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SaaS事業の成否を分けるプライシング戦略

 SaaS事業の成否を分けるプライシング戦略

↓動画版はこちらから↓
https://youtu.be/YXLwmPP2334

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SaaSにおいてめちゃが100回つくほど重要な『ユニットエコノミクス』。

(計算式)
ユニットエコノミクス = LTV(顧客生涯価値) / CAC(顧客獲得コスト)

このうちLTVは、商品価格 × 継続期間で求まりますので、”商品価格”はとても重要です。
であるのにも関わらず、いつもスポットライトがあたるのは下記のテーマではないでしょうか?

・チャーンレートを下げるには?(継続率を上げるにはには?)
・より効率良く顧客を獲得するには?(CACの最適化)

いうまでもなく、チャーンやCACはもちろん大事ですが、今回はあえて普段スポットライトのあたりにくい『プライシング』についての内容となっております。

プライシングは非常に奥が深いテーマですので、今後また別の切り口でもプライシングについて取り上げたいと思います。

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Transcript

  1. PSM分析 安すぎる(非受容最低価格) 0% 0円 500円 1000円 1500円 2000円 2500円 3000円

    3500円 4000円 4500円 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 安い(受容最低価格) 高い(受容最高価格) 高すぎる(非受容最高価格) 需要価格 2. プライシングの方法
  2. 3. 考慮すべきこと Sales駆動 Marketing駆動 金額 ターゲット 商品の複雑性 導入ハードル 高い エンプラ

    高い(説明が必要) 高い(サポートが必要) 安い 個人・小規模 シンプル 低い(自動オンボーディング)
  3. 3. 考慮すべきこと 市場規模の大きさは? TAM TAM(Total Addressable Market) → ある事業が獲得できる可能性のある全体の市場規模 SAM

    SAM(Serviceable Available Market) → ある事業が獲得しうる最大の市場規模 SOM SOM(Serviceable Obtainable Market) → ある事業が実際にアプローチできる顧客の市場規模