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開発者の定量・定性データを組み合わせて開発者体験を把握するための取り組み

ham
September 17, 2024

 開発者の定量・定性データを組み合わせて開発者体験を把握するための取り組み

2024年9月18日、デブサミ関西で登壇したスライド
https://event.shoeisha.jp/devsumi/20240918/session/5296

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September 17, 2024
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Transcript

  1. © Findy Inc. 2 開発生産性が向上する方法を探求しているエンジニア! Ruby / Rails / React

    / TypeScript / AWS Agile / DevOps / Developer Productivity / DevEx Stock Investment 浜田 直人 Naoto Hamada (ham) @hamchance0215
  2. © Findy Inc. ファインディが展開するエンジニアプラットフォーム サービス紹介 ToC / ToB 正社員エンジニアの採用 約12万人のエンジニアと880社以上のテッ

    ク企業をマッチング。 マッチングサービス フリーランスエンジニアの採用 5万人以上のフリーランスエンジニアの成 功報酬型の人材紹介サービス。 外国籍エンジニアの採用 インドを中心とした海外のハイスキルエン ジニアと日本企業をマッチング。 SaaS / ToB エンジニア組織の見える化 GitHubやJiraを解析し、エンジニア組織の 見える化と生産性向上をサポート。 組織分析SaaS ToC / ToB 開発ツールのレビューサイト 実際に利用している企業の声を元に、開発 ツールの導入や検討に必要な情報を集約。 企業の技術選定をサポート。 開発ツールメディア ※ 各種数値は、2024年6月時点のFindy転職、Findy Freelance、Findy Team+、Findy Globalの4サービスの累計での社数及び登録者数です。 なお、1社又は1名の方が複数のサービスに登録している場合は、そのサービスの数に応じて複数のカウントをしています。 β 版 4
  3. © Findy Inc. 5 Findy Team+(チームプラス)とは? 開発生産性の可視化、開発プロセスの伸びしろの発見、継続的 な改善をサポート 生産性可視化 生産性向上

    事業開発スピード加速 (開発スピードの向上により、仮説検証スピードも加速) 開発プロセス改善 (開発フロー・配置・ツールの伸びしろを可視化・最適化) 文化づくり・自己組織化 (メンバーの自発的な改善促進、改善を称賛する文化作り) データ 連携 Engineer Engineer 開発組織ブランディング (エンジニアは、開発生産性が高い組織で働きたい) Recruit Biz
  4. © Findy Inc. 7 Agenda - なぜ開発者体験(DevEx)を把握したいのか? - DevExについて -

    DevExの測定方法 - DevExの測定結果 - やってみた感想と今後の伸びしろ
  5. © Findy Inc. 9 「3人のレンガ職人」 - 旅人が3人のレンガ職人に「何をしているのですか?」 - 1人目の職人は「レンガを積んでいる」と答え、仕事に不満 を抱えています

    - 2人目の職人は「壁を作っている」と答え、家族を養うため に働いていることを誇りに思っています - 3人目の職人は「歴史に残る大聖堂を建てている」と答え、 自分の仕事が社会に貢献することに喜びを感じています
  6. © Findy Inc. 10 「3人のレンガ職人」 - 旅人が3人のレンガ職人に「何をしているのですか?」 - 1人目の職人は「レンガを積んでいる」と答え、仕事に不満 を抱えています

    - 2人目の職人は「壁を作っている」と答え、家族を養うため に働いていることを誇りに思っています - 3人目の職人は「歴史に残る大聖堂を建てている」と答え、 自分の仕事が社会に貢献することに喜びを感じています - 同じ仕事でも、意義や目的意識を持つことで、 モチベーションや幸福度が向上 - より大きな目標やビジョンを持つことで、 日々の仕事にやりがいや充実感を見出すこと ができる - 自らの仕事に責任と誇りを持つことで、積極 的な姿勢で仕事に取り組むことができる
  7. © Findy Inc. 11 エンジニアに当てはめる - EMが3人のエンジニアに「何をしているのですか?」 - 1人目のエンジニアは「コードを書いている」と答え、仕事 に不満を抱えています

