[Conference] DevRel/Japan Conference 2023
[Title] 1つの事業部だけで行う DevRel とは
[Description] https://devrel.tokyo/japan-2023/speakers/hcrane14/
1つの事業部だけで⾏う DevRel とはMarch 11th, 2023DevRel/Japan CONFERENCE 2023Hiromu TsurutaRakuma Dept Section, Rakuten Group, Inc.
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3本⽇のお話1. ラクマの DevRel とは︖2. DevRel 活動で⾏っていること3. ラクマだけで⾏う DevRel のメリット・デメリット4. KPI と評価5. アフターコロナに向けて
4みなさんが考えるDevRel とは何でしょうか︖
5Quote:https://thinkit.co.jp/article/19462「⾃社や⾃社製品と外部の開発者との良好な関係性」を形成するためのマーケティング活動
6においての DevRel とは︖
7Quote: https://twitter.com/hmikitani/status/1012275625422278656
8
9Quote: https://www.rakuten-card.co.jp/corporate/career/ourbusiness/
10※ 2023年3⽉時点
11Quote: https://webservice.rakuten.co.jp/Output
12OutputQuote: https://webservice.rakuten.co.jp/
131つの事業部だけでDevRel を⾏っている特殊な組織
14フリル のリリース2012/072014/11ラクマ のリリース2016/09楽天が フリル を買収2018/02フリル と ラクマ の統合2022/04リブランディングQuote:https://appllio.com/app-flea-market-frilhttps://www.appbank.net/2013/08/30/iphone-application/543586.phpラクマの歴史
15※ 2016年当時統合される前
16統合された後 ※ 2016年当時
17楽天に統合された後もDevRel の組織がそのまま残った
18における DevRel 活動
19Quote: https://webservice.rakuten.co.jp/documentation
20ラクマから技術者向けに提供できる⾃社製品 (ex API, SDK) はない
21DevRel 活動で⾏っていること
22エンジニアの関係を社内と社外で構築する
23メディアの運⽤技術記事の執筆イベントの開催技術書の執筆イベントの協賛社外ノベルティの作成社内勉強会の開催イベントの登壇
24技術ブランディングの⽐重が⼤きい
25みなさんは楽天に対してどんなイメージを持っていますか︖
26⼤企業英語ポイント経済圏銀⾏証券銀⾏ モバイルExample
27楽天で技術者として働く場合どんなイメージを持っていますか︖
28技術が古そう⼤規模開発で働きづらそうサービス間の連携が⼤変そうExample
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30実際には異なる⾯も多いのでそのイメージを払拭したい
31メディアの運⽤
32Quote: https://www.wantedly.com/companies/rakutenrakuma
33Quote: https://qiita.com/organizations/fablic
34Quote: https://commerce-engineer.rakuten.careers/
35イベントの協賛・登壇
36Quote: https://iosdc.jp/2021/, https://droidkaigi.jp/2021/, https://rubykaigi.org/2021-takeout/
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38社外への影響
39質の良い応募者が増加
40登壇を聞いてモダンな開発だと知った記事を読んで興味を持った技術書を読んで現場の雰囲気を知れた応募者の声Example
41社内への影響
42いろんな部署からDevRel のロールモデルに
43メディア運営を参考にしたい技術書を書きたいから教えてDevRel 活動をしたい他部署からの声Example
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45継続的に⾏い短期で成果を求めてはいけない
46だけで⾏う DevRel のメリット
47アウトプットに複数の確認が必要いろんな部署への根回しが⼤変競合などツールの制限⼤企業の苦悩Example
48雑務に時間を取られてしまいがち
49アウトプットに複数の確認が必要いろんな部署への根回しが⼤変競合などツールの制限1つの事業部内での DevRel事業部内で完結確認部署の減少柔軟に使える※必ずしもそうではない場合があるExample
50領域が狭いためスピード感をもって進められる
51組織は⼩さいが楽天の名前を背負っているのでDevRel しやすい
52他社と合同での勉強会を開催
53Quote: https://fablic.connpass.com/
54技術書の執筆 / 本屋への設置
55
56ローカルのラジオ局に出演
57Quote: https://www.youtube.com/watch?v=XWIPCGmXEZk&t=2492s&ab_channel=渋⾕クロスFM
58⼤企業という恩恵は少なからず受けている※ 個⼈的な繋がりやご縁もあっての活動成果でもある
59だけで⾏う DevRel のデメリット
60扱える予算が少ない
61Quote: https://www.rakuten-card.co.jp/corporate/career/ourbusiness/
62DevRel 専任で⼈を取れない
63DevRel membersLeaderManagerMembersEngineeringManagerApplicationsEngineerUI/UXDesignerApplicationsEngineerProjectManager
64KPI の設定が難しい
65全員が兼任のため定常的な業務量を確保しずらい
66の DevRel が考える KPI について
67ざっくり⼩さい⽬標がある
68半期に数回スポンサーをする⽉に数本記事を上げる半期に⼀度新しい施策を⾏う⼩さい⽬標Example
69KPI の設定KPI(Example)Organization
70評価制度に基づいてタスクベースで出来そうなことを積んでいく
71Quote: https://corp.rakuten.co.jp/about/philosophy/principle/
72タスクの評価AAA をしてBBB となった⾏ったタスク成功のコンセプト
73タスクの評価(ダメな例)エンジニアに記事を執筆してもらうよう働きかけた⾏ったタスク成功のコンセプト
74タスクの評価(良い例)エンジニアに記事を執筆してもらうために、ドキュメントを整備した⾏ったタスク成功のコンセプト
75組織としても効果があったもの継続的に⾏いやすいもの⼩さな⽬標として持続させる
76の DevRel が考えるアフターコロナ
77オフラインイベントの推進
78コロナ前に⾏っていたイベント
79Quote: https://fablic.connpass.com/コロナ渦に⾏ったイベント
80オンラインのイベントは熱量を伝えづらい
81最近⾏ったイベント
82新しい層をどうやって引き込むか
83コロナ禍に新卒で⼊社し勉強会を経験してない層⾒つかった課題コロナ前から勉強会に参加してこなかった層Example
84ノベルティの作成
85
86オフラインシフトに伴いオンボーディングもセットで⾏っていく
87最後に
88改めてみなさんが考えるDevRel とは何でしょうか︖
89Thank you for listening