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プロダクト開発から業務改善コンサルまで。事業全体へ「染み出す」ことで広がるエンジニアの可能性

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June 16, 2026

 プロダクト開発から業務改善コンサルまで。事業全体へ「染み出す」ことで広がるエンジニアの可能性

エンジニアの役割の変化に向き合うConferenceの登壇資料です。

https://engineering-shift-con.findy-tools.io/2026

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June 16, 2026

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Transcript

  1. © Findy Inc. 2 プロダクト開発部 VP of Engineering - 2006-2015:

    SIer - 2015-2019: toC Webアプリケーション開発, EM - 2019-2022: toB SaaS開発, EM - 2022- : Findy Team+開発, コンサル 浜⽥ 直⼈ Naoto Hamada
  2. 会社概要 © 2024 Findy Inc. 挑戦するエンジニアの プラットフォームをつくる。 ビジョン つくる⼈がもっとかがやけば、 世界はきっと豊かになる。

    経営理念 会社名 ファインディ株式会社 / Findy Inc. 代表取締役 ⼭⽥ 裕⼀朗 設⽴ 2014 年 2 ⽉ ※ 本格的な事業開始は2016年7⽉ 全従業員数 478 名 ※2026年1⽉時点 資本⾦ 19億9,692万円 ※ 資本準備⾦含む 住所 東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー 5階 事業許可番号 13-ユ-308478 サービス ‧IT/Webエンジニアの転職サービス「Findy」 ‧ハイスキルなフリーランスエンジニア紹介サービス「Findy Freelance」 ‧経営と開発現場をつなぐAI戦略⽀援SaaS「Findy Team+」 ‧開発ツールのレビューサイト「Findy Tools」 ‧テックカンファレンスのプラットフォーム「Findy Conference」 ‧顧客価値を追求する、AI時代の製品開発マネジメント「Findy Insights」等 投資家 グローバル‧ブレイン、ユナイテッド、SMBCベンチャーキャピタル、KDDI、 JA三井リース、みずほキャピタル、博報堂DYベンチャーズ、Carbide Ventures、等 3
  3. © Findy Inc. プロダクト開発における戦略⽴案〜プロジェクト評価のプロセスを可視化‧分析 プロジェクト投資分析 (新機能やリファクタリングの 開発投資割合 等) 投資設計∕リソース計画 ソフトウェア開発ライフサイクル(SDLC)

    戦略⽴案 プロジェクト評価 要件定義∕設計∕コーディング∕テスト∕デプロイ∕メンテナンス ROI評価∕ナレッジ蓄積 開発投資のROI最⼤化 Four Keys∕プルリク∕イシュー∕CI‧CD分析 (デプロイ頻度‧リードタイム‧プルリク作成数‧変更⾏数 等) 開発者⽣産性の可視化‧向上 開発者サーベイ∕ミーティング分析 (サーベイスコア‧ミーティング時間 等) 開発者体験の可視化‧向上 プロジェクトアウトカム分析 (売上‧NSM‧KPI 等) 開発投資のROI最⼤化 EM∕ソフトウェアエンジニア∕SRE 事業責任者∕PdM CTO∕開発部⻑ AI開発⽀援ツール分析 (ツール利⽤率‧利⽤習熟度 等) AI駆動開発の可視化‧推進
  4. © Findy Inc. 6 AI Accelerate by Findy Team+ GitHub‧GitLab

    環境構築‧整備 運⽤設計‧定着 可視化‧改善 社内教育 勉強会 ‧ ワークショップ Jira‧Backlog Redmine GitHub Copilot Claude Code OKR アウトカム 技術顧問 アドバイザリー ‧ 実務代⾏ 運⽤‧KPI設計 ⽀援 ‧ ツール定着 ⽀援 指標可視化 ボトルネック特定 + カスタマー サクセスによる 伴⾛⽀援 連携対象データ 対象領域‧業務 コーディング プロセス 開発プロセス プロジェクト管理 AI活⽤ 事業貢献 開発⽣産性の向上に取り組みたいが、前提となるツール導⼊や業務プロセス設計、定着状況でお困りごとに対して ファインディでは、「環境が整ってから」ではなく、「環境を整える」ところからご⽀援
  5. © Findy Inc. 9 ⽣成AIがコーディングの景⾊を変えた - Claude Code などのAIコーディングツールが「当たり前」になった -

