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DENTIS導入事例集(新規開業編)

 DENTIS導入事例集(新規開業編)

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  1. 4 課題‧ニーズ • 紙カルテでの管理をなくしたかった。   • 少⼈数で医院運営ができ、かつ各スタッフが⾃分の役割に集中で きるようなオペレーション構築を実現したかった。   •

    予約‧サブカルテ‧電⼦カルテを1つのシステムで完結したかっ た。 効果 • 電⼦カルテの導⼊、サブカルテの電⼦化によりカルテ‧サブカル テの紛失のリスクをゼロにする事ができた。   • カルテ出しの業務を考慮しなくて良いので、準備に余裕を持って 患者を迎えられる状態ができた。   • システム統⼀で、トラブルシューティング窓⼝の混乱が発⽣しな いようにできた。 ー開業時、どのような⻭科医院を⽬指していましたか 開業時から、衛⽣⼠が何名増えても助⼿が1〜2名で運営ができる体制にしたいと意識していまし た。また、ドクターと衛⽣⼠がそれぞれが⾃分の仕事に集中できる医院にしたいと思っていたの で、実現するための⼿段として、デジタル化を開業当初から進めていく事が⼀番だと考えていま した。 具体的な例で⾔うと、カルテの出し⼊れのためにスタッフを採⽤するのは⾮効率ですし、スタッ フ間の連携‧引き継ぎのために紙を探して結局⼝頭でやりとりして時間がかかるのも⾮効率で す。カルテやサブカルテをすぐに確認できて、出し⼊れ不要なペーパーレスな体制にできれば、 少ない⼈数でも運営できるし、それぞれが⾃分の役割に集中できると思っていました。 以前の勤務先では、カルテは紙で管理していましたが、紙のカルテは管理できているようででき ていなかったと思います。⼈が介在するので必ずしも時系列で整理はされていなかったですし、 カルテ以外の写真や重要書類も含めると管理に限界があると思っていました。また別の患者の ファイルに⼊れてしまうといった資料のコンタミや紛失のリスクもあり、重⼤なトラブルの元を 潜在的に抱えている状態だと考えていました。 そういった経験もあり、いかにデジタルに管理するかは開業するにあたって必須事項と決めてい ました。
  2. 開業前に想定したオペレーションは全て叶っていると思います。必要な情報は全てDENTIS上で ペーパーレスに管理ができており、ファイルの紛失やコンタミは⼀切発⽣していません。またデ ジタル管理のため、全て⾃動で時系列にファイリングされてきますし、レントゲンや⼝腔内写真 も撮影後は⾃動でDENTISに患者と紐づけて保管されるようシステム連携を⾏っていますので、 スタッフのファイリングの⼿間もほとんど発⽣しません。 また電⼦カルテのため、紙カルテの出し⼊れの作業もありません。そのため朝は開院の約15分 前に出勤し、その⽇に使う器具の⽤意と予約の確認をする程度で済んでいます。開院前の準備と 終了時の⽚付けから紙のファイルの出し⼊れ‧整理をなくすだけで1時間程度は削減できている と思います。 ー実際に導⼊されていかがでしたか

    ペーパーレスな運⽤とカルテ⼊⼒が1つのシステムで完結する点です。これをシステム選定の絶 対条件として探していたのですが、私がシステムを探していた2022年当時、私の調べた限りで はDENTIS以外にはありませんでした。 システムも予約管理ツールはA社‧レセコンはB社のように問い合わせ先が複数になるとトラブ ル発⽣時の問い合わせ窓⼝が混乱しますが、1つのシステムで完結できると問い合わせ先を集約 できます。DENTISは複数機能をワンパッケージで提供しているので、問い合わせ先も混乱しま せん。当院は開業時から導⼊するメーカーはなるべく絞って準備をしており、何かあった時の問 い合わせ先もほぼ統⼀されている状態です。 5 ーその中でDENTISの導⼊を決めた理由をお聞かせいただけますか
  3. ①ファイル管理機能 まずファイル管理が圧倒的に良いと感じています。当院では患者さんのサブカルテは⼿書きが⼀ 番早いので紙ベースの⼿書きで作成しているのですが、記⼊後はiPadで撮影をし、DENTIS内に 保管しています。撮影したファイルはタグをつけて管理しています。 タグは「治療計画書」「重要書類」などで作成し管理していますが、つけ忘れたとしてもファイ ルが全て時系列で表⽰されるため、最新のファイルをひと⽬で分かるようになっています。 またDENTIS内アップロードして管理できるようになった事で、サブカルテに記載する内容を充 実できるようになりました。紙での管理の場合、枚数が増えると嵩張りますのでできるだけ少な い枚数で運⽤するために、1週間ごとにまとめて1枚のフォーマットに記載するケースがあると 思います。その場合はスペースの関係上、書ける量が少なくなってしまいますが、当院では1回

