オブジェクト指向で挫折する初学者へ株式会社ラクス山口 良輔
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自己紹介山口 良輔(ryosuke yamaguchi)Twitter: @13_guchi経歴- 生粋の文系出身- 5年前にプログラミング楽しいな〜ってなってこの業界に転職- 4年間SIerに勤め、客先で揉まれてました- 2021年7月ラクスに入社- 現在は楽楽電子保存のバックエンド開発担当好きなもの- バックエンド- Java / Go- OSS- Rebuild- 趣味プログラミング- 写真の加工
なぜオブジェクト指向で挫折するほど最初から理解しようとするのか
オブジェクト指向を考えない- Javaに関しては入門段階で出てくることもあり、初心者には理解がもやっとする→自分のコードに落とせない、あるいは目的のはっきりしないオブジェクトが沢山できる- まずはオブジェクト指向を頭の片隅に追いやり純粋にコードを書いてみる→スパゲティにでも重複処理になってもOK- 自分の知識だけでコーディングしないまずは言語に慣れる・コードを書く感覚を育てることが大事。
テストコードを書く- 学びはじめはテストコードを書くということが後回し・あるいは書かない- テストが書きにくいと感じることが大事- テストコードが汚くても正常系・異常系パターンのテストケースが通るようにする- テストのしやすさを意識することがオブジェクト指向を意識することにつながる
リファクタリングしてみる- 学んだことを少しずつ自分のコードに適用してみる※あまり全てに目を向けると嫌になるのでスコープを絞る→責務を1つに絞るとか重複処理をまとめるなどなど- 可読性を意識する- 必要最低限を意識する※Java8以降はラムダが使えることを忘れてはいけない訳もわからず「オブジェクト指向だから」とどんどんクラスやインターフェースを作って迷宮化しがちなので気を付けましょう
OSSから学ぶ- 学習もしくは業務からだけの知識では一般的ではないあるいは古いパターンもあり知識に偏りが出ることが多い- OSSにある比較的メジャーでメンテナンスされているコードを見てみると感覚を養える- 使っているライブラリやフレームワークがあればそれを見るのが一石二鳥- 隙があれば色々確認(色々な意味含む)してPR出してみるのもあり
兎にも角にもまずはたくさんコードを書きましょう
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