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FIFA ワールドカップ 2022を支えたデータ基盤リアーキテクチャ/ Rearchitect...

FIFA ワールドカップ 2022を支えたデータ基盤リアーキテクチャ/ Rearchitecturing of ABEMA's Data Platform that supported the FIFA World Cup 2022

データマネジメントチームでは、FIFA ワールドカップ カタール 2022の過去最大規模のログのインジェストをスムーズに実施するため、データ基盤のリアーキテクチャを行いました。その際の要件や課題について整理し、パブリッククラウドの機能を最大限に活用した現行データ基盤の解説を行います。

https://developer.abema.io/2023/sessions/bZSFgNggOC/?utm_medium=social&utm_source=speakerdeck

CyberAgent

April 19, 2023
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Transcript

  1. W杯サービス要件を満たしたログ基盤を得られた まとめ • 日次集計の遅延を数時間以内とする ◦ 瞬時負荷を追う事だけに囚われず、バッチ処理を適切に使う等、最終的な利用要件で処理の仕方 を最適化することで、安定性、運用の容易性を高める事が達成できた。 • 配信が実施できる限りログも収集する ◦

    マネージドな機能を最大限活用し、最低死守するラインをオブジェクトストレージで確保でき、安心 感があった。 • 試合ごとに柔軟にリソースを確保出来る ◦ 開催期間中、最低限運用が必要な箇所を、内部のメンバーで重点的に管理することで、 大規模なイベント時においても対応柔軟性を出す事ができた。