    - 2人目のエンジニアは「プロダクトを作っている」と答え、 家族を養うために働いていることを誇りに思っています - 3人目のエンジニアは「エンジニアのプラットフォームを創 っている」と答え、自分の仕事が社会に貢献することに喜 びを感じています
  8. © Findy Inc. 12 エンジニアに当てはめる - EMが3人のエンジニアに「何をしているのですか?」 - 1人目のエンジニアは「コードを書いている」と答え、仕事 に不満を抱えています

    - 2人目のエンジニアは「プロダクトを作っている」と答え、 家族を養うために働いていることを誇りに思っています - 3人目のエンジニアは「エンジニアのプラットフォームを創 っている」と答え、自分の仕事が社会に貢献することに喜 びを感じています - エンジニアも同様! - 開発する目的が明確かつ共感していることで、 やりがいを見出すことができ、モチベーショ ン高く、積極的な姿勢で開発に取り組むこと ができる
  9. © Findy Inc. 13 エンジニアに当てはめる - EMが3人のエンジニアに「何をしているのですか?」 - 1人目のエンジニアは「コードを書いている」と答え、仕事 に不満を抱えています

    - 2人目のエンジニアは「プロダクトを作っている」と答え、 家族を養うために働いていることを誇りに思っています - 3人目のエンジニアは「エンジニアのプラットフォームを創 っている」と答え、自分の仕事が社会に貢献することに喜 びを感じています - ビルドトラップにハマりづらい - 工数とインパクトをトレードオフした提案が できる - 開発する目的を理解しているので、目的に沿 っていないものを作っていることに気づいた り、目的を達成のための工数が少ない代替案 を提案することができる
  10. © Findy Inc. 15 モチベーション && アウトプット量 - 両方を高めていくことが重要 -

    開発者のモチベーションや幸福度 - 開発者のアウトプット量 両方を測れる 良い指標ないかな?
  11. © Findy Inc. 16 モチベーション && アウトプット量 - 両方を高めていくことが重要 -

    開発者のモチベーションや幸福度 - 開発者のアウトプット量 両方を測れる 良い指標ないかな? 両方を把握するための指標 DevEx: 開発者体験 (Developer Experience)
  12. © Findy Inc. 18 DevExの参考記事 https://queue.acm.org/detail.cfm?id=3595878 - DevEx: What Actually

    Drives Productivity - 2023年3月にソフトウェ アエンジニア向け雑誌 [acm queue]に寄稿 - DevEx in Action - 2024年1月にソフトウェ アエンジニア向け雑誌 [acm queue]に寄稿 https://queue.acm.org/detail.cfm?id=3639443
  13. © Findy Inc. 19 DevExとは? - 開発者が自分の仕事についてどのように感じ、考え、価値 を見出すかをまとめたもの - DevExを改善することは、生産性だけではなく、満足度、

    エンゲージメント、従業員の定着率を高める - DevExの改善がもたらす効果 - 開発者:より高い生産性と創造性 - チーム: より良いコード品質とイノベーション - 組織: より高い定着率と利益
  14. © Findy Inc. 20 DevExの三次元 - DevExに影響を与える3つの要素 - フロー状態 (Flow

    State) - 認知負荷 (Cognitive Load) - フィードバックループ (Feedback Loops) https://queue.acm.org/detail.cfm?id=3595878
  15. © Findy Inc. 21 フロー状態(Flow State) - 活力に満ちた集中、楽しみを伴う精神状態 - フローに入ると、生産性の向上、イノベーション、成長に

    つながる - 仕事を楽しむことでより良いパフォーマンスを発揮して、 より高品質な製品を開発する
  16. © Findy Inc. 22 フロー状態(Flow State) - 活力に満ちた集中、楽しみを伴う精神状態 - フローに入ると、生産性の向上、イノベーション、成長に

    つながる - 仕事を楽しむことでより良いパフォーマンスを発揮して、 より高品質な製品を開発する - 深く集中して業務を行う時間を大幅に確保し た開発者は、生産性が50%向上 - 仕事に魅力を感じている開発者は、生産性を 30%高く感じている
  17. © Findy Inc. 24 認知負荷(Cognitive Load) - 開発者がタスクを実行するために必要な精神的処理の量 - 認知負荷が高い場合、タスクの完了に追加の時間と労力を