    の診療につき1枚のフォーマットでメモを記載する運⽤にしても、紙で保存はしないので嵩張り ません。保存⽅法をデジタル管理にすることでより詳細を記録しておける体制を構築する事がで きました。 ②紹介状作成 紹介状もすぐに作成ができます。DENTIS内のフォームで⼊⼒するのですが、DENTISはクラウド 型で端末を選ばないので、他のWebアプリケーションを開きながら使えますから私は⽣成AIを別 タブで開いておいて、⽂書の校正などに活⽤し作成をしています。3分もあれば作成してお渡し ができ、患者を待たせる事もありません。 ③P検査 衛⽣⼠からはP検査の機能が評判です。検査結果⼊⼒時に前回値を参照して⼊⼒する事ができる ので、診療のたびに1から⼊⼒せず結果の反映、変更箇所のみ修正して完了できるので効率よく 記録ができています。 7 ーDENTISを利⽤してみて機能⾯で良い点をお伺いできますか ーDENTISはどんな医院様におすすめですか 今後はユニットやドクター、衛⽣⼠が増えても助⼿は1〜2名で⼗分に運営できるオペレーション の構築は必須で、少⼈数でどれだけ利益を創出できるかが医院経営の⼤きな課題になると思いま すし、そのためにはデジタル化は必須だと思います。 デジタル化するなら開業当初から進める事を強くおすすめします。まずは紙カルテで運⽤、その 後軌道に乗ったらデジタル化と考えている⽅もいらっしゃるかもしれませんが、多くの場合、オ ペレーションの再編や新しいシステムの習熟等でかなり労⼒が必要になると思います。 利益創出のためにも、周辺機器の充実よりまずはなるべく早期にデジタル化‧ペーパーレス化を 推し進めたほうが良い医院経営をする事ができると思います。
  4. 9 課題‧ニーズ • ⼦育てをしながら医院経営を⾏うので、医院にいなくても操作が できるクラウド型のシステムを探していた   • 予約から会計まで⼀つで業務完結できるようなシステムを探して いた  

    • 時間を効率的に使ってシステムの導⼊準備を進めたかった 効果 • ⾃宅など、場所を選ばずにシステムにアクセスでき、柔軟な働き ⽅を実現できた   • 複数のシステムを利⽤することなく、⼀つのシステムで完結で き、開業時点から効率的にシステムを活⽤できた   • 導⼊準備等も家にいながら、など打ち合わせのための移動をせず に⾏うことができ、効率よく準備することができた ーDENTISを導⼊いただいた理由をお伺いできますか 勤務医時代に予約管理システム‧レセコンなど複数のメーカーのシステムが導⼊されており⾮常 に業務が煩雑でした。例えば、受付スタッフがモニターの画⾯切り替えを駆使して、予約システ ムでスケジュールを確認してからレセコンに切り替え、レセコンにも予約内容を登録して診療内 容を⼊れる。また次回予約を取るために予約システムに切り替えるなど複数のシステム‧端末を 駆使して業務をしている状態でした。複数システムを導⼊すると連携作業も複雑になりますし、 何かトラブルがあったときに原因究明に時間がかかったり、そもそもどこに問い合わせるべき か、など混乱も発⽣していましたので、⾃分が開業するならそういった煩雑さは避けたい、でき るだけシステムを統⼀したいと思っていました。 また、私は⼦育てをしながらの開業を⾏いましたので、時間をより効率的に使いたく、導⼊する ならクラウド型で家に居ながらでも業務ができる形が理想的だと考えていました。 クラウド型で、予約管理やレセコンなど⼀元的に管理できるシステムがないかと考えて、まさに DENTISがそれを叶えられるシステムだと思ったので、DENTISを選びました。
  5. 10 ーDENTISを導⼊して良かった点をお伺いできますか 院外でも作業ができることがとても助かっています。当院は私含めて⼦育てをしているスタッフ ばかりです。全員で「診療後は残業せず医院を出よう」と頑張っています。オンプレ型だと医院 を出てしまうと作業ができなくなってしまいますので、全ての業務を終えてから帰ることになっ てしまいますが、DENTISは⾃宅からでもアクセスできます。⼦育ての隙間時間などに、今⽇の 決済の締めで⽇計表を税理⼠さんに送ったり、翌⽇の予約を確認して備えたりしています。 他にも診療後にWeb予約が⼊ると翌⽇の予定が変わっていることもありますが、翌⽇のスタッフ が⾜りているかとか、介助が必要な⼦供の場合、アシスタントは調整できるかなど院外からでも 確認し事前に準備をすることができます。来院される患者さんの状況によって、⾃宅で予定を変

