Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

データエンジニアとアナリストチーム兼務になった件について

gree_tech
November 11, 2021

 データエンジニアとアナリストチーム兼務になった件について

GREE Tech Conference 2021 で発表された資料です。
https://techcon.gree.jp/2021/session/ShortSession-2

gree_tech

November 11, 2021
Tweet

More Decks by gree_tech

Other Decks in Technology

Transcript

  1. • [言語] SQL, Python • [ログ保管] BigQuery,Aireflow • [可視化] BigQueryから可視化するツールの知識

    • スプレッドシート連携(GAS) • Data Portal 役に立ったスキル+必要だと感じたスキル • ゲームエンジンの知識(Unity、Cocos2d-x) • Firebase • Docker • kubernetes 必要なスキル 役に立った
  2. 19 エンジニアが分析業務を行うメリット/デメリット 1. ログを実装する際にアナリストとのコミュニケーションコストが減った 2. 気になる数値を自分で分析できるように(自分で実装した部分が実際にど う機能しているか見るなど) 3. KPI、マーケティング用語への理解が深まる 4.

    設計側と実装側両方の気持ちがわかるように メリット 1. 用語、定義などの学習コストが高め(マーケティング用語など) 2. MTG、資料作成の比重・回数が多くなる 3. 設計側と実装側両方の気持ちがわかるように デメリット
  3. まとめ エンジニアがアナリストを兼務 • 分析業務自体への理解が深まり、アナリストと連携が取りやすく • エンジニア業務でも設計・定義の理解が早まり効率的に実装可能に • アナリストで必要なスキルがエンジニアと重なる部分が多い • 得た知識は双方の業務で活用できる

    今後は分析で欲しいログを自分で設計して自分で入れられる エンジニア/アナリストを目指したい! (アナリスト側は見たいログをちゃんと入れられる&プロダクトの工数も減らせてハッピー)
  4. 22

  5. 例:ユーザーテストで何の数値を見るべきかの提案 開発フェーズごとの役割と他部署との連携(実際の例) 定量:ログの数値から分析 • 継続率 • ガチャ回数 • アンインストール率 •

    ゲームの進捗度合い 定性:アンケートから分析 • ユーザー属性(年齢・性別) • 満足度 • 不満点 • 課金欲 • やってほしいイベントなど
  6. まとめ エンジニアとアナリスト業務を経験することは両方の業務に利点がある と感じた エンジニア • ログなどの設計の意図がわかる • 分析・マーケ用語への理解が深まる ◦ アナリスト、マーケチームとの話

    し合いがスムーズに • ドキュメント作成の精度が向上 アナリスト • より実装しやすい設計が可能 • エンジニアの工数感が分かり、連携し やすく ◦ エンジニアとの話し合いがスムー ズに • 自らログなどの実装を担当できる
  7. 36 分析業務のイメージとギャップ 1. 「何を解決したいか」をヒアリング&分析を提案 2. データを収集 3. 分析結果をまとめ&報告 1. 各所とMTG、提案書作成、要件設計

    2. ログ設計、ログ収集・整形部分の実装 3. 分析作業、レポート作成 データエンジニアの頃は このログ実装を担当していた
  8. 定量:ログの数値から分析 • 継続率 • ガチャ回数 • アンインストール率 • ゲームの進捗度合い 定性:アンケートから分析

    • ユーザーの属性 • 満足度 • 不満点 • 課金欲 • 要望 例:CBTで何の数値を見るべきかの提案