    費やす必要がある - コードの理解度が高いと答えた開発者は、低 いか全くないと答えた開発者よりも、42% 生産性が高いと感じる - ツールや作業プロセスが直感的で使いやすい と感じる開発者は、理解しにくいと感じる開 発者に比べて、50%革新的だと感じている
  18. © Findy Inc. 25 フィードバックループ (Feedback Loops) - 作業中のものに関するフィードバックと学習のループ -

    迅速なフィードバックループは、開発者が迅速に作業を完 了することを可能にする - 遅いフィードバックループは、開発プロセスを中断させ、 タスク切り替えによりフラストレーションや遅延を引き起 こす
  19. © Findy Inc. 26 フィードバックループ (Feedback Loops) - 作業中のものに関するフィードバックと学習のループ -

    迅速なフィードバックループは、開発者が迅速に作業を完 了することを可能にする - 遅いフィードバックループは、開発プロセスを中断させ、 タスク切り替えによりフラストレーションや遅延を引き起 こす - コードレビューが早いと答えた開発者は、遅 いと答えた開発者より、20%革新的だと感 じている - 開発者の質問に迅速に回答できるチームは、 回答が遅いチームと比較して、技術的負債が 50%少ない
  20. © Findy Inc. 30 DevExの三次元の測定方法 - PERCEPTIONS:開発者の定性情報 - 開発者の認識を開発者サーベイなどで抽出 -

    WORKFLOWS:開発の定量情報 - システムやプロセスのデータから抽出 - KPIS - 上記2つだけを測定すると個別最適になってしまう可能 性がある - 個別最適にならないように開発組織が目指すべき目標を 定義して達成状況を確認
  21. © Findy Inc. 32 PERCEPTIONS フィードバックループ 認知負荷 フロー状態 自動テストの速度と出 力に対する満足度

    コードベース の複雑さの認 識 集中して中断を避け る能力の認識 ローカル変更を検証す るのにかかる時間に対 する満足度 本番テストの デバッグの容 易さ タスクやプロジェク ト目標の明確さに対 する満足度 本番に変更をデプロイ するのにかかる時間に 対する満足度 ドキュメント 理解の容易さ オンコールの際の中 断性の認識
  22. © Findy Inc. 35 WORKFLOWS フィードバックループ 認知負荷 フロー状態 CI結果を生成するのに かかる時間

    技術的質問に対す る回答を得るのに かかる時間 会議や中断なし でブロックする 時間の数 コードレビューのター ンアラウンドタイム 変更をデプロイす るために必要な手 動ステップ 計画外のタスク やリクエストの 頻度 デプロイリードタイム ドキュメントの改 善頻度 インシデントの 頻度
  23. © Findy Inc. 36 WORKFLOWS フィードバックループの項目を定量指標へ置き換え - CI結果を生成するのにかかる時間 - CIの平均実行時間

    - コードレビューのターンアラウンドタイム - レビュー依頼からレビュー完了までの時間 - デプロイリードタイム - 変更のリードタイム(Four Keys)
  24. © Findy Inc. 37 WORKFLOWS 認知不可の項目を定量指標へ置き換え - 技術的質問に対する回答を得るのにかかる時間 - マージ済みプルリクエスト数

    / 人 / 日 - 変更をデプロイするために必要な手動ステップ - リリースPRが作られてからデプロイするまでの時間 - ドキュメントの改善頻度 - ドキュメントの改善のプルリクエスト数
  25. © Findy Inc. 38 WORKFLOWS フロー状態の項目を定量指標へ置き換え - 会議や中断なしでブロックする時間の数 - 1日あたりのミーティング時間

    - 計画外のタスクやリクエストの頻度 - 勤務時間あたりのトイル対応時間の割合 - インシデントの頻度 - インシデント数 / 月
  26. © Findy Inc. 41 KPIS 開発組織のKPIとして3つ定義 - ソフトウェアを提供するプロセスが容易であること - Four