    更するなど操作できるのでとても便利です。 あとは、Web予約時点で問診回答をいただけるように設定していますので、新しく予約があれば すぐに問診表を⾒て、事前に⾃宅で治療計画などを想定しています。細かく問診に回答してくだ さる⽅もいらっしゃいますので、過去の診療で苦⼿な処置を把握したり、既往歴やアレルギーな どを把握した上で、治療の流れを⾃宅から考えることができます。持ち帰り仕事が多く⾒えます が、⾃宅での仕事はだいたい、5分〜10分の隙間時間で確認をしています。これがもしオンプレ 型のシステムを導⼊していたら、早く出勤して、スケジュール確認して、急遽スタッフを調整し て、などバタバタしていたのではないかなと思います。隙間時間を有効に活⽤できるようになっ たので、⼦育てしながらのワークライフバランスも実現できていますし、同じく⼦育て中のス タッフからも評判がいいですね。 ー新規開業準備についてDENTISで良かった点をお伺いできますか WEBで全て完結できたことだと思います。開業前は忙しくて、週5で勤務先で診療し、休⽇を 使ってコンサル‧ディーラーさんの事務所へ打ち合わせなど、移動で時間を使うことが多かった です。DENTISでは、全てWEBで⾃宅から⾯談し、契約も電⼦サインでWEB上で簡単に契約をす ることができますので移動をする必要がありませんでした。その契約書も電⼦データで残るの で、簡単に税理⼠にお渡しもできます。また、契約後の導⼊準備のための⾯談、DENTISの設定 や練習もクラウドなのでWEBでできます。⾃分の都合がつく時間を無駄なく使うことができま した。 DENTIS⾃体の導⼊コストも機能が⼀体型になっていて、予約システムとレセコンを別々で導⼊ するよりも安く済むこともそうですが、準備にかかる時間的なコストを効率的に使うことができ たので⾮常に良かったですね。
  6. 11 ーDENTISを利⽤してみて機能⾯で良い点をお伺いできます か レントゲンとのシステム連携をしていますので、DENTISに保存されたレントゲン画像を簡単に 患者様に共有できたり、レントゲン画像をカルテ画⾯上で⾒返すこともできて便利だなと思いま すね。 あとは分析の機能も充実していると思います。物販の売れ⾏きなど簡単にグラフで⾒ることがで きるので良いですね。在庫数も把握できるので注⽂の管理もしやすいです。他には、⼊⼒を⾃⾝ で細かく簡単にカスタムできることもいいですね。セット処置のカスタム⽅法はちゃんとサポー トで教えてもらえるので、覚えたら簡単に⾃分が使いやすいように編集できます。

    最後に、サポートについても、チャットで問い合わせできるのは便利だと思っています。最初 チャットに抵抗があったのですが、返信はリアルタイムで早いですし、問い合わせと回答履歴も ⾒返せてスタッフにも共有ができます。電話するほどでもないけど聞きたいという場合でも気軽 に問い合わせできていいですね。 ーDENTISを他の先⽣におすすめできますか? システムを統⼀してコストを抑えたい先⽣や、⼦育て中の先⽣にはおすすめしたいですね。仕事 もプライベートも充実させるためには、効率化が必須だと思いますので、そんな働き⽅を⽬指し たい先⽣⽅にはお勧めしたいと思います。
  7. 13 課題‧ニーズ • 細かな業務コストを削減しシームレス‧効率的な運⽤をしたいと 考えていた   • クラウド型にしてデータの安全な保管やどこでも端末を選ばずに 運⽤したかった 効果

