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AWS re:Inventから考える、2026年のAIエージェント開発

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December 12, 2025
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AWS re:Inventから考える、2026年のAIエージェント開発

2025/12/13 🥟 TechGYOZA 🥟 (Technology Gathering for Your Open-minded Zealous Aspirations in Tochigi)での登壇資料です

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December 12, 2025
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Transcript

  1. Who am I ? 福地 開 (ふくち はるき) @har1101mony 所属:JAWS-UG東京/NECソリューションイノベータ

    年次:3年目 業務:LLM Engineer 選出:AWS Community Builders (AI Engineering) 2025 Japan AWS Jr.Champions 2025 Japan All AWS Certifications Engineers
  2. 1.Bedrock系 ◆Nova 2シリーズの登場 • 従来のテキストモデルに加えて、Speech to Speech / Any to

    Anyなモデルも ◆自社データでモデルを構築できるNova Forge • 上記で新登場したNova 2 LiteをベースにSageMakerでカスタマイズ • 独自トレーニングのハードルを下げるような仕組みもある
  3. 1.Bedrock系 ◆Nova 2シリーズの登場 • 従来のテキストモデルに加えて、Speech to Speech / Any to

    Anyなモデルも ◆自社データでモデルを構築できるNova Forge • 上記で新登場したNova 2 LiteをベースにSageMakerでカスタマイズ • 独自トレーニングのハードルを下げるような仕組みもある ◆Bedrockナレッジベースがマルチモーダルに対応 • データソースに動画や音声が使えるようになった
  4. 1.Bedrock系 ◆Nova 2シリーズの登場 • 従来のテキストモデルに加えて、Speech to Speech / Any to

    Anyなモデルも ◆自社データでモデルを構築できるNova Forge • 上記で新登場したNova 2 LiteをベースにSageMakerでカスタマイズ • 独自トレーニングのハードルを下げるような仕組みもある ◆Bedrockナレッジベースがマルチモーダルに対応 • データソースに動画や音声が使えるようになった ◆Bedrockの強化ファインチューニング機能 • Nova 2 LiteとPython関数で手軽に強化学習
  5. 3.Strands Agents系 ◆Strands Agents SDKとは • AIエージェントを簡単に構築可能なフレームワーク • AWS公式が出したOSS、Kiroの裏側もこれが動いている ◆TypeScript版がプレビュー公開

    ◆プロンプトでワークフローを実現するStrands Agents SOP が登場 • SOP: 作業手順書 ◆エージェントの挙動を制御するステアリング機能が登場 ◆Strands Evaluationsが登場
  6. 3.Strands Agents系 ◆Strands Agents SDKとは • AIエージェントを簡単に構築可能なフレームワーク • AWS公式が出したOSS、Kiroの裏側もこれが動いている ◆TypeScript版がプレビュー公開

    ◆プロンプトでワークフローを実現するStrands Agents SOP が登場 • SOP: 作業手順書 ◆エージェントの挙動を制御するステアリング機能が登場 ◆Strands Evaluationsが登場 ◆Strands Agentsが双方向ストリーミングに対応
  7. 自社のデータ×AIでビジネスを加速せよ ◆独自モデル開発の民主化 • Amazonが用意したデータと自社データをブレンドさせて、 お手軽ファインチューニング • 専門的な知識がなくとも、プロンプトベースで強化学習可能に ◆AIエージェントを自社データと接続する • ツールを安全に与える仕組みは以前からあった(Gateway,

    Identity) • 世界的には、もはや今はそこまでできていて当然 • これからはより適切にAIエージェントの挙動をコントロールしていくフェーズ (Policy, ステアリング, SOP…) • そしてエージェントの挙動をより細かく観測して、精度向上に繋げるフェーズ (Evaluations)
  8. 脱Chat UI ◆Chat UIのアプリケーションはもうお腹いっぱい • どこまで頑張っても、多分ChatGPTに勝てない • ChatGPTにはできない、自分たちの業務に特化したオリジナルAIエージェント を構築していくべき ◆Ambient

    Agent • イベント駆動・スケジュール駆動などで自動的に動き出すAIエージェント • 例:メールが届いたら主体的に予定確認・タスク追加・返信文作成・人間の許 可を得て返信などを行ってくれるエージェント
  9. 脱Chat UI ◆Chat UIのアプリケーションはもうお腹いっぱい • どこまで頑張っても、多分ChatGPTに勝てない • ChatGPTにはできない、自分たちの業務に特化したオリジナルAIエージェント を構築していくべき ◆Ambient

    Agent • イベント駆動・スケジュール駆動などで自動的に動き出すAIエージェント • 例:メールが届いたら主体的に予定確認・タスク追加・返信文作成・人間の許 可を得て返信などを行ってくれるエージェント ◆常駐型エージェント • 常にこちらのことをAIエージェントが観測していて、必要に応じて助け舟
  10. 音声エージェントの機運 ◆先程のアップデートにおいて、以下の3つに注目 ◆Nova 2 Sonic : Speech to Speechなモデルの進化版登場 ◆AgentCore

    Runtime : 双方向ストリーミング対応 ◆Strands Agents : 双方向ストリーミング対応 ◆これはもう「音声エージェントを作って運用しろ」という AWSからのメッセージでは? ◆ということで、Now, go build