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調理場で使うタブレット専用アプリ をどうつくったか -STORES モバイルオーダー 実装の...
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Kenta Enomoto
December 04, 2025
Technology
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調理場で使うタブレット専用アプリ をどうつくったか -STORES モバイルオーダー 実装の舞台裏-
STORES Tech Conf 2025 "What would you do?" で登壇した際の資料です
https://storesinc.tech/conf/2025
Kenta Enomoto
December 04, 2025
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Transcript
調理場で使うタブレット専用アプリ をどうつくったか -STORES モバイルオーダー 実装の舞台裏- Kenta Enomoto
榎本 健太 STORES ブランドアプリチーム iOS エンジニア enomot_ enomoto 自己紹介
1. STORES モバイルオーダーとは 2. 私たちが直面した「制約」 3. 制約の中で下した判断 4. 開発の結果とタイムライン 5.
まとめ アジェンダ
STORES モバイルオーダー とは
注文から決済、受け取りまでを スムーズにデジタル化するプロダクト STORES モバイルオーダーとは • モバイルオーダーサービスを 簡単に導入できる仕組み • 注文、決済、受け取りまでをス ムーズに
キッチンディスプレイとは 調理場で使われるタブレット専用アプリ • 調理場でオーダー情報をリア ルタイムに把握 • オーダーのステータスを変更 し、お客さまに進捗を通知
2. 私たちが直面 した「制約」
制約 6 1. 調理場特有の要件 2. ビジネスのスピード感と、限られたリソースによる、 事業上の制約
制約①:調理場特有の要件 一般的なアプリとは異なる現場環境からの要求 • 一覧性 ◦ 一画面で必要な情報がすべてわかるUI • 即時性 ◦ 新しい注文に「すぐ」気づくことができる通知やUI
• 堅牢性 (端末) ◦ 故障に強い端末(例:防水性)を選択可能であること
実際に使われている現場 (iki Roastery & Eatery さま)
実際に使われている現場 (iki Roastery & Eatery さま)
実際に使われている現場 (iki Roastery & Eatery さま)
実際に使われている現場の様子 (iki Roastery & Eatery さま)
制約①:調理場特有の要件(再掲) 一般的なアプリとは異なる現場環境からの要求 • 一覧性 ◦ 一画面で必要な情報がすべてわかるUI • 即時性 ◦ 新しい注文に「すぐ」気づくことができる通知やUI
• 堅牢性 (端末) ◦ 故障に強い端末(例:防水性)を選択可能であること
制約②:事業上の制約 ビジネスのスピード感と、限られたリソースによる制約 • ゼロからの新規開発 • ビジネス要求に応えるための早期リリース • Android版 のリリースが必須 ◦
端末の選択肢のため • 少人数チームと技術スタックの制限
制約の中で下した 判断
制約の中でどのように判断をしたか MUST/前提として満たす必要あり • Android版の提供 • 一画面で情報がわかる UI • 早期リリース •
エンジニアリソースの不足 • ゼロからの開発 WANT/妥協できる • ネイティブらしいリッチな UI ◦ 凝ったアニメーション ◦ 複雑で美しいデザイン • iOS版の早期リリース 全てはトレードオフである
制約への回答 1. Kotlin Multi Platform / Compose Multi Platform という技術選定
◦ Android 版の提供 ◦ 早期リリース ◦ エンジニアリソースの不足 2. UI 設計による問題解決 ◦ 一画面で情報がわかるUI
制約への回答①:技術選定 Kotlin Multiplatform / Compose Multiplatform (KMP / CMP) Shared
UI Compose Multiplatform Shared logic Kotlin Multiplatform
制約への回答①:技術選定 Kotlin Multiplatform / Compose Multiplatform を選定 • Android 版を先行リリース
• iOS 版も要望が上がる可能性が高い • 仮に iOS をネイティブで作り直しになっても、 KMP / CMP の コードは Android の資産として活かせる • 業務アプリのため、プラットフォーム固有の UI の作り込みは少 ない
技術選定上の工夫 プロトタイピング • リリース前の時点では CMP を用いた事例はまだ少なかった • 実装に先駆けて2週間のプロトタイピングを実施 • マルチプラットフォーム環境での開発効率を検証
KMP/CMP による実装の詳細を知りたい方へ https://2025.droidkaigi.jp/timetable/944860/
制約への回答②:UI設計と工夫 • 1画面で情報がわかる UI の設計 • ボトムシート UI
制約への回答②:UI設計と工夫 1画面で情報がわかる UI の設計
制約への回答②:UI設計と工夫 ボトムシート UI
開発の結果と タイムライン
Android 版の成果 Android 版 • 通常の Android ネイティブ開発に対して、1.3倍程度の工数でリ リース (KMP/CMP
のキャッチアップも含む) • Jetpack Compose の知識があれば UI 実装で迷う部分は少な い
iOS 版の成果 iOS 版 • 実装着手からおよそ 2 ヶ月でリリース • Android
版と 90 %のコードを共有 • コードを共有できないだけモジュール分割と DI を用いて分離す る手法を用いた
開発タイムライン プロダクト 構想 2024/03 Android版 開発着手 2024/08 Android版 リリース 2024/12
2025/03 iOS版 リリース 制約の中での迅速なリリースを実現 技術選定/ 設計
得られたもの 採用した技術選定は、 STORES として 今後の資産としても活用できる基盤になった
まとめ
得られたもの 制約から最適解に辿り着く • まず制約をすべて明らかにすること • その中で最も重要なビジネス上の制約を特定し、遵守する • 守るべきものを決めれば、最適な設計は自ずと浮かび上がる