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DeFi2.0、そして2022年のDeFi

 DeFi2.0、そして2022年のDeFi

2021年12月15日に開催したフィンテックエンジニア養成勉強会#20のトーク「DeFi2.0、そして2022年のDeFi」(Fracton Ventures 鈴木 雄大さん)の発表スライド。
https://fintech-engineer.connpass.com/event/228873/

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Transcript

  1. Fracton Ventures ©Fracton Ventures, Inc ➢ Fracton Venturesは日本で最もWeb3.0エコシステムを構築し、 DAOに 貢献することをチームで行うをミッションに掲げている会社です。

    3 Web3.0 (自己主権型Web社会) DAO (Decentralized Autonomous Organization ≒自律分散型組織) • 日本における DAOフレームワーク開発 • プロジェクトの DAO化 • 会社組織を DAO化する観点での組織改革 • Web3.0リサーチ&研修業務、啓蒙活動 • 事業会社との Web3.0領域での新規事業立案 • Web3.0スタートアップとの協業 @wecandaoit
  2. Co-Founder 2017年からブロックチェーン業界にて業務を開始、スター トアップインキュベーターを経て、東証一部上場企業マ ネーパートナーズグループにて新規事業として、暗号資産 ・ブロックチェーン事業を着手、グループ戦略を牽引。 Yudai Suzuki / 鈴木 雄大

    Co-Founder / CTO ソフトウェアエンジニア。機械学習やブロックチェーンを 使ったアプリケーションを開発。前職でブロックチェーン人 材を育成するスクールで講師や教材開発。 Naoki Akazawa / 赤澤 直樹 ©Fracton Ventures, Inc Co-Founder 2013年から、シードアクセラレーター、ソーシャルイ ンパクトファンド、 IoT特化ファンド、ブロックチェーン アクセラレーターにてスタートアップの投資、支援を 行う。 Toshihiko Kamei / 亀井 聡彦 @9dai_5 @tolehico @akazawa_naoki Shinya Mori / 守 慎哉 Fracton Ventures株式会社リサーチャー。 DAO分野に強みを持ち、コモンズ・公共財にお けるガバナンスのあり方などのリサーチを担 当。その他CoinPost×あたらしい経済で立ち上 げた「CONNECTV」の共同編集長をも務める。 2017年より暗号資産への投資を開始。海外プロジェ クトの日本アンバサダーなどを務め、日本コミュニ ティの拡大や運営を担当。現在は、 Algorandやブ ロックチェーン学習サービス PoLのアンバサダーなど を務めている。 ビニール @vvinyll 日本スタートアップ、外資エンタメ、海外 MBAを経て 様々な企業のコーポレート戦略 /PR支援を実施。 2017年より暗号資産への投資、ベンチャー企業への PR支援を開始。 Yui Kanazawa @wecandaoit
  3. ©Fracton Ventures, Inc Back office スタートアップなどを支援する会社にて、 Back office、コ ミュニティサポート業務を経験後、 2018年独立。主にス

    タートアップなどへ様々な角度からサポートを行なってい る。2021年11月よりFractonへ参画。主に back officeを担 当。 Akiko Kikuchihara / 菊地原 晶子 2018年より暗号資産への投資を開始。海外取引所の立ち 上げ時にマーケターとしてシェアの拡大や運営を経験。現 在は、佐賀大学を休学して、あらゆる摩擦を軽減する組織 の在り方にコミット。 Yusuke Osoegawa/ 小副川 祐輔 @osoeysk Fracton Ventures株式会社リサーチャー。 DeFiを中心にク リプト全般のリサーチを行いながら、 Solanaブロックチェー ンの普及を担う Collectiveグループの一員としても活動。 またJPYC株式会社にてリサーチを担当するとともに、 UXD Protocolでも活動を行っている。 Kento Teramoto / 寺本健人 @salmon_crypto @wecandaoit Engineer & Researcher 2021年より、CryptoおよびBlockchainの驚異的な可能性 に気づき、Blockchainエンジニアになることを決意。現在 Blockchainの基本的な構造、アルゴリズムの理解を深め つつ、将来的には NEAR Protocolのような次世代のチェー ンのR&Dを担当予定。 Yusuke Ikeda @Osaifu_Crypto Head of Partnerships Fintech Consultant, Tokyo CEO, XYLEM Networks Developer & Consultant, Mistletoe Developer, Sony IIT Chennai Siddharth Pillai @sidvpillai
  4. インキュベーション事業 ©Fracton Ventures, Inc Fracton Incubation 2021 ➢ 日本初となるWeb3.0特化のインキュベーション プログラム。海外Crypto