    • クラウドシステム間の連携が取れてスタッフ‧技⼯⼠など様々な 情報のやり取りをシームレスに繋げて連携コストがなくなった   • ワンパッケージで導⼊できたことで問い合わせ先も⼀元化され、 問い合わせコストも削減できた ー新規開業の情報収集はどのようにされていましたか? まず物件探しについては、通常はコンサルや商社などに相談するケースが⼀般的かと思います が、運良く知り合いが審美をメインとした医療ビルを建てたいということで声がかかり、即物件 が決まりました。 院内に導⼊する機材等については、元々⼤学病院で勤務していましたので、出⼊りされる業者さ んから情報を得ていました。その中でまず中⼼においたのはセレックでした。これから開業する にあたっては、簡単な技⼯物は院内で制作できる⽅が患者さんにとっても良いと考えていまし た。またメーカーは複数社が関わってくるとトラブル時に困ると考えていたので、セレックを扱 うメーカーを中⼼にチェアやレントゲンなど、全て完結できるメーカーで統⼀したいと考えてい ました。 同様の考え⽅でカルテなどのシステムも今後はとにかくクラウド化が進むと考えていました。ク ラウドでできるシステムというのを中⼼に考え、機材と同様に複数のメーカーではなく⼀つの メーカーで統⼀したいと考えました。インターネット等で検索していた時にDENTISを⾒つけて ⾃分の考えとあっていそうだったので問い合わせをしました。
  8. 14 ーDENTISを導⼊された理由をお伺いできますか 先ほどの通りですが、クラウド‧DX化という軸で決定しました。前提として、労働⼈⼝が今後 減ることは明らかですし、労働⼈⼝が減るということは様々なことを効率化していかないと私た ちは持たないという危機感がありました。アナログで⾏うことで、それぞれの単位でみると⼩さ なコストの集まりが結局⼤きな⾮効率を⽣み出すと思っています。なので開業時からとにかく余 分なコストをなくすことを考えていました。例えばトラブル時に複数の問い合わせ先に問い合わ せることもコストですし、複数機器を使い分けることもコストになります。他にも最初から印象 はスキャナーの光学印象のみとする、簡単な技⼯物は院内で製作するなどで、不要になる部分は 削っていきました。

    結果的にスタッフの採⽤時でも効果的でしたし、採⽤後も⾊々な負担をスタッフにかけてしまう というようなことも防げていると考えています。 また実際に⽀払う⾦銭⾯から⾒てもオンプレ型ですと数年に1回端末ごと⼊れ替えてその度に⼤ きな費⽤を払うということも余分なコストになると思っていたので、サブスクリプション型で端 末を選ばないクラウド型というのはメリットでした。 ーDENTISに限らずレントゲンシステムもクラウド型ですが、実際 にクラウドで運⽤してみていかがでしょうか 私の医院ではレントゲンなどは全てDentsply Sirona(デンツプライシロナ社、以下シロナ)の クラウドのシステムで統⼀しています。シロナのクラウドシステムは偶然アメリカのYouTubeで 知り、まだ⽇本では販売は決まっていなかった時でした。まずオンプレ型ですと過去の経験上、 DICOMデータやスキャナーのデータ容量が⼤きく、随時外付けのハードディスク(以下、HD)を 追加して保管していて正直⾯倒に感じていました。これがクラウドになったことで以下の点にメ リットがありました。 データ容量が増えてもクラウドサーバー内なので外付けHDを増やす必要がない PCなどが万が⼀破損してもデータが紛失する懸念がない 技⼯所にCTなどのデータを物理的に送付したりする必要がなく、技⼯所にID‧PASSを付与して そのままデータを送ることができる(シロナのDS Core) DENTISで患者登録をするとそのままレントゲン、DS Coreと連携され患者をシステムごとに登 録する必要がない データをスムーズに運⽤するという点では⾮常にメリットが⼤きいです。特に技⼯所の連携は中 四国でこのシステムを導⼊したのがほぼ初めての事例だと思うのですが技⼯⼠の⽅から「こんな に楽なんですね」と⾮常に好評です。またシステム間がちゃんと連携していることはとてもメ リットが⼤きいと感じますね。特にシロナさんもDENTISと連携することでレントゲンからDS Coreに直接患者連携されているのは驚いていました。 また私は様々な講演や広島⼤学の客員講師も⾏っていますが、症例の資料作成なども場所や端末 を選ばずにDENTISを開いてカルテデータやパントモ、CTなどの画像を確認しながら作成できる ので重宝しています。
  9. 19 課題‧ニーズ • 地⽅でもサポート対応を迅速にできるメーカーを探していた   • 過去の勤務先で利⽤していたオンプレ型のシステムでは診療所で しか情報を確認できず、不便を感じていた   •

