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Zephyr Safetyを追いかけてみた: WG参加とRequirement貢献に挑戦

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Zephyr Safetyを追いかけてみた: WG参加とRequirement貢献に挑戦

Zephyr Project Meetup: Sapporo, Japan 2026で発表した時の資料

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Harunobu Kurokawa

June 27, 2026

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Transcript

  1. • Zephyr ProjectにおけるSafety取り組みを知ってもらう ◦ 調べたこと、参加して感じたことの共有 ◦ 何をターゲットにしてる?どんなことやってる? • 私がPR投げるまでのストーリー ◦

    AIの力を借りてやってみた ◦ 日本からの参加者が増えてほしい ◦ 難しいと感じるか、出来そうと思ってもらえるか • ご注意・対象外 ◦ セーフティの経験がないので間違いがあるかもしれません ◦ Functional Safetyそのものについては取り扱わない ◦ AIの活用についてはSafety WGで同意済み 今日のおはなしと目的
  2. OSS コミュニティでSafetyの認 証を目指している • 初期はカーネルとインターフェースの範囲 を限定して開始 • 当初の目標はIEC 61508 SIL

    3 / SC 3の (IEC 61508-3, 7.4.2.12, ルート3s) • メンバーからの関心が十分に高まった場 合には、認証機関との契約にISO26262認 証のオプションが盛り込まれている(見込 み) なぜIEC 61508? IEC 61508規格が選ばれたのは、様々な産業分 野に適用可能な、基礎的な機能安全規格である ため https://www.tuvsud.com/ko-kr/-/media/global/pdf-files/infographics/tuvs ud-functional-safety-in-a-nutshell-infographic.pdf
  3. Zephyr's Project Governance. Working Group(12) • Architecture Working Group •

    Process Working Group • Networking Working Group • Safety Working Group • …. Governance Board Committee (4) • Technical Steering Committee (TSC) • Marketing Committee • Security Committee • Safety Committee Ambassadors Zephyr Community Zephyr Project https://github.com/zephyrproject-rtos/zephyr/wiki/Zephyr-Committee-and-Working-Groups
  4. Safety Committee/WG Kate Stewart's presentation from Dec. 2025 Japan OSS:

    https://hosted-files.sched.co/ossjapan2025/ca/20251209%20OSSJ%20Zephyr_%20Learnings%20from%20Working%20on% 20Safety%20Certification%20in%20the%20Open.pptx.pdf 隔週火曜 23:00-0:00 (夏時間) 隔週火曜 23:00-0:00 (夏時間)
  5. Document, Github • 公式ドキュメント ◦ https://docs.zephyrproject.org/latest/safety/index.html ◦ →Overview, Requirements Management

    (ツールのやり方) • Wiki : Safety FAQ ◦ https://github.com/zephyrproject-rtos/zephyr/wiki/Safety-FAQ ◦ →参加者のための情報発信 (2025/7月に作成) • Repository ◦ https://github.com/zephyrproject-rtos/reqmgmt ◦ → 要件ドキュメントのソース • Issue, Project ◦ https://github.com/orgs/zephyrproject-rtos/projects/23/views/4 ◦ https://github.com/zephyrproject-rtos/reqmgmt/issues
  6. 課題1:Zephyrの知識+セーフティの知識が必要? 実際にWGに参加してみると、Safetyドキュメントのレビューアーが足りていないことが、大きな課題で あるとわかった。 通常の開発では、次のような流れになる。(実装者自身がある程度の動作確認が可能) • サンプルコードを書く • 実際に動かす • テストする

    • パッチを投稿する 一方で、Safetyドキュメントの場合は流れが異なる。 • 要件を理解する • 関連するコードや仕様を確認する • Safety要件として文書化する • パッチを投稿する   要件と実装の両方を見て妥当性を判断できる レビューアーの存在も重要
  7. AI 活用できないか検討してみた Safetyエンジニア Zephyr Safety WG Zephyrエンジニア ただプロンプトを書かせるのではなく、 OSSならではの利点 を活用

    • 過去の PR を分析(傾向と対策) ◦ 48件のマージされたPRからメタデータ・差分・レ ビューコメントすべて取得 ◦ Safetyエンジニアに見立てて事前レビュー • 残Issue を分析(課題選択) ◦ 52件をチェック。#119 を選択 ◦ 2つのAIエージェントを利用 :Codex,ClaudeCode ◦ 双方でドラフトを作成、相互レビュー
  8. Claude Code + Codexで提案を作成 Claude Code の担当「共有成果物の維持・ Human 決定 の全ファイルへの反映」

    Codex の担当「GitHub API によるリモートリポジトリの確 認・検証」 両者で「独立した要件草案の作成と相互レビュー」 まったく同じ2案を提示したが、異なる案を提示
  9. Issue #119 Version Requirements Claude Code Codex Claude CodeはOptionA(kernel verの

    み)を推薦、 一方CodexはOpetionB ( major, minor, patch を定義)を推薦。 定義はほぼ同じ。
  10. 最後は人によるジャッジ Human(私)がOptionB を採択。 • あえてコードは読まずに、提案理由を報告させた • 提案書を読んで判断 ◦ 「Human は個人的には

    A で十分との意見だが、方針として B に同意した。 両 エージェントの推奨本線案が採用された。」と記録あり その後、両者でsdoc 作成 • ほぼ同じ内容のファイルを作成 • 相互レビュー(差分は未定義のUIDだけ) • 最終sdoc ファイル(shared_sdoc/version.sdoc)を作成 • 完了
  11. まとめ Zephyr Safetyを追いかけてみた: WG参加とRequirement貢献に挑戦 ・Safety活動を整理してご紹介 ・過去のPR, 残issue と、2つのAIエージェン トを活用して初心者の私がPR発行まで実 施

     => 6/30 WGで報告予定 <所感> ・日本からのWG参加は簡単ではない ・RTOSコードとは異なる形でコントリビュー ションできそう  ・実機なくても可能  ・エンジニアでなくても貢献できる! ・OSS+Safetyはまだまだ課題あり ・今回の事例をベースにAI事例を整備、共 有したい。AI活用でどこまで加速できるか がポイント
  12. • Kate Stewart's presentation from Dec. 2025 Japan OSS: https://hosted-files.sched.co/ossjapan2025/ca/20251209%20OSSJ%20Zephyr_%20Learnings%20from%20Working%20o

    n%20Safety%20Certification%20in%20the%20Open.pptx.pdf • Tobias: OSSEU2025: https://hosted-files.sched.co/osseu2025/4a/ZDS%2008_25%20-%20Bridging%20Safety%20and%20Architecture.pdf?_gl= 1*1ojcaxo*_gcl_au*MTMxMzE3MTU5MC4xNzc5MzY4MDc5*FPAU*MTMxMzE3MTU5MC4xNzc5MzY4MDc5 • Tobias: EW2026: • https://cdn.discordapp.com/attachments/899776908542246983/1481626901788491960/2026_03_EWC_Nuremberg_-_Ze phyrs_Roadmap_to_a_Pre-Certified_Kernel_for_Safety-Critical_Systems.pdf?ex=6a3e6d94&is=6a3d1c14&hm=de3f81ee b4c86092d6dd7b640ef293dddb33260a8611c1d232cbfcc5bd604aa7&
  13. 来歴/History Ver. Date Titel Event Location 1.0 2026/6/26 Zephyr Safetyを追いかけてみた:

    WG参加とRequirement貢献に挑戦 Zephyr Project Meetup: Sapporo, Japan 2026 札幌, Japan