系列推薦の手法が世の中にあり、マニア以外興味ない… 系列推薦 ≒ 系列予測なので、 似たアイデアはどこかで使えるかも?ぐらいの気持ちで説明します
所与: 振る舞いラベル付きデータ 全アイテム 、全ユーザ ユーザ のログ 目的の振る舞い (target behav.) とそれ以外 (aux. behav.) がある タスク 入力: 出力: target behavior (e.g., 購入) なアイテム を予測する (ような モデルを得たい、ということ)
手法の説明(1): 埋め込み 全ては埋め込みからはじめる 系列 中のアイテム の 特徴ベクトル アイテム 、振る舞い 、位置
の要素和 それぞれ 次元に埋め込みする 長さ の を表現する行列 を料理する (e.g., Attention, Transformer) どこかで見覚えのある式 アイテム数 がヤバそうな気配がある (行列積) Transformer を軽くする提案は色々研究されている (はず) 今回も低ランクな Self-Attention モジュールを採用する
手法の説明(2): 低ランク Self-Attention 学習可能な行列: を用いて とかは前ページの とかの意味です (learnable weight mat.)
論文による解説 変換行列 が定義できる (省略) ( )-次元のkey/valueに相当する を ( )-次元の 低ランク埋め込み に変形して、 サイズの計算を避ける
手法の説明(3): 短期・長期パターンの考慮 系列の短期・長期パターンを考慮して aggregation する 簡単な例: 長さ の列に対して、 ずつ移動平均を取る 式:
論文の表記 はあまりよく分からないけど… に集約されているので、ここにもself-attentionを使う こちらのQ/K/Vの重みは適当な型でいい感じに… ( に応じて) コメント: ギュっとしたらここまではすぐできる (たぶん)
続き ここまでで計算したもの : 低ランク埋め込みした情報 : 短期・長期を見た情報 ノリ: 3つの行列を列方向にconcat ( )
して 学習可能な を通す これを1つのヘッドとして、複数用いる ただし 最後に FFN と活性化関数 GELU を通してエンコード完了 コメント: ここまでは Transformer しただけとも言える(?)
寄り道: グラフ構造の利用 トピック2: グラフ構造を利用するとは? 何らかの方法で構築したグラフ構造から、埋め込みベクトルを集約したりし て、新しい特徴ベクトルにする枠組み (e.g., GNN) とあるMDPI論文のグラフィカルアブストラクト (コメント:
こういうタイプの研究 (e.g., グラフの作り方) も無限にあるので本当にオタク以外どうでもいい…)
手法の説明(4): Hypergraph-Enhanced Features 提案手法ではハイパーグラフを使う: 隣接 (普通の辺) より高次の関係性を使 いたいから (コメント: ちょっと珍しい
(かも)) 提案の超辺構造 (1) 長期間の相関関係によるもの (下) (2) アイテム自身のmulti-behaviorによるもの (上) 本文図 (コメント: 図だけだと、何が言いたいのか最初まったく分からん…→次ページへ!)
参考: グラフとハイパーグラフ
続き 提案手法 列 に出現するユニークなアイテム数の超辺を考える 超辺 (ユニークなアイテム に対応) は、 別に定義する重み (略)
が大きい順に 個の と超辺をつくる 二部グラフっぽい情報は隣接行列 で表現できる コメント: なので一見、どこがハイパーグラフかよく分からなかった これを2つ作る ( ) ユニークアイテムが2つ (灰色・オレンジ)なので、こうなる (たぶん)。 点線は超辺の関係性を二部グラフっぽくかいたもの (たぶん)。同じ色しかつながってないのはたまたま (たぶん)。
続き ( ) から2つの重み行列を持つので、くっつけて とする ハイパーグラフと行っているが、要するに2部グラフ (アイテムと超辺) グラフなので、思考停止してmessage passingする アイテム
超辺、頂点 アイテム Hypergraph conv. layer と呼ばれているらしい (なんだそりゃ…) 普通のGraph conv. layerと見た目は一緒 (数式書くのが辛くなった): 何層かpassingして、 を求める 一旦雑に振り返る 持っているもの Transformerっぽい構造から埋め込んできた ハイパーグラフから埋め込んできたもの データが2種類ある (data from different view、と呼ばれている) 2つあるので、重みつけてまとめる (cross-view aggregationと呼ぶ) 何か埋め込みベクトルが出てくるので、クロスエントロピー学習する
提案手法のコンセプト図 (振り返り) 構成要素 (a) 埋め込み (b) 低次元埋め込み (Transformerなどを楽にする) (c) (ハイパー)グラフでアイテムなどの情報を集約して伝搬
本文図2
実験 よくあるデータセットで実験
実験結果 (一部のみ)
実験結果 (ablation) それぞれを引き算した結果
viewの重み と のcross-view aggregation の寄与 系列的な情報 (Transformer部) と、グラフ情報でどちらが寄与したか
手法の性能と系列の長さの関係 正直あまりよく分からない… Groupは長さに応じて5つぐらのクラスタで実験した、という意味らしい
HRと学習エポック 序盤から性能が良い LightGCNとかのシンプルモデルじゃないので結構ムズそうだが、学習が 早いのは確かに良い気がする
ケーススタディ (再掲) 言えそうなこと 2つのaggregationパラメータ で特徴が違う behaivor間と個人間で特徴が違う コメント: 何が嬉しいのか分からん…