    開業資⾦が限定されていたため、イニシャルコスト、ランニング コストともに導⼊しやすいツールを探していた 効果 • 導⼊準備から稼働後も、クラウド型のため遠隔で迅速にサポート を受けることができた   • 診療所以外でも予定や過去の診療を確認できるようになり、事前 準備に余裕をもてるようになった   • コスト抑えつつ、予約やカルテの情報を⼀元管理できるように なった ー最初に医院様のご紹介をいただけますか 2024年10⽉から北海道旭川市で開院いたしました。当院の理念は、治療よりも、予防を通じて 患者様の⻭の健康を守ることです。お⼦様から⼤⼈の⽅まで、ご⾃⾝の⻭を⻑く健康に保てるよ う、診療に当たっています。⼦育て中の親御さんにも安⼼してご来院いただけるよう、院内環境 に⼤きなキッズスペースを⽤意しています。保育⼠が常駐しているので、⼩さなお⼦様がいらっ しゃる⽅も、安⼼して治療を受けていただけます。
  10. 20 まず、開業準備は2年前から準備を進め、2024年10⽉の開業を⽬標に準備していました。⼟地勘 が全くなかったので、⼊念に開業場所を調べました。良い⼟地の形で広さがあって、集患が⾒込 める通り沿いでなど、地元の業者さんなどにお話を聞いて回って、1年がかりで決定しました。 次に意識したのはレセコン‧電⼦カルテ選びです。建築スケジュールが決まって、開業の1年前 からレセコン‧電⼦カルテの選定を開始しました。関東近辺はいろんなメーカーさんも⽀社があ るのでサポートも迅速にいただけるのですが、旭川エリアに対応しているメーカーは2〜3社し かない状況です。しかも基本的に札幌などの都市部から訪問されるので、何かあった時のサポー トは、⾞でも最低1時間30分くらいかかります。レセコン‧電⼦カルテはすごく重要なので、迅 速にサポートをしてほしい時にそんな時間はさすがに待っていられないですし、冬は雪の影響で

    サポート⾃体を⼿配できないことも考えられます。 今回、クラウド型のDENTISにしたおかげで、サポートも依頼すればすぐに遠隔で確認いただ き、サポートを受けることができます。また、開業するまでの準備期間においても、DENTIS上 での問い合わせチャットで細やかなサポートを受けることができましたし、当院からDENTIS上 でアクセスの許可を出せば、何が起きているかすぐに実際の画⾯を確認いただきリアルタイムに 回答をもらえます。電話で説明するより、実際⾒ていただきたいシーンはあると思いますが、オ ンプレ型だとそれがすぐにはできません。他にも、問い合わせチャットにていただいた回答は履 歴として残りますので、同じようなことが起きた時にも振り返って確認ができます。クラウド型 ならではのサポートだと思いますし、特に地⽅ではこういったサポートの形はありがたいと思い ます。 ー先⽣は関東近辺でご勤務されていたと思いますが、この度旭川に ご開業されていらっしゃいます。ご経験のない地域でのご開業準備 にあたって意識されていたことはございますでしょうか。
  11. 22 何よりも導⼊にかかるコストが安いですし、電⼦カルテ‧サブカルテと機能もまとまっていて、 他のシステムとの連携性も⾼いので、使いやすいと思います。⼀元管理するために付属機能をた くさんつけたり、複数システムを導⼊したりする必要がないので結果的にランニングコストも安 価に抑えることができると思います。新規開業時は誰しも潤沢な資⾦があるわけではないと思い ますので、DENTISは新規開業の⽅におすすめできます。 今後当院では、DENTISのポータビリティの特性を活かして、訪問診療にチャレンジしてみたい と考えています。⾼齢社会で、今私が診療している患者さん達と⻑くお付き合いしていくことを 考えると、訪問診療は⽋かせないと考えています。DENTISがあれば訪問先でも情報を確認‧カ ルテ⼊⼒等できるので実施していきたいと思っています。