    Keys - 開発者サーベイ - 従業員のエンゲージメントや満足度が高いこと - 従業員サーベイの結果 - 計画していた開発がデリバリーされていること - 月次の開発計画の予実 - 開発者サーベイ
  27. © Findy Inc. 45 DevExの測定 フィードバックループ 認知負荷 フロー状態 PERCEPTIONS 自動テストの速度と出力に対する

    満足度 コードベースの複雑さの認識 集中して中断を避ける能力 の認識 ローカル変更を検証するのにかか る時間に対する満足度 本番テストのデバッグの容易 さ タスクやプロジェクト目標 の明確さに対する満足度 本番に変更をデプロイするのにか かる時間に対する満足度 ドキュメント理解の容易さ オンコールの際の中断性の 認識 WORKFLOWS CI結果を生成するのにかかる時間 技術的質問に対する回答を得 るのにかかる時間 会議や中断なしでブロック する時間の数 コードレビューのターンアラウン ドタイム 変更をデプロイするために必 要な手動ステップ 計画外のタスクやリクエス トの頻度 デプロイリードタイム ドキュメントの改善頻度 インシデントの頻度 KPIS ソフトウェアを提供するプロセスが容易であること 従業員のエンゲージメントや満足度が高いこと 計画していた開発がデリバリーされていること
  28. © Findy Inc. 46 DevExの測定 フィードバックループ 認知負荷 フロー状態 PERCEPTIONS 自動テストの速度と出力に対する

    満足度 コードベースの複雑さの認識 集中して中断を避ける能力 の認識 ローカル変更を検証するのにかか る時間に対する満足度 本番テストのデバッグの容易 さ タスクやプロジェクト目標 の明確さに対する満足度 本番に変更をデプロイするのにか かる時間に対する満足度 ドキュメント理解の容易さ オンコールの際の中断性の 認識 WORKFLOWS CI結果を生成するのにかかる時間 技術的質問に対する回答を得 るのにかかる時間 会議や中断なしでブロック する時間の数 コードレビューのターンアラウン ドタイム 変更をデプロイするために必 要な手動ステップ 計画外のタスクやリクエス トの頻度 デプロイリードタイム ドキュメントの改善頻度 インシデントの頻度 KPIS ソフトウェアを提供するプロセスが容易であること 従業員のエンゲージメントや満足度が高いこと 計画していた開発がデリバリーされていること 開発者 サーベイ 指標 指標 & サーベイ
  29. © Findy Inc. 47 DevExの測定 フィードバックループ 認知負荷 フロー状態 PERCEPTIONS 自動テストの速度と出力に対する

    満足度 コードベースの複雑さの認識 集中して中断を避ける能力 の認識 ローカル変更を検証するのにかか る時間に対する満足度 本番テストのデバッグの容易 さ タスクやプロジェクト目標 の明確さに対する満足度 本番に変更をデプロイするのにか かる時間に対する満足度 ドキュメント理解の容易さ オンコールの際の中断性の 認識 WORKFLOWS CIの平均実行時間 マージ済みプルリクエスト数 / 人 / 日 ミーティング時間 / 人 / 日 レビュー依頼からレビュー完了ま での時間 リリースPRが作られてからデ プロイするまでの時間 勤務時間あたりのトイル対 応時間の割合 変更のリードタイム(Four Keys) ドキュメントの改善のプルリ クエスト数 インシデント数 / 月 KPIS Four Keys 開発者サーベイ「ソフトウェアを提供するプロセスが容易だと感じますか」 従業員サーベイ 開発計画の予実 開発者 サーベイ 指標 指標 & サーベイ
  30. © Findy Inc. 48 DevExの測定 (赤 < 黄 < 緑)

    フィードバックループ 認知負荷 フロー状態 PERCEPTIONS 自動テストの速度と出力に対する 満足度 コードベースの複雑さの認識 集中して中断を避ける能力 の認識 ローカル変更を検証するのにかか る時間に対する満足度 本番テストのデバッグの容易 さ タスクやプロジェクト目標 の明確さに対する満足度 本番に変更をデプロイするのにか かる時間に対する満足度 ドキュメント理解の容易さ オンコールの際の中断性の 認識 WORKFLOWS CIの平均実行時間 マージ済みプルリクエスト数 / 人 / 日 ミーティング時間 / 人 / 日 レビュー依頼からレビュー完了ま での時間 リリースPRが作られてからデ プロイするまでの時間 勤務時間あたりのトイル対 応時間の割合 変更のリードタイム(Four Keys) ドキュメントの改善のプルリ クエスト数 インシデント数 / 月 KPIS Four Keys 開発者サーベイ「ソフトウェアを提供するプロセスが容易だと感じますか」 従業員サーベイ 開発計画の予実
  31. © Findy Inc. 49 DevExの測定 (赤 < 黄 < 緑)