    国内ITエンジニアの7割超がCoding Agentを活⽤ - 「コードを書く」こと⾃体のコストが劇的に下がっている エンジニア調査レポート 2025年11⽉ 発⾏: ファインディ株式会社 (n=591)
  6. © Findy Inc. 10 ⾃分⾃⾝の体感 - 個⼈開発でAI駆動開発を実践 - GitHubのcontributionが1ヶ⽉で急増した実体験 -

    業務でもPR数増加 - 「AIによる⽀援」のレベルから「開発そのものをAIへ委譲する」 フェーズへ - コーディング能⼒"だけ"での差別化は難しくなっていると実感 2025年 GitHub contributions 業務でのPR作成数の推移
  7. © Findy Inc. 12 AIに代替されにくい価値とは? - 課題発⾒‧課題定義 - 何を作るべきかを⾒極める⼒ -

    要件の⼿前にある「本当の課題」を 捉える - ⽂脈を踏まえた意思決定 - 顧客‧事業‧現場の⽂脈を理解した 上での判断 - 価値を届けきる⼒ - 価値が顧客に届くまでをやりきる推 進⼒ エンジニア調査レポート 2026年4⽉ 発⾏: ファインディ株式会社 (n=157)
  8. © Findy Inc. 13 AIに代替されにくい価値とは? - 課題発⾒‧課題定義 - 何を作るべきかを⾒極める⼒ -

    要件の⼿前にある「本当の課題」を 捉える - ⽂脈を踏まえた意思決定 - 顧客‧事業‧現場の⽂脈を理解した 上での判断 - 価値を届けきる⼒ - 価値が顧客に届くまでをやりきる推 進⼒ エンジニア調査レポート 2026年4⽉ 発⾏: ファインディ株式会社 (n=157) AI時代の進化早く、中⻑期を⾒通すことは困難 ⾃⾝の選択を広げて、どのような未来にも対応できる 状態にしておくことが重要
  9. © Findy Inc. 16 キャリアの変遷 — 環境を変えるたびに選択肢が増えた 所属 期間 主な役割

    得たもの SIer(独⽴系SI) 約8年 開発 → PM∕事業会社へ出向 幅広い現場経験 Web系事業会社 約3年 開発 → リーダー → マネージャー 継続的なプロダクト開発の⼼得 スタートアップ 約3年 開発全般(フルスタック) キャッチアップ⼒‧幅広い技術知識 ファインディ 現在 Findy Team+ 開発 → EM → 部室⻑ 「染み出し」の実践
  10. © Findy Inc. 17 SIer ― 受け⾝だった⾃分 - 終⾝雇⽤を疑わず「仕事はお⾦をもらうためのもの」と考えていた -

    独⽴系SIで多様なプロジェクトを経験 - 「幅広いスキル」と「様々な現場」を知る - 事業会社への出向 - 「⾃分ごと」で働くメンバーの熱量に衝撃を受ける https://note.com/hamchance/n/ndb42440133a3
  11. © Findy Inc. 18 Web系事業会社 ―「継続的に作り続ける」⼼得を学ぶ - 事業会社へ挑戦。メンバー→リーダー → マネージャー

    - 事業会社のエンジニアとして「継続的にプロダクトを開発する」⼼得を 学ぶ - リリースがゴールではない (リリース後の効果測定) - 柔軟な仕様調整 - 不具合の優先度判断 - 定常的な問い合わせやアラート対応 - ⾔語やライブラリ、新しい技術への興味が増した
  12. © Findy Inc. 19 スタートアップ ― 守備範囲を広げ、フルスタックへ - 少⼈数‧裁量⼤ -

    インフラ‧開発基盤まで幅広くキャッチアップ - フルスタックエンジニアへ - 外部イベントへの参加や、Qiitaなどでの外部発信もこの頃から開始 - ⾃分の知っていることしか知らないという感覚 - 学び続けるサイクル - セルフブランディング - 環境を変えるたびに「取れる選択肢が増えていく」体感を得る
  13. © Findy Inc. 21 ファインディ ― 組織が今必要としていることをやる - 同じ環境での役割の変化を経験 -

    「Findy Team+」のプロダクト開発メンバーとして参画 - EMとして開発組織の⽣産性向上‧採⽤‧組織設計へシフト - プロダクト成⻑のために⾃ら⼀次情報に触れる - プロダクト導⼊前の企業への⽀援(コンサル)
  14. © Findy Inc. 役割の変化①:プロダクト開発 → 組織マネジメント - プロダクト成⻑のためには開発組織の拡⼤が不可⽋ - ⾃⾝がコードを書くより、開発組織を成⻑させてチーム全体での開発の総量を

