Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

LeanLanguage2019 リニューアル、こうして不具合は起こった

Sponsored · SiteGround - Reliable hosting with speed, security, and support you can count on.
Avatar for daponta daponta
August 24, 2019

LeanLanguage2019 リニューアル、こうして不具合は起こった

Avatar for daponta

daponta

August 24, 2019
Tweet

Other Decks in Programming

Transcript

  1. 前提 リニューアル箇所 - DB、テーブル構造 - サーバサイド - インフラ - アプリ

    - UI - フロントエンド - 不要な機能の削減 ⇒ システムすべて
  2. 時間いっぱいまで紹介していきます - リレーション先がないデータ - 実はユニークではないカラム - nullは許容するが空文字は許容外のデータ - レコード化されていなかったデータ -

    ハッシュ化ロジックの継承 - 大文字と小文字で一致しないメールアドレス - 整合性のあってないカウントカラム - 移行先のカラムの認識違いによる齟齬 - リリース直後に壊れるライブラリ - SJIS問題 まだまだあるよ★ データの更新ができない 表示に関する不整合 暗号化・ハッシュ化の闇
  3. ① 移行データの更新ができない 1-1 リレーション先が存在しない 例えばコメント削除, 投稿先のtopicは存在しない class Comment < ApplicationRecord

    belongs_to :topic, foreign_key: :topic_id def remove! self.update!(deleted: true) end end > comment.remove! ActiveRecord::RecordInvalid: Validation failed: Topic must exist
  4. ① 移行データの更新ができない 1-3 nullは許容するが空文字は許容外のデータ title未入力はnullであるはずが空文字で登録されているデータが存在する class Novel < ApplicationRecord validates

    :title, length: { in: 1..100 }, allow_nil: true end > novel.title => “” > novel.validate! ActiveRecord::RecordInvalid: Validation failed: Title is too short (minimum is 1 character)
  5. ② 暗号化・ハッシュ化の闇 2 - 1 ハッシュ化ロジックの継承 特定のキーのときに旧ハッシュ化処理が PerlとRubyで一致しなかった ⇒Perlを呼び出すことに def

    self.legacy_hash(password, key) script_path = Rails.root.join("script", "perl", "hash.pl").to_s stdout, stderr, status = Open3.capture3("perl", script_path, password, key) stdout end
  6. ② 暗号化・ハッシュ化の闇 2 - 1 大文字と小文字で一致しないメールアドレス 入力されるアドレス: [email protected] 移行前に登録されている: [email protected]

    当然ながら暗号化後の結果が異なるため認証は通らない ⇒ 全ユーザデータ修正へ User.find_each do |users| email = decrypt(user.email) email.downcase! user.update(email: encrypt(email)) end
  7. ③ 表示に関する不整合 3 - 2 移行先のカラムの認識違いによる齟齬 - レコードの更新日 - 読者向けの作品最終更新日

    - 作家向けの最終保存日 これらの元のデータがない・表示される想定の値ではなかった・入れ替わってしまった ⇒ 表示側で加工 バックエンド・フロントエンド間の認識違い
  8. ④ ライブラリのバージョンが上がって壊れる 小説のエディタ機能に Vueのtiptapというライブラリを使用 → エディタ「ではない」ページのリリース → 突如iOSにてエディタが起動せず ⇒ 原因:tiptapの依存するライブラリの方でマイナーアップデート

    → バージョンをもどして解決かと思われたが …? → 全環境にて起動しなくなる ⇒ 原因:特定のエンジニアが生成した package-lock.jsonでnpm installすると壊れる バージョンの固定・管理は必須