    フィードバックループ 認知負荷 フロー状態 PERCEPTIONS 赤: 1.0〜3.0 黄: 3.0〜3.5 緑: 3.5〜5.0 自動テストの速度と出力に対する満 足度 3.7 コードベースの複雑さの認識 3.3 集中して中断を避ける能力 の認識 3.9 ローカル変更を検証するのにかかる 時間に対する満足度 4.0 本番テストのデバッグの容易 さ 3.1 タスクやプロジェクト目標 の明確さに対する満足度 4.1 本番に変更をデプロイするのにかか る時間に対する満足度 4.2 ドキュメント理解の容易さ 3.1 オンコールの際の中断性の 認識 3.4 - 3未満はなく全体的に良い状態 - コードベースの複雑さはコードが増加すると落ちるので継 続的にリファクタを入れている - 本番監視やドキュメントやオンコールなどは伸びしろあり
  32. © Findy Inc. 50 DevExの測定 (赤 < 黄 < 緑)

    フィードバックループ 認知負荷 フロー状態 WORKFLOWS CIの平均実行時間 Frontend: 10分 / Backend: 5分 緑: 〜3分 黄: 3〜5分 赤: 5分〜 マージ済みプルリクエスト数 / 人 / 日 3.7件/人/日 緑: 4件〜 黄: 2〜4件 赤: 〜2件 ミーティング時間 / 人 / 日 1.6h 緑: 〜2.0h 黄: 2.0〜4h 赤: 4h〜 レビュー依頼からレビュー完了ま での時間 1.7h 緑: 〜1.0h 黄: 1.0〜4.0h 赤: 4.0h〜 リリースPRが作られてからデ プロイするまでの時間 1.1h 緑: 〜1.0h 黄: 1.0〜4.0h 赤: 4.0h〜 勤務時間あたりのトイル対 応時間の割合 5.58% 緑: 〜5% 黄: 5〜10% 赤: 10%〜 変更のリードタイム(Four Keys) 14.2h 緑: 〜24.0h 黄: 24.0〜120.0h 赤: 120h〜 ドキュメントの改善のプルリ クエスト数 29件 緑: 5件〜 黄: 1〜5件 赤: 0件 インシデント数 / 月 5件 緑: 〜4件 黄: 4〜12件 赤: 12件〜
  33. © Findy Inc. 51 DevExの測定 (赤 < 黄 < 緑)

    フィードバックループ 認知負荷 フロー状態 WORKFLOWS CIの平均実行時間 Frontend: 10分 / Backend: 5分 緑: 〜3分 黄: 3〜5分 赤: 5分〜 マージ済みプルリクエスト数 / 人 / 日 3.7件/人/日 緑: 4件〜 黄: 2〜4件 赤: 〜2件 ミーティング時間 / 人 / 日 1.6h 緑: 〜2.0h 黄: 2.0〜4h 赤: 4h〜 レビュー依頼からレビュー完了ま での時間 1.7h 緑: 〜1.0h 黄: 1.0〜4.0h 赤: 4.0h〜 リリースPRが作られてからデ プロイするまでの時間 1.1h 緑: 〜1.0h 黄: 1.0〜4.0h 赤: 4.0h〜 勤務時間あたりのトイル対 応時間の割合 5.58% 緑: 〜5% 黄: 5〜10% 赤: 10%〜 変更のリードタイム(Four Keys) 14.2h 緑: 〜24.0h 黄: 24.0〜120.0h 赤: 120h〜 ドキュメントの改善のプルリ クエスト数 29件 緑: 5件〜 黄: 1〜5件 赤: 0件 インシデント数 / 月 5件 緑: 〜4件 黄: 4〜12件 赤: 12件〜 赤文字は開発速度にダイレ クトに影響を及ぼすので、 高い目標を設定! →改善サイクルを回す
  34. © Findy Inc. 52 DevExの測定 (赤 < 黄 < 緑)