    あとは旭川では地域特性で積雪もありますし、患者様が積雪でお越しに慣れないような状況でも 実施できるオンライン診療もしていきたいと思っています。DENTISにはオンライン診療の機能 もあるので、ぜひ活⽤をしてみたいと考えています。 開業直後は考えられなくても、外来だけでなく、訪問診療‧オンライン診療など患者様に合わせ てサポートできる⼿段を医院運営する中で検討される時期が来ると思います。患者様がずっと健 康でいてもらえるようサポートを続けていくことで、地域の⽅々に還元できるのではないかと考 えていますし、それを医院の成⻑にあわせて実現できる機能が備わっているのでこれからも DENTISの拡張に期待したいと思います。 ー開業される医院様にクラウド型の電子カルテ DENTISはお勧めで きますか?
  12. 24 課題‧ニーズ • 開業時から本質的な業務に集中するため電⼦カルテを導⼊した かった • データのバックアップなど考えるとクラウド型サービスで検討し ていた • 電⼦カルテ‧レセコンだけでなく、予約管理など各種ツールもデ

    ジタルに管理したかった 効果 • 紙カルテを出し⼊れするという業務が最初から不要になり、本質 的な業務に集中することができた • そもそも紙カルテの保管スペースを内装の設計段階から考える必 要がなくなり、院内の空間レイアウトを拡張できた • クラウド型で場所にとらわれず患者様からの問い合わせ時にカル テを確認でき、即時対応することができた ー新規開業でDENTISを導⼊された理由をお伺いできますか 私は以前病院に勤めていたのですが、紙カルテで管理していたのでカルテの出し⼊れにかなりの 時間を要していました。そもそもカルテを探すなどの業務は、本質的に必要ないと思っていまし たので開業するなら電⼦カルテを導⼊したいと思っていました。 とはいえ、⻭科では電⼦カルテ黎明期でメーカーの種類も多くありません。オンプレ型のレセコ ンも検討はしたのですが、開業するにあたって紙カルテを作ることと、紙カルテの保管スペース が必要なことも嫌で電⼦カルテを検討しました。 ただし、オンプレ型だとリースした端末に何かあったときのバックアップの点を懸念していまし たので、データの安全性からクラウドがいいのかなと思っていました。クラウド型の電⼦カルテ で、さらに予約管理などの機能も⼀括でできるものを開業で⼿伝っていただいた業者様やイン ターネットなどで「⻭科 電⼦カルテ」と調べたり、Facebookなどを通じて探していたところ、 予約から電⼦カルテ、レセプトなどの機能をトータルで管理できるDENTISを⾒つけて導⼊を決 めました。
  13. 26 ー医院での具体的な運⽤⽅法をお伺いできますか ①受付 【⽤意されている端末】 受付PC ‧タブレット端末‧オンライン資格確認端末‧カードリーダー 【運⽤詳細】 予約管理‧操作はPCで⾏っています。タブレットはDENTISにデジタル問診機能があるので、患 者様に問診の⼆次元バーコードを表⽰するように置いています。問診は患者様のスマートフォン などで⼊⼒してもらっています。オンライン資格確認はDENTIS連携して利⽤しています。

    ②各チェアでの診察 【⽤意されている端末】 タブレット端末(スタッフに1台)‧PC(診察室中央に設置) 【運⽤詳細】 衛⽣⼠はタブレットでP検査を⼊⼒したり資料を作成しています。 私はタブレットでカルテ履歴 を確認しつつ、カルテ⼊⼒は診察室の中央にあるPCで⾏っています。 ③会計‧次回予約 【⽤意されている端末】 受付PC‧タブレット端末‧会計端末(カード等決済⽤) 【運⽤詳細】 クレジットカード等⽀払いできる端末も⽤意しています。 次回予約を取る際は、タブレットで 患者様が指定した⽇を開いて空きを確認しつつ、PCで⼊⼒するようにしています。タブレットが サブディスプレイみたいになっていますね。 問診はタブレットで二次元バーコードを表示し、患者様のスマートフォンなどで読み取りをしてデジ タルに記入いただけます
  14. 27 ー分析機能やサブカルテのアクティビティ機能など、導⼊後にリ リースされた機能はどのように活⽤されていますか 分析機能で確認できるデータはたくさんありますが、その中でも私は延べ患者数や新患数を⾒て います。患者数が先⽉と⽐べてどうだったか、きちんと増えているのかを確認しながら、着実に 患者数が増えているか、医院が成⻑できているのかを気にしています。 アクティビティについては主に衛⽣⼠が利⽤しています。業務記録として各患者のアクティビ ティ欄にコメントを残すようにしています。業務記録に関しても紙を使わず、デジタルで記録を 残す運⽤をとっています。 ー新規開業ということもあり新規個別指導を経験されたと思いま

