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Cursorハンズオン実践!

 Cursorハンズオン実践!

AI駆動開発 ハンズオン会 #1 【Cursor Workshop Tokyo】用の資料です
https://aid.connpass.com/event/368524/

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Ikko Eltociear Ashimine

October 10, 2025
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  1. Ikko Ashimine / 一功 安次嶺 AI駆動開発勉強会 LLM-jp 勉強会 株式会社I-Tecnology 取締役/CAIO/CADO

    株式会社Oshibloom mugend AI 合同会社 AI駆動開発コンソーシアム 発起人/ボード GitHub: @eltociear Facebook: IkkoEltociearAshimine LinkedIn: ikko-ashimine 𝕏: @eltociear
  2. フリー素材を提供する世界最大級のサイト ・無料で使える 写真・イラスト・動画・音楽 を提供 ・商用利用 OK・クレジット表記不要(※規約要確認) ・世界中のクリエイターが投稿した素材を API経由で取得可能 今回のハンズオンでやること 1⃣

    検索キーワードで Pixabay API を呼び出す 2⃣ 返ってきたデータをブラウザに表示(写真カード化) 3⃣ 「お気に入り」「動画」などタブを追加していく Pixabay って?
  3. 1. Pixabay へアクセス 2. 右上のJoin(参加) → Sign Up から新規登録 3.

    ログイン状態のまま Pixabay API へアクセス 4. key (required) から緑色になっている API_KEY を取得 APIの取得方法(後で使用)
  4. 各ユーザーに一意に発行される「利用者 ID」 →このキーをURLに含めてアクセスすることで誰のリクエストかを識別します 前述の「APIが窓口」であれば「 API_KEY は暗証番号」 SNSやGitHub などのpublic リポジトリに含めるのは 絶対NG!!!!!!

    ※GitHub= 自分のコードを保存して世界中の人と共有・協力できる場所。 GitLab 等も類似 ※public リポジトリ=誰でも見られるフォルダ。 private リポジトリは見られる人を指定可能 例: https://github.com/cursor/cursor/ , https://github.com/eltociear/cursor_handson_20251010 ⚠API_KEY の使用上の注意点
  5. 最初のプロンプト 新しいディレクトリを作成してください Pixabay API を使って、検索キーワードから写真を取得し、ブラウザ上に表示する シンプルな index.html を生成してください。 (HTML/CSS/JavaScript のみで、ローカル

    HTTPで動作するように) 【要件】 - Pixabay の画像 APIを使用(無料) https://pixabay.com/api/?key=YOUR_KEY&q=cat&image_type=photo - 結果を 20枚表示(サムネイルのみ) - 検索フォームを上部に配置して再検索できるようにする - APIキーは const PIXABAY_KEY = 'YOUR_KEY' として定義 - デザインはシンプルで OK(後で拡張予定) 出力は index.html 1 ファイルでお願いします。 ここにあります →:https://github.com/eltociear/cursor_handson_20251010/blob/main/FIRST_PROMPT
  6. ポイントは3つ!できるだけ具体的に伝えると精度 UP❤ 1⃣ どこで(画面・場所) 2⃣ 何が(現象) 3⃣ どうなってほしい(期待) 🔺「画像が出ないので直して」 🔵「画像カードの中の写真が表示されない。リンク切れを直してほしい」とか

    ChatGPT さん「Grid の画像カード(.thumb )で一部サムネが 404。webformatURL が空のとき previewURL にフォールバックして画像が必ず表示されるよう index.html の JS 内 normalizePhoto() を修正して。」 上手くいかない時は?
  7. プロンプト (2) 前ステップで作った index.html を、見た目と体験を大幅に改善した版として作り直してください。 (HTML/CSS/JS 単一ファイル。ローカル HTTPで動作) 【変更・追加】 -

    ヘッダーを固定( sticky )にして検索フォームを常時表示。検索ワードは URLクエリ (q)に反映・復元。 - レスポンシブなカードグリッド(モバイル 2列〜PC4列)。CSS変数・ダークテーマ。 - カード:サムネ+作者名バッジ。ホバー時に軽い拡大 /シャドウのアニメーション。 - ローディング状態は「スケルトンカード」を表示。取得完了で置き換え。 - 結果0件時の空状態 UI(アイコンとメッセージ)。 - エラー時はトースト通知。再検索で自動的に消える。 - アクセシビリティ: img に alt、ヘッダー要素に適切な role。 - API_KEY は書き換えないでください。 【出力】 - 完成した index.html (全コード)。差分でなくフル出力。
  8. プロンプト (3) 現状の index.html を拡張し、カードクリックで拡大表示できるモーダルを追加してください。 (HTML/CSS/JS 単一ファイル。フルコードで提示) 【要件】 - カードクリックでモーダルを表示。中身は

