Lock in $30 Savings on PRO—Offer Ends Soon! ⏳
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
乗りこなせAI駆動開発の波
Search
Ikko Eltociear Ashimine
December 08, 2025
Technology
0
140
乗りこなせAI駆動開発の波
2025年のAI活用を総まとめ!実践から振り返るTalk Night(
https://findy.connpass.com/event/374042/
)の登壇資料です
Ikko Eltociear Ashimine
December 08, 2025
Tweet
Share
More Decks by Ikko Eltociear Ashimine
See All by Ikko Eltociear Ashimine
AIファーストな開発プロセスへ:AI駆動開発の核心を解説する
eltociear
1
95
AIと人間が一緒に書く時代へ〜AI駆動開発のゆるい入り口〜
eltociear
0
56
Cursorハンズオン実践!
eltociear
2
1.4k
AIエージェント就活入門 - MCPが履歴書になる未来
eltociear
0
900
pre-AI全盛時代で君たちはどう生きるか
eltociear
0
98
AI駆動開発、 猫からシーサーへ進化中。 現場での実践と未来
eltociear
0
560
OSS活動はいいぞ
eltociear
0
140
AI駆動開発 〜 生成AIが導く未来の開発手法
eltociear
0
400
初めての管理職での大失敗談
eltociear
0
360
Other Decks in Technology
See All in Technology
21st ACRi Webinar - Univ of Tokyo Presentation Slide (Ayumi Ohno)
nao_sumikawa
0
120
小さな判断で育つ、大きな意思決定力 / 20251204 Takahiro Kinjo
shift_evolve
PRO
1
430
Oracle Database@AWS:サービス概要のご紹介
oracle4engineer
PRO
0
140
Databricksによるエージェント構築
taka_aki
1
130
たかが特別な時間の終わり / It's Only the End of Special Time
watany
27
7.1k
モバイルゲーム開発におけるエージェント技術活用への試行錯誤 ~開発効率化へのアプローチの紹介と未来に向けた展望~
qualiarts
0
480
Symfony AI in Action
el_stoffel
2
380
ブロックテーマとこれからの WordPress サイト制作 / Toyama WordPress Meetup Vol.81
torounit
0
370
シンプルを極める。アンチパターンなDB設計の本質
facilo_inc
2
1.6k
AI時代の開発フローとともに気を付けたいこと
kkamegawa
0
880
Security Diaries of an Open Source IAM
ahus1
0
120
ML PM Talk #1 - ML PMの分類に関する考察
lycorptech_jp
PRO
1
620
Featured
See All Featured
Chrome DevTools: State of the Union 2024 - Debugging React & Beyond
addyosmani
9
1k
Building Applications with DynamoDB
mza
96
6.8k
Fashionably flexible responsive web design (full day workshop)
malarkey
407
66k
Learning to Love Humans: Emotional Interface Design
aarron
274
41k
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
38
3k
Mobile First: as difficult as doing things right
swwweet
225
10k
How to train your dragon (web standard)
notwaldorf
97
6.4k
Producing Creativity
orderedlist
PRO
348
40k
Site-Speed That Sticks
csswizardry
13
990
Statistics for Hackers
jakevdp
799
230k
RailsConf & Balkan Ruby 2019: The Past, Present, and Future of Rails at GitHub
eileencodes
140
34k
Java REST API Framework Comparison - PWX 2021
mraible
34
9k
Transcript
乗りこなせ AI駆動開発の波 Ikko Eltociear Ashimine GitHub: @eltociear 𝕏: @eltociear 2025/12/8
2025年のAI活用を総まとめ!実践から振り返る Talk Night
1. 自己紹介 2. (姿勢) AIは信じるな 3. (現場) それでも開発は激変した 4. (数字)
数字が示す現在地 5. (市場) ツール爆発のリアル 6. (学習) AI自身にルールを育てさせる 7. (未来)これからの話 8. まとめ Agenda
Ikko Ashimine / 一功 安次嶺 AI駆動開発勉強会 LLM-jp 勉強会 株式会社 I-Tecnology
