Necoを⽀えるチームビルディング2020年2⽉18⽇池添 明宏 (@zoetro)
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はじめに▌ここまで紹介してきたようなNecoチームをどのように作ってきたかを解説▌開発プロセスだけでなく幅広い取り組みを紹介します
チーム作りの課題▌インフラ開発のできる⼈材の不⾜▌Kubernetes関連の知識の不⾜▌未知の技術領域での開発プロセス▌チーム外のエンジニア・ユーザーとの交流
課題解決のためのチーム作り採⽤学習開発交流
採⽤
採⽤▌チームが主体的に採⽤活動を実施lJob Descriptionの公開lスキルチェックシート https://git.io/neco-skills▌社内体験⼊部の活⽤▌⽇々の情報発信(blog, 登壇, meetup)
チームメンバー増えました2018年 6⼈2020年2⽉現在 11⼈
学習
メンバーの継続的な学習が必要▌適切な情報収集▌社内勉強会▌チーム⼊れ替え&モブプログラミング
質の⾼い情報を多く仕⼊れて時流を読む▌公式ドキュメント▌OSSのリリースノート▌Kubernetes SIGミーティング▌KEP▌CommunityのSlack▌Twitter▌技術顧問
社内勉強会▌輪読会▌勉強会▌英語レッスン
開発
開発プロセスの課題▌未知の技術を利⽤することが多い▌特定の⼈への知識の偏在化を避けたい▌多様な働き⽅のメンバーを受け⼊れたい▌効率的なオンボーディング体制
開発プロセス▌アジャイル開発プロセス▌毎週振り返りを実施してプロセスを⾒直し▌道具lモブプログラミングl分報lEPICとADR
モブプログラミング▌ほとんどの作業を2〜3⼈で共同作業
チーム⼊れ替え制度▌2〜4⼈のチームに分割▌2週間ごとにチーム替え▌全員が全体を把握している状態を⽬指す
分報▌やってることを垂れ流す▌何か問題が起きた時に、すぐに誰かが反応して助けてくれる。▌後から作業内容を振り返ることができる
EPIC▌タスクをグルーピングしたもの▌EPICオーナーを任命し達成責任を負う▌開始するには3⼈以上の合意。重要EPICはADRの作成とアーキテクトレビューを実施
ADR (Architecture Decision Record)▌アーキテクチャの決定事項を⽂書化▌https://adr.github.io/
交流
チーム外の開発者やユーザーとの交流▌Kubernetesエコシステムの維持・発展に貢献したい▌コミュニティを盛り上げたい▌あわよくば採⽤にもつなげたい
どうするか▌OSS活動▌カンファレンスや勉強会での登壇▌ブログ, Twitter, Slack, Redditで情報発信lCybozu Inside Out: https://blog.cybozu.iolKintone Engineering Blog: https://blog.kintone.io
登壇件数0123456789102018 2019 2020国内 海外
まとめ▌NecoはKubernetesエンジニアとして圧倒的成⻑できるチーム▌今後にもご期待ください。