    フィードバックループ 認知負荷 フロー状態 WORKFLOWS CIの平均実行時間 Frontend: 10分 / Backend: 5分 緑: 〜3分 黄: 3〜5分 赤: 5分〜 マージ済みプルリクエスト数 / 人 / 日 3.7件/人/日 緑: 4件〜 黄: 2〜4件 赤: 〜2件 ミーティング時間 / 人 / 日 1.6h 緑: 〜2.0h 黄: 2.0〜4h 赤: 4h〜 レビュー依頼からレビュー完了ま での時間 1.7h 緑: 〜1.0h 黄: 1.0〜4.0h 赤: 4.0h〜 リリースPRが作られてからデ プロイするまでの時間 1.1h 緑: 〜1.0h 黄: 1.0〜4.0h 赤: 4.0h〜 勤務時間あたりのトイル対 応時間の割合 5.58% 緑: 〜5% 黄: 5〜10% 赤: 10%〜 変更のリードタイム(Four Keys) 14.2h 緑: 〜24.0h 黄: 24.0〜120.0h 赤: 120h〜 ドキュメントの改善のプルリ クエスト数 29件 緑: 5件〜 黄: 1〜5件 赤: 0件 インシデント数 / 月 5件 緑: 〜4件 黄: 4〜12件 赤: 12件〜 赤文字は無意識に時間を 取られがちなので定量的 にウォッチすることで意 識する
  35. © Findy Inc. 53 DevExの測定 (赤 < 黄 < 緑)

    フィードバックループ 認知負荷 フロー状態 WORKFLOWS CIの平均実行時間 Frontend: 10分 / Backend: 5分 緑: 〜3分 黄: 3〜5分 赤: 5分〜 マージ済みプルリクエスト数 / 人 / 日 3.7件/人/日 緑: 4件〜 黄: 2〜4件 赤: 〜2件 ミーティング時間 / 人 / 日 1.6h 緑: 〜2.0h 黄: 2.0〜4h 赤: 4h〜 レビュー依頼からレビュー完了ま での時間 1.7h 緑: 〜1.0h 黄: 1.0〜4.0h 赤: 4.0h〜 リリースPRが作られてからデ プロイするまでの時間 1.1h 緑: 〜1.0h 黄: 1.0〜4.0h 赤: 4.0h〜 勤務時間あたりのトイル対 応時間の割合 5.58% 緑: 〜5% 黄: 5〜10% 赤: 10%〜 変更のリードタイム(Four Keys) 14.2h 緑: 〜24.0h 黄: 24.0〜120.0h 赤: 120h〜 ドキュメントの改善のプルリ クエスト数 29件 緑: 5件〜 黄: 1〜5件 赤: 0件 インシデント数 / 月 5件 緑: 〜4件 黄: 4〜12件 赤: 12件〜 サーベイでは「ドキュメント理解の容易さ」 に伸びしろがあったが、ドキュメント改善プ ロジェクトの成果が数値に出ている
  36. © Findy Inc. 54 DevExの測定 (赤 < 黄 < 緑)

    フィードバックループ 認知負荷 フロー状態 KPIS サーベイ 赤: 1.0〜3.0 黄: 3.0〜3.5 緑: 3.5〜5.0 Four Keys 開発者サーベイ「ソフトウェアを提供するプロセスが容易だと感じますか」 Four Keys: All Elite / サーベイ: 4.2 緑: All Elite / 黄: High以上 / 赤: その他 従業員サーベイ wevoxの結果より判定 開発計画の予実(月次で計画している開発機能一覧の予実とサーベイから判断) 予実: 7機能リリース(予定: 8機能) /サーベイ: 3.8 緑: 8割以上リリース / 黄: 5〜8割リリース / 赤: 5割未満リリース - KPIは全面的に良好!
  37. © Findy Inc. 55 DevExの測定 (赤 < 黄 < 緑)