取締役/CAIO/CADO mugend AI 合同会社 AI駆動開発コンソーシアム 発起人/ボード Solana Superteam Japan Contributor Wavee エバンジェリスト GitHub: @eltociear Facebook: IkkoEltociearAshimine LinkedIn: ikko-ashimine 𝕏: @eltociear
refs: https://findy-code.io/badges
AI駆動開発とは AI-Driven Development(AI 駆動開発)は従来のソフトウェ ア開発を大きくかえる開発手法・開発思想です。 プロダクト企画、要件定義、ソフトウェア設計、 コーディング、テスト、リリースのすべてのフェーズにおいて、 生成AI・LLMを主導的に利用することで、 プロダクトの企画からリリースまでのサイクルを統合し、開発 スピードの向上と、品質の統一、プロダクトのリリースタイム
の高速化を行います。 refs: https://www.ai-driven.dev/
AI駆動開発とは AI駆動開発( AI-Driven Development )は、企画からリリースまで全工程を生成 AI主導で 統合し、開発スピードと品質、リリース速度を同時に高める新しい開発手法です。 GPT-5.1 AI駆動開発は、企画からリリースまで全フェーズで生成 AIを主導的に活用し、
開発スピード・品質・リリース速度を向上させる開発手法です。 Opus 4.5 AI駆動開発は、企画からリリースまでの全工程で生成 AIを主導的に活用し、 開発スピードの向上と品質の統一を実現する手法です。 Gemini 3 Pro
AI駆動開発って結局なに? AI駆動開発とは 「AIと会話しながら作る開発プロセス」 コードを書く力 → 「AIに伝える力」へ 「AIに書かせる」じゃなく、「 AIと一緒に作る」時代
OpenAI GPT-5.1 11/12 AWS Kiro (IDE) 11/17 最近のAI駆動開発に関わるリリース Google Antigravity
(IDE) Gemini 3 11/18 Anthropic Claude Opus 4.5 11/25 Anthropic Claude Sonnet 4.5 Claude Code v2.0.0 9/29
2. AIは信じるな
AIは信じるな AIの弱点 AIに与えるセンサー(自律検証) それっぽい diff → 変更事実を見る 理由がズレる テスト →
思考のズレを結果で殴る 前提が壊れる ログ → 前提条件を実行結果で見る 将来壊れる 静的解析 → 未来の地雷を事前に潰す
AIは信じるな ① コードを書かせる ② 再検証プロンプトを投げる 例:「この対応内容が本当に正しく問題が無いか再検証して」 ③ diff / test
/ log / 静的解析で自己検証 ④ 人間が最終判断を下す
AIは信じるな ❌ AIは危ないから気をつけよう ✅ AIは危ない構造をしている → だから「感覚器官」を与えて自己検証させる AIを信じるな、AIに疑わせろ。
3. それでも開発は激変した
それでも開発は激変した Before (人が全部) After (AIが先行) 要件 人 要件 AI案 設計
人 設計 AI案 実装 人 実装 AI テスト 人 テスト AI 調査 人 調査 AI 2023年 補助ツール 2025年 作業の先行実行主体
それでも開発は激変した AIは危険だから制御しろ が、もう後戻りできないほど現場は変わった 人間はレビュー、判断、責任に全集中 人間は実作業担当 から 意思決定装置 へ
4. 数字が示す現在地
数字が示す現在地 refs: https://www.swebench.com/ late October 70.6%
数字が示す現在地 refs: https://www.swebench.com/ late October 70.6% Today 74.4%
数字が示す現在地 SWE-bench (Bash only ) 74.40% 最高水準の AIモデル(Claude 4.5 Opus
)は 実運用タスクの約 3/4を正しく処理可能 refs: https://www.swebench.com/
5. ツール爆発のリアル
ツール爆発のリアル OSS AI駆動repoが420
ツール爆発のリアル
6. 情報を蓄積して AIを進化させる
情報を蓄積して AIを進化させる
情報を蓄積して AIを進化させる
7. これからの話
これからの話 1、エンジニアの役割は設計と責任に寄る 役割:書く人 → 壊れない構造を作る人 2、「このコード誰が書いた?」問題が来る 人間証明:採用・契約・責任で 必ず問題化 3、AI ×
Web3 はまだ早い。でも相性はいい AI × Web3 :署名・DID・検証可能 AIで後から効いてくる 未来はまだ曖昧だが問題だけはすでに見えている
これからの話
AIが書いたコードに魂はあるのか? ・AIが書いたコードも、人間の意図で動いている ・魂は書いた手ではなく、書かせた想いに宿る ・AI駆動開発=共創の文化 AIは手を動かす。人は想いを動かす。
これからの話 *noblesse oblige * エンジニアは AI駆動開発OSSにcontribute して Vibe Coder の地盤を固める
8. まとめ
まとめ ✅ AIは信じるな ✅ でも使い倒せ ✅ 人間は設計と責任に集中 ✅ AIは疑わせて育てる この波、
飲まれるか。乗りこなすか。
Thank you for your attention 🐈
AI駆動開発コンソーシアムのご案内 目的 生成AIを前提とした新たな開発スタイル『AI駆動開発』の啓蒙と知見共有を、 企業の枠を越えて実施し、国内企業全体の競争力強化とイノベーション創出に 貢献する。 活動内容 ・エンタープライズ領域におけるAI駆動開発 実践と知見共有 ・『AI駆動開発カンファレンス』等、エンタープライズ向けのAI駆動開発勉強会 やイベントの実施
・AI駆動開発のエンタープライズ領域における課題整理と施策提言 ・国内企業における AI駆動開発の導入推進組織『AIDD CoE』の啓蒙 ・上記企業における AI駆動開発 最高責任者『CADO』の知見共有 ご興味のある方は懇親会 アンケートにてご連絡ください!