    VCとして、IOSG、 Hashed、BR Capitalなどが参加する本格的な プロジェクト、スタートアップ支援プログラム。 ➢ ステルス開催を行った Batch0ではInsureDAO のインキュベーションを成功させている。 https://fine2021.studio.site/ @wecandaoit
  5. 共同Web3.0プロジェクト ©Fracton Ventures, Inc MetaTokyo アソビシステム株式会社、 ParadeALL株式会社との共同プロジェ クトとしてMetaTokyoの実施を発表。Decentralandにグローバル 文化都市を創るプロジェクト。 既にMetaTokyoチームではDecentralandの土地を購入済。

    2021年11月には展示施設SPACE by MetaTokyoを Decentraland上に展示開始。MetaTokyoのデジタル住民票 MetaTokyo Passを販売。5時間で100枚全てを完売した。 Tokyo Frog Kings 金メダリストの競泳北島康介氏率いる、プロスイミングチー ム「Tokyo Frog Kings」をチーム自体でWeb3.0化を図るプ ロジェクトを共同で開始 写真:幻冬舎あたらしい経済さま @wecandaoit
  6. NEAR Foundationからの助成金 ©Fracton Ventures, Inc NEAR Accelerator India + Grant

    パブリックブロックチェーン NEARのインドでのWeb3.0の起業家育成、Dapps育成の為のアクセラレーションプログラムに メンターとして、日本から唯一 参画。起業家向けにDAOの講義を行った。また2021年11月にはNEAR Foundationから助成金(Grant)を二度獲得。アジア最多の助成金獲得企業と なっている。 @wecandaoit
  7.  DeFiを支える階層 ©Fracton Ventures, Inc Public Blockchain Smart Contract User Interface

    ・全自動で特定の動作を行うコード ・ノードが分散されたパブリックブロックチェーン ・一般的に操作が可能となる操作画面 (Website) • Decentralized Finance = 分散型金融 • パブリックブロックチェーンの上にデプロイされるスマートコントラクトを元に提 供される金融サービス 14 プロトコルと呼ぶ @wecandaoit
  8. CONFIDENTIAL DeFi Chaosmap 2021 ©Fracton Ventures, Inc 15 DEX Yield

    Firming Lending Delivative Option Insurance Fiat backed Stablecoin Crypto backed Stablecoin Aggregator Index Others Researched by Fracton Ventures (Dec, 2021) Algo Stablecoin @wecandaoit
  9. CONFIDENTIAL ©Fracton Ventures, Inc Liquity • Liquity(リクイティ)は暗号資産を裏付けて発行するステーブルコインのプロトコル • プロトコル本体は単一のスマートコントラクトであるが、サードパーティとして他の DeFiサービスがスマートコン

    トラクトを操作し、ステーブルコインの発行を行うツールを提供している。 • Liquity自体では直接スマートコントラクトを操作する環境を提供していないことが特徴 • 各サードパーティでは、提供元が異なるサービス手数料を徴収している。 分散型暗号資産裏付けステーブルコイン Source: Liquity 事例 @wecandaoit
  10. CONFIDENTIAL ©Fracton Ventures, Inc Aave ARC • DeFiプロトコルとして第4位の規模を持つレンディングマーケット「 Aave」を、KYCを完了した投資家のみが利 用できるようにしたプロダクト。

    • 金融機関などはマーケットの参加者がクリーンであることを証明する必要がある →参加者全員がKYC済のマーケットで、DeFiのオープンイノベーションを活用できる • 米国でライセンスを取得した事業者がマーケットの保守に参加可能。 機関投資家向けDeFi Source: Aave 事例 @wecandaoit
  11. 2022年のDeFiのBIG Trends ©Fracton Ventures, Inc 20 Traditional Finance connects DeFi

    @wecandaoit DeFi on Mobile Source: Argent Source: Forbes
  12. AGAIN: なぜDeFiは重要なのか ©Fracton Ventures, Inc 21 Vitalik Buterinの回答 Bloombergのインタビューで Vitalikは、Ethereumのキラーアプリを尋ねられ

    てその一つとして”DeFi”と即答している。 そして、既存のテクノロジーによって作られた既 存金融サービスよりも、ブロックチェーンベース の金融システムが優れているとの持論を展開 し、Crypto is Futureという趣旨の回答を行って いる。 https://youtu.be/UUzsWTunbT4?t=937 自動化 ✕ 収益性 ✕  公共性 Source: Bloomberg(Youtube) @wecandaoit
  13. Let’s dive into Web3.0 & DAOs with us Contact Us

    [email protected] Email Address ©Fracton Ventures, Inc 東京都品川区西品川 1-1-1 9F TUNNEL TOKYO内 顧問弁護士:斎藤創弁護士(創・佐藤法律事務所) Fracton Ventures株式会社 22 @wecandaoit