    フィードバックループ 認知負荷 フロー状態 PERCEPTIONS 緑: + 3 黄: + 2 赤: + 1 3 2 3 3 2 3 3 2 2 WORKFLOWS 緑: + 3 黄: + 2 赤: + 1 1 2 3 2 2 2 3 3 2 PERCEPTIONSとWORKFLOWSの合計 15 13 15 最大100になるように調整 ↑の合計 / 最大値(18) * 100 83 72 83 KPIS 緑: × 1.0 黄: × 0.9 赤: × 0.8 ×1.0 ×1.0 ×1.0 合計 83 72 83 DevEx 238
  38. © Findy Inc. 56 DevExの測定 (赤 < 黄 < 緑)

    フィードバックループ 認知負荷 フロー状態 PERCEPTIONS 緑: + 3 黄: + 2 赤: + 1 3 2 3 3 2 3 3 2 2 WORKFLOWS 緑: + 3 黄: + 2 赤: + 1 1 2 3 2 2 2 3 3 2 PERCEPTIONSとWORKFLOWSの合計 15 13 15 最大100になるように調整 ↑の合計 / 最大値(18) * 100 83 72 83 KPIS 緑: × 1.0 黄: × 0.9 赤: × 0.8 ×1.0 ×1.0 ×1.0 合計 83 72 83 DevEx 238 PERCEPTIONSとWORKFLOWSに スコアをつけて加算する
  39. © Findy Inc. 57 DevExの測定 (赤 < 黄 < 緑)

    フィードバックループ 認知負荷 フロー状態 PERCEPTIONS 緑: + 3 黄: + 2 赤: + 1 3 2 3 3 2 3 3 2 2 WORKFLOWS 緑: + 3 黄: + 2 赤: + 1 1 2 3 2 2 2 3 3 2 PERCEPTIONSとWORKFLOWSの合計 15 13 15 最大100になるように調整 ↑の合計 / 最大値(18) * 100 83 72 83 KPIS 緑: × 1.0 黄: × 0.9 赤: × 0.8 ×1.0 ×1.0 ×1.0 合計 83 72 83 DevEx 238 指標として使いやすいように 0~100の値に調整
  40. © Findy Inc. 58 DevExの測定 (赤 < 黄 < 緑)

    フィードバックループ 認知負荷 フロー状態 PERCEPTIONS 緑: + 3 黄: + 2 赤: + 1 3 2 3 3 2 3 3 2 2 WORKFLOWS 緑: + 3 黄: + 2 赤: + 1 1 2 3 2 2 2 3 3 2 PERCEPTIONSとWORKFLOWSの合計 15 13 15 最大100になるように調整 ↑の合計 / 最大値(18) * 100 83 72 83 KPIS 緑: × 1.0 黄: × 0.9 赤: × 0.8 ×1.0 ×1.0 ×1.0 合計 83 72 83 DevEx 238 KPI未達は全体を押し下げると判断 達成状況に応じて1.0 / 0.9 / 0.8 倍する
  41. © Findy Inc. 59 DevExの測定 (赤 < 黄 < 緑)

    フィードバックループ 認知負荷 フロー状態 PERCEPTIONS 緑: + 3 黄: + 2 赤: + 1 3 2 3 3 2 3 3 2 2 WORKFLOWS 緑: + 3 黄: + 2 赤: + 1 1 2 3 2 2 2 3 3 2 PERCEPTIONSとWORKFLOWSの合計 15 13 15 最大100になるように調整 ↑の合計 / 最大値(18) * 100 83 72 83 KPIS 緑: × 1.0 黄: × 0.9 赤: × 0.8 ×1.0 ×1.0 ×1.0 合計 83 72 83 DevEx 238 238
  42. © Findy Inc. 61 やってみた感想 - 定性データが入っているので、定量データだけでは埋もれ てしまいがちな燃え尽きや定量的には問題になっていない 潜在的な問題が検知できて良い -

    色分けすることで伸びしろポイントが一目でわかって良い フィードバックループ 認知負荷 フロー状態 PERCEPTIONS WORKFLOWS KPIS 伸びしろポイント 発見!