    向上させることを最優先 - 開発組織の⽣産性向上‧採⽤‧組織設計に責任を持つように 22 「コードを書く」から「チームで成果を出す」へ
  15. © Findy Inc. 23 組織拡⼤ - 開発組織の状況やメンバー数に合わせて変化させていった - シニアエンジニアのみの⼩さいチーム -

    10名を超えたワンチーム - 少⼈数になるようにチーム分割 https://speakerdeck.com/ham0215/menbagaonasitupuwofa-hui-siyasuitimudukuri チームのPR作成数
  16. © Findy Inc. 24 開発の総量は上がったが、価値が届けきれていない感覚 - 作った機能が、想定したほど使われない - 作ることに集中してしまい、リリース後の効果測定が疎かに -

    「良いものを作れば伝わる」は成り⽴たない現実 - "デリバリー速度"は⾼い⽔準を維持できている - "何を作るか"が次のボトルネックに
  17. © Findy Inc. 26 商談同席で得られたもの プロダクト単体で届けられる価値には限界がある - Findy Team+は、コード管理‧プロジェクト管理ツールの活⽤と⼀定の 開発プロセスが前提

    - しかし現実には、ツール未活⽤‧プロセス未整備の開発組織も存在する - 顧客との対話を重ねる中で「ツールを⼊れて終わり」では理想に辿り着 けないと痛感 - プロダクトの⼿前にある「開発⽂化の⼟台作り」こそがボトルネック
  18. © Findy Inc. 役割の変化③:顧客の業務改善コンサル領域へ - ビジネスモデルを「コンサル × AI駆動開発プラットフォーム」へ転換 - ⾃⾝はコード管理ツールの「運⽤設計⽀援」を担当

    - プロダクト導⼊の⼿前、開発プロセスの整備から顧客に伴⾛ - エンジニアとしての実務経験が、そのままコンサルの武器になる 27 プロダクト導⼊の⼿前 開発プロセスの整備から顧客に伴⾛
  19. © Findy Inc. このループを回し続けることが「染み出し」戦略 「染み出し」のサイクル 30 ① 周辺に染み出す ⾃分の職能の隣の領域から ②

    成果と解像度 染み出した場所で成果を出 し、解像度を上げる ③ 周りを⾒渡す 染み出せる領域(選択肢)が 増えていることに気づく ④ また染み出す 増えた選択肢から次の⼀歩へ https://www.mikasashobo.co.jp/c/books/?id=100580700
  20. © Findy Inc. 31 成⻑は「連続」ではなく「⾮連続」に起こる - 技術を深める‧広げる - 同⼀職能内でのスキルアップ -

    連続的(線形) - スキルの掛け合わせ - 技術×事業、技術×コンサル、技術×マネジメント - ⾮連続(指数的)
  21. © Findy Inc. 掛け合わせが希少性を⽣む - 1つの領域で1位を取るのは難しいが、上位10%なら努⼒で届く - それを3つ掛け合わせれば、独⾃ポジションは誰でも作れる(希少性は才能でな く再現可能) -

    掛け合わせの数だけ、価値貢献の幅が⾮連続に広がる - ※藤原和博⽒「100万⼈に1⼈になる⽅法」のキャリア論を参考に 32 上位10% × 上位10% × 上位10% = 1,000⼈に1⼈の存在
  22. © Findy Inc. 前例なんて関係ない - 「エンジニアが商談に出る前例がない」「それはエンジニアの仕事じゃない」 - 前例がないなら、⾃分が前例になればいい - 「⾃分の仕事じゃない」を⼝にしない

    - 完璧に準備してから越境するのではなく、越境してから学ぶ - 失敗しても職能(技術)という軸⾜があるから戻れる - 染み出しはローリスク 33 待っていても選択肢は増えない ⾃ら選択肢を増やし続ける
  23. © Findy Inc. 34 明⽇からできる「最初の⼀歩」 - 隣のチーム‧隣の職種の定例に1回参加してみる - 営業‧CSに「商談∕顧客MTGに同席させてください」と⾃分から⾔っ てみる

    - 顧客からの問い合わせ‧障害報告を⼀次情報のまま読んでみる - 事業KPIを個⼈⽬標におき、達成するためにどのような貢献ができるか 考え抜きく - まずは⼩さく、⾃分から染み出す