    <img> で最大化し、背景を半透明で暗く。 - 右上に閉じるボタン( Esc でも閉じる)。フォーカストラップでモーダル内の操作に限定。 - 左右矢印キーで「前 /次」の画像にナビゲーション(同検索結果の並び順)。 - 先読み最適化:モーダル表示中は前後の 1枚をプリロード。 - 画像の“blur-up” 演出:最初は低解像度 (previewURL) をぼかして表示 →本画像(webformatURL/largeImageURL) が読み込めたら切り替え。 - メタ情報:作者名( Pixabay ページへのリンク)とタグ( #tag)をモーダル下部に表示。 - アクセシビリティ: dialog 相当の役割、 aria-label 等を適切に付与。 - API_KEY は書き換えないでください。 【据え置き】 - 検索・カード UI・スケルトンは前ステップの仕様を維持。
  9. プロンプト (4) index.html をさらに拡張し、縦スクロールで次ページを自動取得できる「無限スクロール」を実装してください。 (HTML/CSS/JS 単一ファイル。フルコード) 【要件】 - デフォルトを 40件表示に変更。

    - IntersectionObserver を用いた無限スクロール( 40件ずつ追加)。最下部に sentinel を置く方式。 - 取得済み IDを Set で保持し、重複表示を防止。 - 画像は <img loading="lazy"> を使って遅延読み込み。表示直前でプリロードする簡易ロジックも可。 - 現在の検索状態( q, page )を URL に反映し、戻る /進むで状態復元できるように( history.pushState / popstate )。 - フッターに「 Back to Top 」ボタン(スクロールでフェードイン)。 - エラーや API残件なし時の振る舞い(読み込み停止・控えめなメッセージ)。 - ページの最下部に到達した場合、自動で次のページをロードしてください。 - API_KEY は書き換えないでください。 【据え置き】 - モーダル、カード UI、ヘッダー、スケルトンは維持・連携。
  10. プロンプト (5) index.html をさらに拡張し、お気に入り機能をつけてください。 (HTML/CSS/JS 単一ファイル。フルコード) 【要件】 - お気に入り:カード右上に「★」トグル。クリックで localStorage('fav_media_v1')

    に保存 /解除。 - ヘッダーに「 Favorites 」タブを追加:お気に入りのみ一覧表示。通常検索と状態が切り替え可能。 - クイック検索チップを実装(例: Nature/City/Food/Animals/Technology )。クリックで q を置き換え再検索。 - テーマ:ダーク /ライトの切り替え( CSSカスタムプロパティ+ prefers-color-scheme 対応)。切替状態は localStorage に保存。 - マイクロインタラクション:カードのホバーに “ふわっ ”としたアニメ、モーダルオープン時のフェード /ズーム。すべて CSS トランジションで軽量。 - アクセシビリティ仕上げ:タブは role="tablist" 準拠、ボタンに aria-label 、キーボードフォーカスリングを見やすく。 - パフォーマンス:不要なイベントリスナ解放、オブザーバやタイマーのクリーンアップ、画像のプレースホルダ戦略( previewURL →webformatURL )。 - API_KEY は書き換えないでください。 【注意】 - Pixabay の利用規約に配慮し、カード下部に小さく “Images from Pixabay” とリンク表記(フッター)を追加。
  11. 音声リアクティブ・リング+字幕デモ ・Web Audio API × Web Speech API × Canvas

    2D 開発の目的 ・声や音に合わせて 光のリング(波紋) を描画 ・同時に 音声認識字幕 をリアルタイム表示 ・イベント会場で「声を出すと画面が反応する!」体験を提供 音声反応Webアプリ(中級)
  12. UI構成 ・中央:フルスクリーン Canvas (リングアニメーション) ・左上:コントロールパネル  ・Start/Stop  ・感度スライダ  ・色テーマ( Classic /

    Neon )  ・ノイズゲート閾値  ・字幕オン /オフ ・右下:音声認識字幕(途中結果+履歴) 音声反応Webアプリ