    す。電⼦カルテでの新規個別指導について、差し⽀えなければ具体 的にご準備されたことや事前の対策、当⽇のご対応などお話いただ ける範囲でお伺いできますか 当院は24年3⽉に新規指導でした。準備としては提出しなければいけないことやカルテの準備な ど正しく⾏うことは当然ながら⾏いました。なので臨床的な事項や事務的な事項というより電⼦ カルテでの新規指導という点についてお話しします。 まず、⼀般的に個別指導はカルテを紙で持参します。しかしDENTISは電⼦カルテですので印刷 したものは⾔うなれば原本ではなく「最新のカルテのコピー」です。カルテである以上履歴が必 要です。なのでそれを踏まえて準備と当⽇についてお話しします。 準備 事前に厚⽣局の⽅に「電⼦カルテである」というのはきちんと伝えておきました。その上で必要 になる「医療情報システムの概況(⻭科診療所)」などは事前に記載して準備しておきました。 当⽇ 1号⽤紙‧2号⽤紙の形式でカルテ印刷をしたのとあわせて、カルテである以上履歴が必要で す。DENTISは電⼦カルテのため全ての変更履歴がカルテに記録‧保存されており常に確認がで きます。ですので、その変更履歴を全て印刷し、合わせて持参しました。 あとは各種質問がありますが、「電⼦カルテとは何か理解はしているのか」「どんな運⽤をして いるのか」というのはかなり細かく聞かれた印象です。 回答としては「電⼦カルテなので誰が‧いつ‧どんな⼊⼒操作をして‧どう変更されたのかなど 全ての履歴が反映されていること」「それらの証跡として変更履歴を持参したこと」を含めてお 伝えしました。 また電⼦カルテの運⽤として、DENTISでは各スタッフにIDを発⾏する形になっていますので 「各スタッフごとのIDでログインをしていること」「誰が操作したかの履歴も記録されているこ と」もお伝えしました。またこれはメドレーさん側の対応ですが、この電⼦カルテが3省2ガイ ドラインに準拠していることも合わせてお伝えしました。 総じて通常の新規個別指導の準備は当然ながら、まだ⻭科では電⼦カルテ黎明期ですので運⽤す る側もきちんと電⼦カルテとは何かを理解しておくことは⼤事かなと思います。
  15. 32 導⼊の流れ 製品紹介‧デモ • デモ画⾯をお⾒せしながら製品をご紹介します • 必要に応じてトライアル環境のIDとパスワード発⾏するので、ご⾃⾝で操作確認もいただけます お申し込み • WEB上で申込書にご捺印‧ご署名をいただきます

    • DENTISの申し込みはクラウドサインというWEBサービスを利⽤しています アカウント発⾏ • お申し込み後3営業⽇をめどに、貴院専⽤のDENTISアカウントを発⾏します • 初期費⽤はこの時点で決済されます 利⽤準備 • 利⽤開始に必要な各種設定をお願いします • かかりつけ⽀援プランは2ヶ⽉‧トータル⽀援プランは3ヶ⽉が準備期間の⽬安です • 専属サポートがご⽀援します。データ移⾏‧システム連携‧HPバナー掲出などもお⼿伝いします 利⽤開始 • 利⽤準備が完了したら利⽤開始となります • ⽉額費⽤は、利⽤開始後最短の1⽇から毎⽉決済されます STEP 1 STEP 2 STEP 3 STEP 4 STEP 5 050-1751−0849 受付時間 10:00〜19:00 (土日祝・年末年始休み) 株式会社メドレー 歯科診療所事業部 DENTIS ▼ ⻭科のデジタル化に興味のある⽅は、お気軽にお問い合わせください ▼ DENTISについて詳しくは こちらのQRコードを 読み取ってご確認ください appendix サービス概要